「変わった会社」と言われるガイアックスですが、世の中には自由でユニークな会社が増えています。そういった他の会社さんとガイアックスには何か違いがあるのでしょうか?広島大学大学院でパラレルキャリアの研究をされている謝金菊(シャキンギク)さんにガイアックスでパラレルキャリアを実践するメンバーにインタビュー頂きました。ガイアックスのメンバーと接する中で謝金菊さんの心に残ったこととは?

簡単に自己紹介をお願いします。

こんにちは。私は中国から日本に留学し、広島大学大学院でパラレルキャリアについて研究をしています。その研究で副業、パラレルキャリアを実践される方々にインタビューをしていまして、ガイアックスの社員さんにもご協力いただきました。

ガイアックスを知った経緯は?

たまたまfacebookの友達の投稿で、ガイアックスさんで開催される「ホモ・デウス」に関する読書会のお知らせを見て、以前からある友達に「ホモ・デウス」を薦められたこともあって、興味を持って参加しました。読書会の後に意見交流の場に移動し、そこでガイアックスさんの人事関係の社員さんとお話しができて、そこで初めてガイアックスという会社を知りました。

ガイアックスの社員と話をしてみて印象はいかがでしたか?

感想として、ガイアックスさんは社員に自己実現できる環境・自由度を与えているのを凄く感じました。きっと今の時代において、ガイアックスさんのビジョンに共通・共感できる方が多いと思いました。特に、自分の意思・行動で何かをやりたい・何かを実現させたい方にとっては、ガイアックスさんが合うのではないかと思います。
あとは、ガイアックスに行くたびに思うのですが、出入りの自由、誰でも利用できる空間、交流の場の充実に魅了されております。

実際、他にも副業解禁されパラレルキャリアを実践されている方にお会いされている中でガイアックスが違うところ、ガイアックス社員に特徴的なところがあれば教えてください。

確かに副業を解禁している企業がだんだん出現しつつあるように報道はされていますが、実際の企業訪問で感じたのは、同じく副業は解禁されていると言っても、それぞれの企業において、その企業の中の副業実践者は自分が副業をやっていることを周りの同僚や上司に知られることについての警戒心やリスク意識には差があるかなと思いました。

ガイアックスさんに訪問して、ガイアックスさんの社員さんが自分の副業をしていることを隠そうとする意識がほぼゼロのように感じました。例えば、A社員さんに副業研究の話をしたら、K社員さんから「うちではやっている人いるよ。〇〇部の〇〇さん、あと〇〇部の〇〇さんもやっているので、紹介してあげる」というような暖かいメッセージをたくさん頂きました。社員同士の間において、副業実践者に対して全然色メガネをかけずに、むしろ極普通の働き方のように扱われているように感じました。

社員らに自律的に成長させるには、その社員らが自由にやっても大丈夫、つまり、安心な組織風土が整えられるかどうかがとても大事だと改めて思いまいた。

Tiny peace kitchen
Talking in front of tiny peace kitchen

ガイアックスの社員に会ってみていかがでしたか?心に残っていることなどありますか?

皆さんの人柄と仕事に対する情熱です!

三人の方へのインタビューを通じて、仕事に対する高いエンゲージメントとはどんなものなのかを認識するチャンスを頂きました。あとは、組織に対するコミットメントはもちろん皆さんは高いほうと感じましたし、そもそも性格的に明るい方ばかりだと思います。

例えば、社長室兼コミュニティーディレクターの千葉憲子さんとの初対面で、私の副業実践者を探しに上京した事情を知り、すぐ副業実践者が見つかる可能性の高いイベントを紹介してくださり(実際は後日そのイベントの懇親会まで連れて頂きました)、しかも、宿泊まで心配してくださり、「うちへ泊って来ない?」とのお誘いまで頂きました。初対面の社外の人間で、しかも社会経験のない学生の私に、ここまでは助けてくれる方がいるとは、上京するまでは思いもしませんでした。

また、総務部の梅津祐里さんからもとても丁寧にインタビューに協力してくださり、しかもインタビューが終わってすぐ三人目のパラレルキャリアを実践している同じ部門の小島万智子さんを紹介していただきました。お三方の人柄というか、暖かみ、人間性に大変魅了されました。

パラレルキャリアにおいて感じたことについて特に印象深かった話を紹介したいと思います。

Noriko Chiba
社長室兼コミュニティーディレクター 千葉憲子
Yuri Umetsu
総務部 梅津祐里
Machiko Kojima
総務部 小島万智子

【やりたいことを仕事としてやっている】(千葉憲子さん)

「人と人を繋げて、そこで何かが生まれることを見るのが凄い好き…、(パラレルキャリアのほうについて)お金が出なくても、自分がきっかけで人を集めてそこで何か新しいものができていくっていうのは好きだから、もうボランティアでも全然やるわけで、それを仕事としてできるっていうことはすごい幸せ」

【イノベーション・相乗効果の創出】(千葉憲子さん)

「一個のことしかやってないと、まあそこから出ないと、結局そこのことしか知らない…、パラレルで他のことも一緒にやることで、同時にそこの世界のことも知れるから、いろんな選択肢もあるし、視野っていうか見れる世界が広がる。新しいことをどう生み出していくかって凄い大事だと思っていて、それこそ、ロボットとかAIとか出てきたら、データ集めるのがあっちのほうが速いし、データ解析するのもあっちのほうが速いけど、今無いものを作り出すってできない。だから新しいものを作り出していくにも、(視野を広げることが)必要だな…、違う視点で見れて、相乗効果が生まれたり、どちらもより改善できる」

【相互の課題解決に役立つ】(梅津祐里さん)

「(パラレルの)それぞれの経験がそれぞれのポジションに生かされてると思います。ここだけだと煮詰まる、すごい悩んじゃってることが他の仕事の影響によって解決したりとか、それぞれの効果がある気がします。それぞれがいろんな課題を解決できるヒントがあるなと思います」

【ネットワークの広がり】(小島万智子さん)

「人とたくさん会うことによって、自分にはない価値観っていうのを見つけることができるんですよね。凄い大切にしている言葉が「人は人でしか磨かれない、ダイヤモンドはダイヤモンドでしか磨かれない」という言葉を大切にしてて、自分自身を高めていくのであれば、知らない人とかときちんと向き合ってその方々と研磨して研磨されていくという環境が必要」

ガイアックスのカーブアウト制度など含めて、どのように感じましたか?

ガイアックスさんに出会えてからすぐ思ったのは、こんな変わってる会社って日本にはあるんだなという新鮮さでした(笑)。

まずガイアックスの入り口にセキュリティドアがなく、誰でも入れるし、入ったら簡単にインターネットの接続もコーヒーも飲めます(笑)。たぶん学生の私でも、行くところがない場合一日ガイアックスさんで過ごしたとしても、誰にも「この人、誰だろ?」みたいに思われないでしょう。そもそも、出入りが凄く自由なので、たぶん、社員さんたちの全然知らない人達はたくさんいるはずだと思います。自由な風土の中に、社外の人たちとの接点も多く設けられ、こんな会社では、イノベーションは絶対生まれやすいだろうなと勝手に判断をしたことがあります。

社員さんからカーブアウト制度などを聞いて、またびっくりしました。社員を囲い込むというのは私の世の中の企業に対する一般的な認識なので、ガイアックスさんの場合は、「社員に十分な自由を与え、社員の独立を応援している」というイメージはとても強かったです。独立志向を持っている社員にとっては最高なんじゃないかなと思いました。逆に、なにもかも会社に依頼しようと思っている方にはもしかして合わないのかもしれないとも思ったりはします。

まだこの研究は始まったばかりだと思いますが、ここまでの調査で感じられていることなどありますか?または読者の皆さんへのメッセージなど。

副業をやることで自分がより生き生き生きていけるようになると思えばやれば良いのではないかなと感じました。ただ、個人が凄く挑戦してみたいという思いがあるとしても、社会的にそういう行動を応援する風土がなければ、個人にとってはやりづらいと思います。ガイアックスさんのような副業をしている社員に対して何も違和感を示さない企業はまだ少ないのは現実かなと思います。

これからは、副業をすることで、いろんな場で活躍していることでより生き生きしている社員の姿と、本業との間で生じる相乗効果や、社外でも活動していることで新たなイノベーションの創出などのメリットがより広がっていけば良いなと思いました。

もちろん、すべての方が副業をやるほうが良いとは思いません。やりたい方、目標実現のためにやる必要があると強く思う方がやれる環境は少なくともあったほうが良いのではないかなと思います。今回の研究調査を通じて、ガイアックスさんにはそういう環境が整備されていると感じました。

謝金菊さんありがとうございました。

(聞き手:管理部 木村智浩)


木村 智浩

2004年4月にガイアックスに新卒入社。営業、新卒採用、経営企画などを経て、企業向SNS事業の立ち上げから国内シェアNo.1獲得に従事。その後、コンタクトセンター運用改善、ネット選挙事業を経て、現在は人事労務・広報・ブランドを担当。モンテッソーリ、ススキメソード、サマーヒルスクールが好きな四児の父。