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「人の才能を最大化したい」の想いで手がけるタレントビジネスとその根底に流れる”ガイアックスイズム”

  • 最終更新: 2023年9月6日

今回インタビューする卒業生は、ANYCOLOR株式会社の初期メンバーでトップ VTuberグループ「にじさんじ」の立ち上げから企画・運営に携わってきた岩永太貴さん。

聞けば、ANYCOLOR株式会社の時価総額たるや、一時は東京キー局の時価総額を上回る程だったとか!

そんなVTuber界で一時代を築きあげた辣腕で、現在は自身が代表を務める株式会社yokazeにて新しいVtuberビジネスに挑戦している岩永さん。

「VTuber」という単語はなんとなく耳になじみつつあるものの、実はまだあまりピンと来ていなくて…という人も少なからずいるのでは…?

今回のインタビューでは、岩永さんがガイアックスに入社した経緯から、ご自身の使命と人生においてVTuberビジネスに取り組む意味、そしてこれからのことをお話頂きました。

岩永太貴

岩永太貴

株式会社yokaze代表取締役社長
VTuberグループ BlastProject運営
Web3×VTuberプロジェクト Vhigh! Co-Founder

2016年2月インターンとしてガイアックス入社。TABICA事業部にて企画営業、マーケティングリーダーを経験後、開発部門のプロダクトオーナーとして、TABICA(現aini)のサイトのリニューアルプロジェクトに従事。2017年ガイアックスに新卒入社するも、同年12月にはガイアックスを卒業し、いちから株式会社(現ANYCOLOR株式会社)に入社。最高執行責任者COOとしてバーチャルYouTuberの海外展開や、VR系の新規・戦略事業を牽引。2021年4月株式会社yokazeを設立し代表取締役社長に。Vtuber事務所「Blast Project」を立ち上げ、企画・運営に携わる傍ら、株式会社ハイボールとの共同Web3×VTuberプロジェクト「Vhigh!」のプロデュースも手掛ける。

ーーこんにちは!いつぶりでしょう?私のこと覚えてます?

覚えてますよ(笑)。NagatachoGRiD(*ガイアックス本社があるビル)で開催していたボードゲーム会に遊びにいった記憶があります。

ーーあぁ!そうだそうだ!今日はよろしくお願いします。私自身「Vtuber」というジャンルへの理解があまり深くなく、色々調べてはみたのですが分からないことも多く…どうぞお手柔らかに(笑)

はい(笑)。よろしくお願いします!

ガイアックス入社のきっかけはゲーム配信!? ”今しかできない” 自分の ”好き” をビジネスに。

岩永太貴さんインタビュー

ーー岩永さんが退職時に送っていた挨拶メールを発見したんですよ。「見た目怖いのに話しかけてくれてありがとう」って書いてありました(笑)

そんなこと書いてました?(笑)

ーー書いてました(笑)。ガイアックスで茶髪&アロハシャツ&ヒゲという雰囲気は結構珍しかったと思います。最初は立正大学の学生でインターンとしてガイアックスに入社したんですよね?

そうですね。当時はガイアックスが五反田にあって、自分が通う立正大学は目の前でした。

ーー当時インターンの採用を担当していた木村さん(現・ブランド&カルチャー推進室・チーフカルチャーオフィサー 木村智浩)に聞いたら「近所の大学生がふらっと遊びに来たのかと思った」って言ってましたよ。

(笑)

ーー岩永さんがガイアックスに興味を持ったきっかけって、その”近くの会社をちょっと見てみよう”みたいなことなんですか?

いやいや。僕、ずっとパズドラをやっていたんです。で、村井さん(AppBank株式会社・代表取締役 村井 智建)のゲーム配信をずっと見てたんですよ。

その中で「元々ガイアックスという会社にいて…」という話が出てきたことがあって。あんな感じの起業家が出てくる会社ってどんなんだろう?と思って興味を持ったのがきっかけです。

うまく言えないですけど、あんな感じの人(※どんな感じの人かはマックスむらいチャンネルをご参照ください)が会社員やれてる会社ってすごいなと思って。

大学生の時めちゃめちゃパズドラをやっていたので、パズドラゲーム中継をはじめ村井さんの動画は本当に良く見ていました。

ーーあ、そういうきっかけだったんですね!面白い!

そんなきっかけで、2016年の2月くらいに新卒座談会に参加しました。そこで「新卒の選考には進めないけど、インターンならまぁOK」というような評価を頂いて…。

ーーあれ?なんだかちょっと微妙な??

そうなんですよ。ABCの評価があるとしたら「B」って感じですね(笑)

ーーインターンで何かしらの成果を上げられれば、新卒の選考に進めなくもない…と。

そうそう、そうだったんです。

ーーなるほど(笑)。こうしてインターンとして入社することが決まり、TABICA事業部(現aini)に所属することになるわけですが、TABICA事業部を選んだのはどうしてですか?

コンシューマー向け(以下、to C向け)の事業をやってみたいなとは思っていて、所属を決める面談の場でTABICAのファウンダー細川哲星さん(※細川さんの参考ブログ)にお会いしてTABICAに決めました。

当時出て来始めたばかりだけどこれからトレンドになりそうなCotCのビジネスで経験が積めること、またCtoCビジネスの苦労を知っておきたいという気持ちがあって、TABICAにジョインすることにしました。そこら辺の知見は持っているだけで役に立つだろうなと感じていましたね。

ーー今の事業もC向けかと思いますが、役に立っているなという感覚はありますか?

ありますね!
to C向けのマーケティングに関してはかなり実践しながら勉強させてもらいました。めちゃめちゃ役に立っていると思っています。大分お金も使わせてもらいましたけど…。

ーーおおー!良かったです!でも、意外とガイアックスでの在籍期間って短いんですよね。インターンを含めて約2年ですか?

そうですね。インターンで14ヶ月、新卒では10ヶ月ぐらいです。インターンの方が長いですね(笑)

ーーそれも面白いですよね(笑)。ちなみに、「にじさんじ」を一緒に立ち上げた田角さんとはガイアックスで知り合ったと聞いたのですが。私は田角さんを存じ上げなくて…。

TABICAのインターンで一緒だったんですけど、彼はそんなにがっつりコミットしていなかったので、彼を知らない人も多いと思いますよ。僕もマーケティングの仕事でちょっと一緒だったかなくらいの関わりでしたね。

ーーあ、そういう感じだったのですね。そうなると、田角さんと一緒に事業を立ち上げることになった経緯により一層興味が沸きます!!

TABICAが少し事業をコンパクトにしようというタイミングがあったの覚えてます?

ーーはい、覚えてます。

それとほぼ同時期に、1年以上掛けて取り組んでいた「TABICAのサイトリニューアルプロジェクト」も終わって「次、どうしようかなと」と。

部署異動してSEやWEBディレクターとしてのスキルを磨くのもいいし、とはいえto C向けのビジネスをやりたいので、そういった企業に転職するのもいいし…と社内&社外問わずフラットに色々な人の話を聞いていました。

そんな時に田角くんから連絡が来たんですよ(笑)
「今iPhoneのアニ文字でこんなことやってて、シードラウンドの調達が終わったんだけど、どう?一緒にやらない?」みたいな感じで。

ーーえ、突然?

そうなんです、Facebookのメッセンジャーで突然連絡が来ました(笑)。
そこから、田角くんからの話も一つの選択肢に入れて考え始めました。

色々フラットに考えて悩んだ結果、to C向けということ、アニ文字は行けそうな気がしたこと、それとアニ文字を使ってライブ配信をするビジネスということで、自分自身が学生時代からライブ配信を見まくっていたという背景もあるし、これまでの知見も使えるし…ということで一緒にやることを決めました。

ーーその時って、なんというか…このビジネス当たる!みたいな感覚があったってことですか?

ライブ配信に価値があるとはずっと思っていました。ただ、どのタイミングでどのくらい世間で流行るかというのは分からないので、当たるかも?みたいなことより、興味の方が大きかったですね。

ーー好きなことに飛び込んでみようという感覚でしょうか?

そうですね。やりたいことベースで選びました。

次にやることを考えていた時、いくつも候補がありましたが全部”やりたいこと”ではあったんですよね。
教育系、人材系、SE、ライブ配信、C to Cビジネスの新規事業、自転車シェア、ゲーム系の会社… 色々話を聞きましたが、最終的には”今しかできない”という要素で選びました。

例えば、教育系や人材系、ゲームのビジネスはいつでもできるじゃないですか。アニ文字はiPhoneXが出た2017年9月のタイミングで登場したコンテンツで、まさに”今しかできない”と感じました。

ーーそれが見事に当たった!

まぁ、結果的に(笑)
”今しかできない”の今のタイミングが本当に”今”だったという感じですね。

既存のビジネスモデルとは正反対!”今しかできない” やりたいことを続けるために選んだ独立の道。

岩永太貴さんインタビュー

ーー好きなことに飛び込んだ結果、「にじさんじ」はVtuberの事業で成功したと言っていいと思うのですが、立ち上がっては消えてしまうようなVtuber事業も結構ある中、「にじさんじ」が第一線で事業を継続し続けられているのは何か秘訣はあるんですか?

まずは、先行者優位で逃げ切れたというところでしょうか(笑)。

バーチャルなキャラクター動画に声をつけて配信するという形のVtuberは元々いたのですが、その事業モデルはコスパが悪いなと感じていました。

それを「ライブ配信」という形にしたこと、オーディションという形で一般公募したこと、AKBの様にグループとして展開する、というのを一番最初にやったのが大きかったと思っています。

ユーザーが求めているものと、事業者側が作りたいものが違うことに気付いたんですよね。

ーーそこ詳しく聞きたいです!

ユーザーはリッチな3Dのキャラクターが動く動画が見たいわけではなくて、そこまでリッチなコンテンツじゃなくてもいいから、もっと長時間、近い距離で一緒に何かするものを求めていたってことなんですよね。そのユーザーのニーズに応えたのが「にじさんじ」だったと思っています。

ーーそのユーザーのニーズはどうやって引き出したのでしょうか?

それは自分がライブ配信を見ていたからですよ(笑)。
僕自身がライブ配信を沢山見ていて、ユーザーとしてすごく面白いと思っていた、これにつきると思います。

それと、YouTubeがライブ配信をプッシュし始めたり、17 LIVEが渋谷に広告を出したりしたのも2017年くらいのタイミングなんです。

僕は元々ライブ配信を面白いと思っていましたけど、YouTubeライブや17 LIVEのおかげで、スマホでライブ配信を見ることが一気に普及した。そこにVtuberによるライブ配信という「にじさんじ」がうまくハマったということですね。

ーーなるほど!自分の”好き”と時代がうまくリンクした!

そうですね(笑)。

ーーそんな時代の寵児とも言える活躍を経て、2021年にはANYCOLORを卒業してご自身で株式会社yokazeを立ち上げたと伺っているのですが、今はどのようなことをやっていらっしゃるんですか?

今はタレント事務所のようなことをしています。
ただ、収益構造をこれまでのタレント事務所とはガラッと変えていて、タレントの活動(ライブ配信の収益)からはお金を一切もらっていない、そんなタレント事務所です。

ーーえぇっ?そんなことあります!?

その代わり、グッズやPR案件というようなビジネスマンが関わらないと成立しないようなところからお金をもらっています。

ーーほぉ…。となると「にじさんじ」での成功体験はあるものの、現状ビジネスとしては全然違うことをやっている状態ですか?

そうですね。もう、4年も経っているのでこれまでのビジネス構造を変えないと続かないと思っています。

Youtuber事務所もありますが、タレントが運営側に収益を取られすぎているのでは?と感じています。そして、それが原因で「タレントが事務所を辞めてしまう」ということがぼちぼち起き始めています。

例えばYouTubeで1万円投げ銭をしてもらったとして、まずYouTubeが何%か持って行く、そこから事務所が何%か持って行き、その中から配信にかかった経費を引く、税金を引く…ってやっていくと、配信者の手元に入る金額って相当少なくなってしまう。

もちろん、事務所がIPの管理などをやってくれることはありますが、売れているタレントほど結果的に事務所に納める金額が増えてしまい、損をする仕組みになってしまっている。

人気商売って運も左右するし、アップダウンも大きいのに、売れている人ほど損をする、実力主義じゃないという仕組みは続けていくのがしんどくなるだろうなと思っています。

それがこの4年の間に起きている変化ですね。

ーーなるほど。それで、新しい形のタレント事務所を。

僕自身はこのライブ配信というコンテンツが好きでやっているので、せっかく作るんだったら長く続くものを作りたいですし、所属してくれるタレントさんとも一緒に長く働きたいと思っているので、長く続く仕組みでやっていきたいと思っているんですよね。

ーーその思いが、ANYCOLORを卒業してご自身の会社を立ち上げるきっかけになったのでしょうか?

他にも色々タイミングがありますが、実は2年ほど前に悪性リンパ腫にかかって、ANYCOLORを辞めたのはちょうどこの治療が終わったタイミングなんです。

「このままこの事業をやってもいいけど、もっと自分のミッションに沿ったこと・生き方をやっていかないと、いつ死ぬかわからない」と思うようになったんですよね。

「にじさんじ」を始めた頃に思っていた「今しかできないこと」を本当に「今」やらないと「今しかできない」と思って、「今やりたいことをやろう」とANYCOLORを卒業しました。

ーーそうなんですね。岩永さんの中では常に”今しかできない”がキーワードになっているように思いました。

そうですね。「やりたいことができているか?」ということを大切にしています。
病気をきっかけに、より一層そうやって生きていこうと思うようになりました。

ーーあの…お体の方は、もう大丈夫なんですか?

はい。寛解という感じで定期的に検査を受ける必要はありますが、大丈夫です!

ーー良かったです。体も大事にしないとですね。

ですね!

ずっと変わらない「人の才能を最大化したい」というミッション

岩永太貴さんインタビュー

ーー「自分のミッション・生き方」という話がでました。ガイアックスには自分のミッションを大切にするという文化があるのですが、岩永さんのミッションについてもお伺いしたいです。

ガイアックスの新卒の研修で「人の才能を最大化していきたい」ということを話した記憶があります。その思いは、今もずっと変わっていないです。

原体験でいうと、中学・高校がものすごく校則が厳しい学校だったことがあると思っています。

ーーあれ?そうなんですか。自由な校風の学校出身のイメージがありました。

そうなんですよ…。めちゃめちゃしばられて、学校は「できるだけここにはいたくない」という場所でした。結局、高校は中退しました。

しばられる環境の中にいて、自分の才能や色々なモノをつぶされた、押さえつけられたという思いが心の底にあります。

だから僕は自由に対する渇望がとても強いんです。
それと同時に、自分より若い世代に自分のような思いをして欲しくない、自分のような思いをしている人に活路を与えたいという気持ちがあります。

それが今のタレントビジネスに繋がっているんだと思っています。

例えば、以前は塾をやりたいと思っていました。

ーー塾ですか?

学校を中退してしまったけど、何か社会に貢献したいという思いがある若い人たちのための塾です。

ーーあ、さっき教育や人材系関係の転職先も考えていたっていうお話がありましたね!

そうです!

今の事業も実はそういう要素が結構大きくて、「YouTuberになりたい」ってやっぱり尖っている人が多いんですよね。

普通にやっていたら、社会では生きにくいような人や社会にうまくなじめない人たち。そういう人達の中には、VTuberの世界や、サブカルチャーの世界で発信している人が多かったりもします。

例えばそういった大学生の子が、VTuberとして発信を始めたとして就職せずにそれを専業にしようとした時に、親から「何考えてるの!」と言われるって良くある話なんですよね。

僕は、そこに才能があるならそこでやるべきだと思っています。
そして、自分はその手伝いがしたいという思い、これはずっと変わっていないです。

塾や教育系の事業を考えていた時期から、実現領域がタレントビジネスになっただけで、自分自身の思いやミッションはずっと同じなんです。

やっていることはタレントビジネスのガイアックス版!?卒業後も続くガイアックスへの共感。

岩永太貴さんインタビュー

ーーそういう思いなんですね。私も演劇の世界に片足つっこんでいるのですが、芝居はうまいけど、社会でやっていけるのかなという人はいました。今、芝居を辞めて社会人やってたりする人もいますけど、大丈夫かな?みたいな(笑)

そこも少し考えているところがあって。
タレント活動って人気商売なので、タレント以外の道を考えないといけないタイミングも来ると思うんですよね。

ーーそうですよね。

一昔前は、タレント活動ができるのって選ばれた一握りの人達でしたけど、今って、SNSで急に火が付いて気付いたらそれが専業になちゃうような若い子も多くて、タレント活動で生計を立てている人が昔よりも明らかに増えているますよね。

そうなってくると「タレントのセカンドキャリア」が社会課題になってくるのも時間の問題なんじゃないかと考えています。

ーー確かに。ふと気付いたらタレントとしての収入が激減していて、就職しようにもできない状況になっていた、という可能性はありそうです。

だから、タレント活動しながら、同時にセカンドキャリアを考慮して、例えば「動画の編集ができるようになっておく」「将来プロデューサー的な仕事ができるような立ち回りを学んでおく」「アパレルブランドのビジネスと絡めた事業を展開する」といったようなことが出来るようになっている必要があると思っています。

これは、僕が向こう10年、自分の30代という時間をかけて向き合っていきたいと思っていることです。

ーー岩永さんがやっているYouTube番組で「独立をゴールとしたタレント事務所をやろうと思っています」と話されているのを拝見しました。すごく違和感があったのですが、それは「自分でキャリアを作れるタレントを育てる事務所」ということだったんですね!

そうです!ガイアックスのタレント版です!

ーー…あ!ホントだ!!!

ガイアックスも社員に社員で居続けてもらおうという考え方はしていないですよね。僕も同じ考えです。
例えばタレントをやめて、自分の事業をやるのであれば僕はそれに出資すれば良いと思うんです。

ガイアックスの社員だけど、社員自身のキャリアプランや人生プランって大事だよねっていうガイアックスの思想と同じです。

それと、タレントをやめた後も「卒業生」みたいな立ち位置でいることで、新しいタレントが「岩永と一緒に仕事したい」ってジョインしてくれると思うんですよね。

ーー冒頭にお話頂いた、村井さんを追いかけてガイアックスの門を叩いた岩永青年のように!

そうです(笑)
事務所が契約でタレントをしばるより、そういうループが回る方が健全だと思っています。

ガイアックスの考え方をすごく参考にしています。

ーーわぁ〜。ちょうど最後にガイアックスで学んだことが今どのように活かされていますか?と聞こうと思ってました(笑)

笑。まんまですね。

ガイアックスって尖った人がすごく多いですよね。タレントも一緒だと思っています。
思想ごとそのまま活かしています!

ガイアックスの考え方・在り方にはすごく共感していて、事業領域が違うだけで同じ事をやっている感覚です。

ーーループが回るという方が健全だというお話が出ましたが、実はこの卒業生ブログって、ガイアックスに興味を持っている若手が良く読んでいるらしいんです。最後に、そんな方達に一言メッセージをお願いします!

ガイアックスって新卒のことを潰しに来ない良い会社だと思います。

ガイアックスを卒業してから改めて気付いたことなんでが、無意識な上下関係の圧力とか、潰そうとしている訳ではないのかもしれないけど結果的に潰されてしまう才能を見る事がやぱりあって、そういうのが社会のスタンダードなのかと思うことが多々ありました。

ガイアックスは、尖った若手にも広い器で接してくれる人が多くて、人の才能を潰さない恵まれた環境だと思っています。この環境で思う存分才能を発揮させてください!

ーー岩永さん、ありがとうございました!

編集後記
Vtuberのビジネスをやっていると聞いて、最初は「時代の流れやニーズをうまくキャッチしていく岩永さんのビジネス感覚」のようなインタビューになるのかなと想像していました。お話を伺っていくうちに、岩永さんの原体験やずっと変わらないご自身の使命への想いの強さに心が動かされました。そして、それらの想いを熟成させビジネスに転化していく過程の中にガイアックスの存在があるというお話を頂いて、すべてが繋がってる感覚に目が覚める思いがしました。これからも岩永さんはご自身の使命にまっすぐ向き合ってビジネスをしていくのでしょうし、それがビジネスではない形になったとしても「人の才能を最大化させたい」という想いと共に歩んでいくのだろうなと思いました。そしてもう一つ「今しかできない好きなこと」を大事にするということ。「好き」と「使命」と「今」この3つ!改めて大事にしたいと考えさせられたインタビューになりました。

あなたらしいキャリアをつくりませんか?

ガイアックスでは新卒・中途採用の他、学生の長期インターンシップを行っています。フルリモートで海外や地方で働くメンバーや、新卒1年目から事業責任者になるメンバーも少なくありません。様々な関わり方ができるガイアックスをのぞいてみませんか。

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大川 美里
各種社内・社外サービスのディレクター業務、ライドシェアサービスnotteco運営担当、ブランド戦略室を経て2020年Gaiax卒業。Gaiax卒業後、Gaiaxを卒業したOB&OGのコミュニティGaiax Alumni Lodgeを立ち上げる。仕事も遊びも「楽しく」がモットー。兼業で女優・MCなども。
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