Gaiaxは、フリー・フラット・オープンの精神を大切にしています。
そして、そこには様々なライフスタイルを持ち、さまざまなことをしている人々がいます。石川潤さんは、adishや複数にわたる現在上場している企業の海外事業・会社の立ち上げに関わってこられた方です。
「お金を稼ぐために生きる」ということに疑問を持ち、「幸せに生きること」を追求するため、現在島根県の隠岐諸島である海士町にお子さんとパートナーのさやかさんとお住まいです。
ガイアックスの事業に関わり合いながら、潤さんが求める幸せのあり方を日記のようにブログ公開している「幸せのあり方シリーズ」、ご覧ください!

Ishikawa-Jun

宣言!

石川潤は今日から「他の人間にも優しく、人間以外にも優しく、自分にも優しい生活」モデル作りに向けて、一歩一歩、試行錯誤を始める宣言をします。今日は、なぜこんな試行錯誤をするに至ったのか、何を意識して試行錯誤をしていくのかを共有させてください。

なぜこんな試行錯誤をすることを決めたのか ステップ1:フィリピン法人初期メンバー全員いなくなる

2011年3月、僕はガイアックスに中途入社しました。それまでは日本でのビジネス経験しかありませんでしたが、新規事業立ち上げ、チーム・マネジメントをやってきたという自負を持っていました。

2011年7月、法人設立と初期の10名のメンバーの採用、そして、その当時行なっていた監視事業とカスタマーサポート事業の研修を終えた状態で会社がスタートしました。

ビジネスの規模の成長に合わせて、2012年には40名、2013年には60名、2014年には80名、2015年には100名ほどの規模になっていきました。

ただ、その規模の成長に負の比例をし、初期のメンバーが、6名になり、4名になり、2名になり、2015年には誰もいなくなりました。

最初、チームが大きくなり、100名規模のチームになった時に、リーダー層になってくれると思って採用した、そういうつもりで入ってくれていた10名が誰もいなくなったのです。と同時に僕自身、朝オフィスに行きたくないと思う日が増えていっていたことにも気づいたのです。

何かがおかしいと思い始めてから1年以上たったタイミングで、たまたま知り合いの本棚にあった「Search Inside Yourself」という本との出会いやいくつかのきっかけがあり、問題は僕の考え方であるということに気づきました。

僕自身が他人を道具としてしか見ていなかったのです。僕自身が海外で働くという経験を積みたいからガイアックスに入りました。僕自身がガイアックスで実績を残したと思われたいから、フィリピンのメンバーを叱咤激励していました。

全てが僕のためと、思っていたのです。

2015年後半から徐々にではありますが、「自分のために」から「他人のために」という考え方を自分自身に導入しました。

例えば、ミーティングの前に、自分が一緒に打ち合わせをすることになっている人のためにこのミーティングをするとしたら、どのようなゴールを目指すだろうかと考えたり、そのための自分のスタンスを書き出したり、会社の意思決定をする際にも、何が長期的に見てメンバーの最大幸福を叶える方向なのかをベースに行いました。

この考え方の変化がチームにも、そして僕自身にも幸せをもたらすということを実感してきました。

(幸せの例)
・チーム内で対立が起こった時もどちらかに立つのではなく、より広い長期的な視点でその場に関わることできるようになった
・メンバー個人個人の成長を願うようになり、メンバー個人個人の過去・現在・未来を知る、一緒に考える時間をとるようになった。
・会社のためチームのためと、その個人のためというのが相容れないものとなるのではなく、相容れるものであるという形で表現ができ、一緒に働いている方々も納得性が高い状態だと感じることができるようになった。

jun ishikawa
jun ishikawa

なぜこんな試行錯誤をすることを決めたのか ステップ2:バンコクで他人を幸せにするためのビジネスをした

その後、2016年にシンガポールに移動してから、アジアで新規事業立ち上げを任せてもらい、そこではじめて数人のチームで、ビジネスのミッションやドメインも含めてゼロベースで立ち上げを行ないました。

それは、僕が2016年以降感じていた、自分が他の人にやさしくするという思考と行動をすると自分が幸せになり世界はよくなるという実体験を、他の人がもっと感じるようにするというミッションでした。

そのミッションのために、自分たちのチームの特性とお客さんからのフィードバックを元に、他の人を思い他の人のためにお弁当を作るというサブスクリプション・ベースの教室を行なったりもしました。

そしてその事業は、820万人強が住んでいるバンコクを舞台にしていました。

そういった事業をやってきた中で、またバンコクという都市での暮らしの中で感じたことが、僕を、ビジネスを作ることではなく自分をモルモットにして生活モデルを試行錯誤にすることに向かわせ、試行錯誤生活をすることに決めました。

僕自身、幸せで有意義だと考える人生を送りたいと考えており、僕以外にもそのような願いを持っている人は多いのではないかと考えています。

感じたこと、気づいたこと

1 幸せな人生をおくるためには他の人に対して思いやりを持つこと、または行動することがキーであり、それを広めようとしていたが、個人としての具体例が足りないため、ビジネスになるものを求めていくと、ビジネスにもならないしミッションからもズレるものができる。

2 バンコクという超消費都市での生活を通して、人間ばかり大事にして、自然をないがしろにしている行為が目についてきたことで、イライラしている自分。

3 エコ、オーガニックという言葉が色々な消費シーンの中で散りばめられているが、超消費スタイルの中の、免罪符やファッション、アクセサリーとしての機能として使われている。

jun ishikawa
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「自分が生み出すゴミ」を毎日写真に撮り、記録

人間ばかりを大事にして、自然をないがしろにしている例

  • 使い捨ての食器、容器。
  • 渋滞がひどく歩いた方が早いのに、車に乗ってしまう習慣。
  • 職場がストレスが多く、ストレス解消のためについ刺激の多い、または甘いものを食べてしまう流れ。
  • 上の2つの結果、運動不足になり、ジムにいく習慣を身につけようともがく状態。
  • 多くの人々がジムにきてもらえるように24時間、電気、エネルギーを使い続けるジム・ビジネス。
  • 他の同業界の強豪に勝つために使われる広告費、広告のための印刷物、フリーペーパー。

一つ一つは大したことのない便利さを求めて生まれた、たわいの無いモノ。
ただ、全体として見ると何かおかしいと僕は感じました。
結果として、人間が不幸せになる生活モデルになっていると。

モルモット的試行錯誤生活

僕はまだそこまではっきりとした未来の状態を描けているわけじゃありません。
ただ、向かいたい方向は明確です。
その方向に進むことは意義があることだと確信しています。

今日から生活モデル作りを始めます。それは、僕が個人だからできる、自分がモルモットになり試行錯誤をするという意思決定でした。

どんなことにどの程度時間を使い生活をおくっていくのか、どのような方々と協力するのかという自分のモデルを作ります。そして最終的には、他の方が今の生活を切り替えようとした時に取るべきステップも表現していきたいと思います。

モルモット的試行錯誤生活のガイドライン

僕が今日時点で大事にして、記録して見ていく5つ(+1つ)のガイドラインを共有します。(*このガイドラインも試行錯誤の対象です。)それぞれ密接に関わりそうです。1つの行動のやり方を変えると2つ3つの側面にプラスに作用することは、結構あるのではないかと考えています。例)他人の畑の手伝いをしたら、体が動かせて、自然の中で過ごせた など

  1. 他人にやさしくすること
    石川潤がどんなことをどのくらい時間をかけて、誰に行なっているか
  2. 自分が生み出すゴミ
    自分が生み出しているゴミの内容と量
  3. 自分が消費する自然エネルギー(以下の2つのタイプがある)
    ・自分が自分のためだけに使う 例)自家用車、バイク
    ・他人と共用して使っている 例)Co-working Spaceの音楽、電車
  4. どんな環境で生きているか
    自然の中で過ごしてるか、人工物に囲まれて過ごしているか
  5. 身体の動き
    身体を動かしている内容、度合い
    *健康になるためには適度な運動が必要だと考えています。

(参考指標)お金を使用している量と用途

お金を使用するかどうかが、人にやさしくするか、自然にやさしくか、自分にやさしくするかに直接的に影響を与えはしませんが、間接的には大きな影響を与えていると考えています。

例えば、お金で物を買うと、僕としてはゴミにしかならない個別包装が付いてきてしまう食料が多いことや、コンビニやスーパーのレジでのやり取りが、お互いにつっけんどんになったり機械的になりすぎたりしているのを見て、やるせない気持ちになっていました。

どのような影響を与えているか、どうすればいいお金の使い方ができるのか、本当にどの程度必要なのかを見極めていきたいと考えています。

jun ishikawa
最初の訪問時にフェリーから見た風景:海士町
jun ishikawa

バンコクから海士町へ引っ越ししてスタート

10月から正式に海士町に引っ越して、このような生活を始めます。
このブログでは僕の生活、ライフモデル作りの進捗を正直に伝えていきます。
一直線ではないですが、進めていきます。

一人で達成できるとは思っておりませんし、色々な偶発的なものやコラボレーションが生まれてくると思います。興味がある方、メッセージやコメントをFacebookでもらえるとすごく嬉しいです。

(補足)なぜこの6つをガイドラインにしたか

上のガイドラインは、今後の動きを決めるにあたって、今どのような状態であるか把握していない点、大事にしたい点を直感的に選んだものだったのですが、伴侶さやかに見せたところ以下のようなコメントをもらったので、改めてブレイクダウンしていく形で見直してみました。

なぜその5つなのか。かなり唐突に感じます。2,3が「人間以外にもやさしく」の指標で、4,5が「自分に優しく」の指標なのかな?その選定もかなり恣意的だと思うので、選定の背景をもう少し説明しないと、共感の前に理解すら難しい。

以下が自然にやさしい、人間にやさしい、自分にやさしいというを細かく分けたものと、それぞれのガイドラインとのつながりです。

  • 人間にやさしくする → 1
    • 対価を期待せず相手の長期的な幸せのためにいいことを行う
    • 他人の長期的な幸せを願う
  • 自然にやさしくする
    • 自然の循環サイクルにのらないものを作ったり、使ったりしない → 2
    • 化石・自然エネルギーを無駄に使わない → 3
    • 無駄な殺生をしない
  • 自分にやさしくする
    • 他のためになる行動をする > 自然、人間にやさしくすること全般
    • 自分が心地よいフラストレーションが溜まらない環境にいる → 4
    • 体を適度に動かしている → 5
    • 遊びを許す
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石川潤の幸せな生き方へのフォーカス旅日記
1. 幸せで有意義な人生のために、万物にやさしい生活モデルの探求はじめました。
2. 人口二千人の離島、隠岐海士町でスタートした『万物にやさしい生活モデル探求』
3. 『万物にやさしい生活モデル探求』、背景にある体験と大切にしている考え方
4. 「生活モデルの探求」圏外で感じる葛藤
5. 僕がやりたいのは持続可能な社会ではないことが見えてきた
6. 「やさしい」について、マインドフルネスの荻野淳也さんと話してみました。
7. 1年後のゴールを公開します。(現状、自然にやさしい生活が絶望的な状況であることが判明)
8. 自然にやさしい生活について、伴侶・さやかと話しました
9. 「やさしい生活づくり」目標再設定して2ヶ月、進捗と思っていること
10. 1ヵ月間、「やさしい生活作り」をお休みします
11. 休暇を1ヵ月とってみて、気づいたこと
12. 自然の循環の中で生きることを達成して、僕は幸せになれるんだろうか
13. 「やさしい生活づくり」を楽しむ自分と迷う自分、その狭間で
14. 社内コーチ宇田川さんとのコーチングセッションを、記事にしてみました。
15. 「やさしさ」について、tiny peace kitchenの荒井智子さんと話してみました
16. しばらくブログをお休みします。
17. 「自然の循環の中のワイン」と「自然の循環に乗り、幸せな生活を広める活動」
18. 「自然の循環にのること」と「生活を楽しむこと」
石川 潤

石川 潤

ガイアックス歴8年8ヶ月。そのうち、8年7ヶ月を海外での会社、チーム、事業立ち上げをリード。さやか(伴侶)、悠(4歳の子供)と海士町に引っ越し。Type-A Breakfast オーガナイザー。