Gaiaxは、フリー・フラット・オープンの精神を大切にしています。
そして、そこには様々なライフスタイルを持ち、さまざまなことをしている人々がいます。石川潤さんは、adishや複数にわたる現在上場している企業の海外事業・会社の立ち上げに関わってこられた方です。
「お金を稼ぐために生きる」ということに疑問を持ち、「幸せに生きること」を追求するため、現在島根県の隠岐諸島である海士町にお子さんとパートナーのさやかさんとお住まいです。
ガイアックスの事業に関わり合いながら、潤さんが求める幸せのあり方を日記のようにブログ公開している「幸せのあり方シリーズ」、ご覧ください!

※本シリーズの前回のブログはこちらからご覧いただけます

Ishikawa-Jun

宣言!から三ヶ月

前回のブログから早いもので3か月が経ちました。そこでお伝えした通り、拠点をタイのバンコクから日本の離島・海士町に移し、「他人にも優しく、自然にも優しく、自分にも優しい」生活モデル作りに向けて、一歩一歩ですが試行錯誤しながら日々暮らしています。

今回のブログではまず最初に、前回はあまり触れることがなかった海士町ついて少しご紹介したいと思います。おそらく海士町の名前すら聞いたことない方もたくさんいらっしゃるかと・・・ それから、ここで取り組んでいる生活モデルづくりについての進捗をお伝えしますね。

本州と韓国の間にある離島の町、海士町

実は僕が隠岐諸島にある中之島(=海士町)について認識したのは、去年の7月がはじめて。7月の初訪問の後、引越しを決めて、海士町に行くんだというと、「あー、行ってみたかったんだよ」と言ってくれる人が結構たくさんいて、驚いたのを覚えています。

僕が思う海士町とは、

・本州からフェリーで、4時間弱かかる

・ 人口が5000名から激減して2300名強になっていて、毎年減っていたが、島外から引越してくる人が毎年来て、減少に歯止めがかかっている

・ 島から唯一の高校(県立)がなくなる危機になり、島留学という制度を作り、今は生徒の半分が島外から望んで受験をして来ている状態に。

・ コンビニ、スーパー、ドラッグストアがない

・ 信号は1つ

全国のおすそ分けした比率が38%なのに、海士町は70%

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ある日の海士町
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分けていただいた農園の野菜たち

この三ヶ月間でやってきたこと;チャンスが転がっている海士町にて

10月以降やってきたことの一部をご紹介。

1. 他の方の農園に通う

こだわりを持って自分で農業をやられているお二人にお願いして、邪魔にならないようにしますということで、定期的に通ってお手伝いさせていただいています。

 

2. 初めて自分(たち)で農作物を育てる

ご近所のおばあちゃんが好意で口を聞いてくれた別のご近所さんの畑で、迷いながらも娘の一言で決めた中がピンク色の大根と、玉ねぎ2種類を育てています。
最初は畑(こちらでは「しゃん山」と呼ばれる)をするか迷っていたのですが、あれよあれよという形で話が進んで畑をお借りできることになり、また、家のすぐ横の小さいスペースも畑にしたら、毎日窓を開けたら見られて気持ちの入り方が変わるのではと思い、早速耕して苗を植えました。

 

3. 日本初開催の「Wisdom 2.0 Japan」というカンファレンスの運営コアメンバー

過去に何度か参加させてもらい、僕の生き方に変化を与えてくれたサンフランシスコ発のカンファレンスを、はじめて日本で開催しようとしているということを聞き、恩返しがしたく、プロボノのコアメンバーとして、10月から関わりはじめました。スクラムマスターと、海外参加者・スピーカー周りを主に担当しています。

 

4.環境省の地域循環経済圏づくりの特に環境分野

環境省主導の「地域循環経済圏」をつくるための取り組みに海士町も手を挙げ、今年度からプロジェクトがスタートしていました。その中で環境分野のプロジェクトをさらに推進することになり、プロジェクト推進役として関わらせてもらうことになりました。

 

5.島まるごと図書館の分館として「持苗きっかけ文庫」を作る

もともと図書館がなかった海士町は、島内の様々な建物に小さな図書コーナーを作り、それをつないで島全体を「島まるごと図書館」にしていました。そんな取り組みにワクワクした僕は、それを主導してきた司書さんや図書館長さんの温かい応援を得て、僕らの家の1室を「持苗きっかけ文庫」という島内で29番目の分館として一般開放することにしました。ここでは本の貸し借りだけではなく、何らかのきっかけ(人と人、人とテーマ)を作るイベントを月1度開催しています。

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稲を乾かすために
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フランクさんの農園にて

6. Type-A Breakfast@海士町を主催

Type-A Breakfastとは、僕がシンガポールで出会った、朝の2時間で8時間の分の仕事をやろうという人が集い本当に仕事をしてしまう会です。これまで、僕の生活や仕事のモヤモヤを解消しすっきりさせるためにすごく役立ってきました。これを海士町の人とも分かち合いたいという思いで、以前やっていた月曜7時30分からに加えて、その時間に参加できない人のために金曜日8時からも開催しています。

 

7. 自分(たち)が出すゴミ記録

自分たち家族3人が出しているゴミを後で見返して、何が原因でゴミが出ているのかを知り、削減のためにどんな手を打つのかを決めるために、室内のゴミ箱に溜まったゴミを床に一度出し、写真を撮影してからでないと外のゴミ箱に捨てないということを実施中。

 

8. 周りの方の役に立てるように、相談に乗り行動を起こす

僕が今までやってきた、ビジネスやチーム立ち上げの経験を生かしてできることが何かあるはずという思いで、数人の方に現状のビジネス、プロジェクトの課題を聞かせていただいた。ただ、お二人と話を進めたものの最後の提案フェーズまで進められておらず、いい形が見つけられていない。
同時に、何かできることはないかなるべく多くの人に夫婦で声をかけていたら、ゴミ捨てや大きな物の移動をお願いされるようになり、少しでも役立てていることを嬉しく感じている。

 

9. 自然に優しいと自分が思うことをとりあえず始める

何でも裏紙として利用:
これまでは裏紙というと、A4の通常のコピー用紙の印刷ミスの裏側を使うというイメージを持っていましたが、ほかの紙にも目を向けてみると、色々なアイデアを書きつけるメモ用紙としてなら、レシートの裏、ビールの6缶パック、包装紙など使えるものはたくさんあり、裏紙として利用するのが追いつかない状態です。

島内の自転車移動:
車に乗らないと化石エネルギーを使わないので自然に優しいし、適度な運動は自分に優しくすることにもなると考え、島の中で僕が一人で移動するときには基本的に自転車で移動しています。娘を保育園に送っていくとき用に、子供用椅子とママチャリも入手して使っています。(ママチャリは島内の方から、使っていないものを譲っていただきました。)

 

10. 島内のイベントや祭りに積極参加

海士町では公私両方が主催している多くのイベント(例:教育に関するドキュメンタリーを見てのワークショップ、健康相談とランチ会、産業文化祭など)があります。また、神社や地区と強く関わっている年4回のお祭りとそのあと行われる直会(なおらい)という懇親会がありますが、それに積極的に参加することで、地域の方のことを理解したり、自分のことを知ってもらったりしています。

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Type-A Breakfastを海士町で開始
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保育園での餅つき会
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好意でお借りしている畑
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「持苗きっかけ文庫」オープンニングパーティ
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石川潤の幸せな生き方へのフォーカス旅日記
1. 幸せで有意義な人生のために、万物にやさしい生活モデルの探求はじめました。
2. 人口二千人の離島、隠岐海士町でスタートした『万物にやさしい生活モデル探求』
3. 『万物にやさしい生活モデル探求』、背景にある体験と大切にしている考え方
4. 「生活モデルの探求」圏外で感じる葛藤
5. 僕がやりたいのは持続可能な社会ではないことが見えてきた
6. 「やさしい」について、マインドフルネスの荻野淳也さんと話してみました。
7. 1年後のゴールを公開します。(現状、自然にやさしい生活が絶望的な状況であることが判明)
8. 自然にやさしい生活について、伴侶・さやかと話しました
9. 「やさしい生活づくり」目標再設定して2ヶ月、進捗と思っていること
10. 1ヵ月間、「やさしい生活作り」をお休みします
11. 休暇を1ヵ月とってみて、気づいたこと
12. 自然の循環の中で生きることを達成して、僕は幸せになれるんだろうか
13. 「やさしい生活づくり」を楽しむ自分と迷う自分、その狭間で
14. 社内コーチ宇田川さんとのコーチングセッションを、記事にしてみました。
15. 「やさしさ」について、tiny peace kitchenの荒井智子さんと話してみました
16. しばらくブログをお休みします。
石川 潤

石川 潤

ガイアックス歴8年8ヶ月。そのうち、8年7ヶ月を海外での会社、チーム、事業立ち上げをリード。さやか(伴侶)、悠(4歳の子供)と海士町に引っ越し。Type-A Breakfast オーガナイザー(https://typeabreakfast.com/