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26歳CTOの挑戦。スタートアップでは「わからないものに取り組む力」が武器になる

  • 最終更新: 2022年6月20日

ガイアックスは、インキュベーション事業を軸とし、ソーシャルメディアやシェアリングエコノミー、ワークスタイル領域における事業創出・投資活動に取り組んでいます。新規事業を連続的に立ち上げる上で、サービス開発に欠かせない存在である「エンジニア」。今回は、ガイアックスのエンジニアとして働くメンバーのストーリーを紹介する「エンジニアストーリーシリーズ」として、ガイアックスを卒業してスタートアップのCTOとして奮闘しているメンバーのストーリーを紹介します。どうぞご覧ください!

今回インタビューしたのは市川朋輝(いちかわ ともき)さん。

大学院を卒業後、友人に誘われてスタートアップの世界へ飛び込んだ市川さん。
声をかけたのは、高校生の頃からいくつもの事業を行い、スタートアップスタジオ事業部に所属していた大戸吹貫(おおと ふぶき)さんでした。それまで事業づくりやビジネスには興味を持っていなかったという市川さんは、なぜスタートアップの世界でチャレンジしようと思ったのでしょうか?
今回の記事では、市川さんがガイアックスへ入社された経緯やこれまでのエンジニア経験、スタートアップのCTOとして意識されていることなどについてお届けします!


市川朋輝
株式会社Day-1 取締役CTO。早稲田大学院情報理工・情報通信専攻在学時に、インターンとして株式会社ガイアックスに入社。その後ガイアックス投資先のCTOに。2020年11月にガイアックスの技術開発部を経て、2021年6月より現職。
ガイアックスではオンライン会社説明会にて、ガイアックスメンバーに直接疑問をぶつけることができます。「採用に興味がある」や「ガイアックスってどんな会社だろう?」と思った方は、以下よりご確認ください。
» ガイアックス採用情報

「ゲームの設定調整」からプログラミングの道へ

市川さんのこれまでの経歴

・2019年10月頃 大戸さんから事業に誘われる
・2020年2〜3月 ガイアックススタートアップスタジオでインターン
・2020年3月 大学院を卒業&1社目の創業に携わる
・2020年9月 資金が尽きて解散
・2020年11月 ガイアックスの技術開発部に入社
・2021年8月 ガイアックス退社&2社目がスタート

ーー学生時代はどのような学生生活を過ごしていましたか?

早稲田大学の基幹理工学研究科の情報理工・情報通信専攻という情報系の修士課程に進み、機械学習やディープラーニングに関する研究室に在籍していました。
そこで、音声感情認識という人の会話音声からその人の感情を推定する研究をしていましたね。

ーーそうすると、当時は勉強や研究に主な時間を費やしていたのでしょうか?

いや、実は全然そうじゃなかったです(笑)。
大学3年生くらいまではゲームばかりしていましたね。月曜から金曜までは学校へ行って、週末は友達とゲームをするという生活でした。でもあるとき、母に悪性の腫瘍が見つかり、抗がん剤治療をすることになって。当時は、実家のある静岡に僕が帰って、料理や家のことをしていました。どんな顔でいたら良いのか、これからどうしたらよいのか、全く考えられなくなりました。
母は今はもう元気なんですけど、そういう経験を通して、「何があるかわからないから一生懸命に生きよう」と思ったのが大学3年生の頃でした。そこからは岩手県の地方創生に関わったり、コーチングのお仕事をいただいたり、大手企業の新人研修のファシリテーターなどをしていました。
コーチングも独学ですし、最初から人材育成やコミュニティ運営的なことに興味があったわけではありませんでしたが、やっていくうちに「誰にとっても人間関係は大事なんだな」と思うようになっていったんです。
そうして取り組んでいくなかで、たまたまですがコーチングやファシリテーターのお仕事をいただくようになっていきました。

ーーエンジニアになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

プログラミングに興味を持ったのは、大好きなゲームがきっかけでした。「どうやって動いているのかな?」と思ってアイテムの数をいじってみたり、そういうことをやりはじめたら止まらなくなっちゃって。
「面白いからもっと勉強したい!」と思い、大学進学時には情報系の大学を選びました。それまではゲームをいじるのが楽しくてやっていただけなので、プログラミング言語を学びはじめたのは大学に入ってからでしたね。
ゲームの設定をいじるのと同じように自分で書いたコードが実際に動くのが面白くて、今もやっている仕事においてもその面白さは変わらないかもしれません(笑)。

「会社を解散した次の日から、次の起業を考えながら働ける環境」がガイアックスだった

ーーガイアックスとの出会いについて教えてください。

1社目を創業する時に代表の大戸から声をかけてもらったのが、ガイアックスとの最初の出会いです。
大戸とは中高の同級生で、当時の彼はガイアックスのスタートアップスタジオに所属しながら事業検証をしていました。
そのなかで、「これは上手くいけそうだ」という事業アイディアができたタイミングで僕に声をかけてくれて。
僕はその後、2020年の2〜3月はスタジオのインターン生としてプロダクトをつくりはじめていたのですが、4月からは創業した会社からお給料をもらいはじめたので、インターンを卒業しました。

ーーその後、どのような経緯でガイアックスへ入社することになりましたか?

観光地の旅館やホテルで出している地元の食材やそれを使った料理を買って、家に届けてくれるサービスを考えていて、僕は開発全般を担当していました。
資金調達もしたんですけど、ちょうどコロナが流行りはじめてしまったんですよね。当時は伊東に住んで宿泊施設に営業しに行こうとしていたタイミングでしたが、そんなことをする雰囲気ではなくなってしまって……。そこから転々とサービスを3〜4個つくりましたがなかなかうまくいかず、資金が尽きてしまいました。

2020年9月末に1社目を解散することになり、仕事がなくなるので転職活動をすることになったのですが、そのときに技術開発部の峯荒夢さんに声をかけてもらったんです。
荒夢さんには、インターンの頃からずっとメンターとして技術的なことを教わっていたので、「そんなチャンスをいただけるなら」と、ガイアックスへ入社することを決めました。

ーーご入社後はどのようなお仕事をされていましたか?

好きなことをテーマにした体験が集まるプラットフォーム「aini」の開発に携わりながら、次の事業アイディアを考えたり、ヒアリングをしたりしていました。
入社するにあたってスタートアップスタジオ責任者の佐々木さんから、「どこに所属するかも、いつから働くかも僕が決めていいよ」と言っていただいて。
当時はサービスをつくる力をつけたいと考えていたので、技術開発部に正社員として入社し、ainiの開発チームへジョインさせていただきました。

ガイアックスでは働く場所も時間も自由なので、1社目を解散した次の日くらいには、僕と大戸で次の事業のことを考えはじめることができたのは、とてもありがたかったです。

ーーガイアックスで印象深かったことはありますか?

大学院を卒業する前から現在まで、ずっと荒夢さんに毎週30分のメンタリング時間を取っていただいていることです。内容はそのときに応じて変わるのですが、わからないことを相談したり、詳しい方とつないでもらったりと、課題感に応じて相談に乗っていただいていて。
僕はもうガイアックスの社員ではないのですが、それにもかかわらずいまも続けていただいていますし、そもそもガイアックスに誘っていただいたのも荒夢さんなので、荒夢さんには言葉で表せないくらいありがたいと思っています。

スタートアップに必要なのは「わからないことに取り組む力」

ーー 事業をつくることに対して、どのような想いを持っていますか?

「自分で動いて結果を出さないと潰れてしまう」ということを身をもって知ることができて、とても面白いなと思っています。
もともとビジネスや事業をつくることに興味がなかったので、スタートアップの世界に飛び込んでみた当初は右も左もわかりませんでした。
事業のことも開発のことも組織のことも、「一体どうしたらいいの?」という状況だったのですが、自分で学んでどうにかするしかなくて。

だからこそ、スタートアップに必要なのは、わからないものに取り組む力だと思っていて。これは僕の中のキーワードになっています。

もちろん、知らないことを自分で学ばなければならないので大変ではあるのですが、僕は自分の知的好奇心を満たしてくれるものを面白いと思うので、常に新たなことを学び続けながら事業をつくるスタートアップの環境に飽きることはないですね。

ーー現在のお仕事について教えてください。

いまは、toB向けに働く方の疾病予防ができるSaaSをつくっています。ウェアラブルデバイスを従業員の方につけていただいて、睡眠時間が少なかったり心拍数に異常があったりすると、アラートが出て管理者の方にお知らせをするというものです。2021年11月頃に開発が終わり、現在は物流企業や建設企業に導入していただいています。

僕の肩書きはCTOで、現在は開発が主な仕事ではありますが、資金調達以外のことは何でもやっていますね。事業計画や資金調達の計画も立てるし、いまは税理士の方にチェックだけはしてもらっていますが、経理や労務の知識も自分で調べて身につけました。

ーーCTOとして意識していることはありますか?

個人的には、CTOは「CEOになってもやっていける頭と心」が必要だと思っています。
CTOは事業戦略と技術面をすり合わせる役割があるので、経営者としての目線が必要になります。いまは自分の時間を開発に割くことが多いのですが、CTOとしての専門性を高めていきたい気持ちがあるので、今後は経営側のことにもっと頭と心を使っていきたいですね。

大戸とは中高も一緒で、僕のことをわかってくれているので、開発に関しては全く口出しをせず、任せるスタンスでいてくれています。僕が開発を担当する分、大戸は事業のことを考える仕事がメインなのですが、今後は大戸に負けじと自分も経営目線で事業の話に入っていける心と頭を持っていたいです。

世の中に貢献したい。力をつけて憧れを実現させていく

ーー今後の展望について教えてください。

いま興味があることは会社を成長させることなので、頭も心も次の資金調達に向いています。
ただ、世の中のいろんなCEOを見ていると、自分が見ている世界が狭いなと感じることが多くて……。自分の周りのことだけじゃなくて、もっと大きく世のなかに貢献する選択肢を持っていることに対して、すごいなと感じています。
僕も世の中に貢献したいという憧れがあるので、今後はその想いを実現する力をつけていきたいですね。
あとは、たまに友達と遊んだりできたらとても幸せです(笑)。

ーー最後に「CTOになりたい!」という学生に向けたアドバイスをお願いします。

僕も小さなスタートアップのCTOをやっているだけなので何ともいえませんが、何か困ったことがある方がいたら相談に乗りたいと思っています。先輩後輩のような上下の関係で相談に乗るというよりは、どちらかというと「一緒に頑張ろうね」という気持ちです。
確認が遅くなることもありますが、Twitterを通じてであればコンタクトいただけますので、ぜひお気軽にDMをお送りください!
僕ができることなら何でもお応えします!

ー ありがとうございました!

ガイアックスでは「起業を志す学生」と「ガイアックスで働きたい方」を募集しています

起業家を連続的に輩出するガイアックスでは「起業を志す学生」と「ガイアックスで働きたい方」を募集しています。
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ガイアックスでは新卒・中途採用の他、学生の長期インターンシップを行っています。また無料の起業相談「STARTUP CAFE」では、最大2,000万円の出資支援を実施しています。様々な関わり方ができるガイアックスをのぞいてみませんか。

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編集後記:
「はじめて会う人と話す時にはドギマギすることもあります」と話していた市川さん。無邪気な笑顔でインタビューに答える姿が印象的でした。現在はNagatacho GRiDに席を借りてお仕事をしているそうなので、市川さんにお会いされたい方はぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか?

インタビュー・ライティング:黒岩麻衣


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Gaiaxのスタートアップスタジオにおいて、スタートアップのCTO(最高技術責任者)を輩出するチームです。Gaiaxグループの事業支援やプロダクト開発、ブロックチェーンなどの技術に取り組んでいます。スタートアップ事業で効果的な仮説検証ができるMVPも日々模索してトライしています。

  • 最終更新: 2022年6月20日

ガイアックスは、インキュベーション事業を軸とし、ソーシャルメディアやシェアリングエコノミー、ワークスタイル領域における事業創出・投資活動に取り組んでいます。新規事業を連続的に立ち上げる上で、サービス開発に欠かせない存在である「エンジニア」。今回は、ガイアックスのエンジニアとして働くメンバーのストーリーを紹介する「エンジニアストーリーシリーズ」として、ガイアックスを卒業してスタートアップのCTOとして奮闘しているメンバーのストーリーを紹介します。どうぞご覧ください!

今回インタビューしたのは市川朋輝(いちかわ ともき)さん。

大学院を卒業後、友人に誘われてスタートアップの世界へ飛び込んだ市川さん。
声をかけたのは、高校生の頃からいくつもの事業を行い、スタートアップスタジオ事業部に所属していた大戸吹貫(おおと ふぶき)さんでした。それまで事業づくりやビジネスには興味を持っていなかったという市川さんは、なぜスタートアップの世界でチャレンジしようと思ったのでしょうか?
今回の記事では、市川さんがガイアックスへ入社された経緯やこれまでのエンジニア経験、スタートアップのCTOとして意識されていることなどについてお届けします!


市川朋輝
株式会社Day-1 取締役CTO。早稲田大学院情報理工・情報通信専攻在学時に、インターンとして株式会社ガイアックスに入社。その後ガイアックス投資先のCTOに。2020年11月にガイアックスの技術開発部を経て、2021年6月より現職。
ガイアックスではオンライン会社説明会にて、ガイアックスメンバーに直接疑問をぶつけることができます。「採用に興味がある」や「ガイアックスってどんな会社だろう?」と思った方は、以下よりご確認ください。
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「ゲームの設定調整」からプログラミングの道へ

市川さんのこれまでの経歴

・2019年10月頃 大戸さんから事業に誘われる
・2020年2〜3月 ガイアックススタートアップスタジオでインターン
・2020年3月 大学院を卒業&1社目の創業に携わる
・2020年9月 資金が尽きて解散
・2020年11月 ガイアックスの技術開発部に入社
・2021年8月 ガイアックス退社&2社目がスタート

ーー学生時代はどのような学生生活を過ごしていましたか?

早稲田大学の基幹理工学研究科の情報理工・情報通信専攻という情報系の修士課程に進み、機械学習やディープラーニングに関する研究室に在籍していました。
そこで、音声感情認識という人の会話音声からその人の感情を推定する研究をしていましたね。

ーーそうすると、当時は勉強や研究に主な時間を費やしていたのでしょうか?

いや、実は全然そうじゃなかったです(笑)。
大学3年生くらいまではゲームばかりしていましたね。月曜から金曜までは学校へ行って、週末は友達とゲームをするという生活でした。でもあるとき、母に悪性の腫瘍が見つかり、抗がん剤治療をすることになって。当時は、実家のある静岡に僕が帰って、料理や家のことをしていました。どんな顔でいたら良いのか、これからどうしたらよいのか、全く考えられなくなりました。
母は今はもう元気なんですけど、そういう経験を通して、「何があるかわからないから一生懸命に生きよう」と思ったのが大学3年生の頃でした。そこからは岩手県の地方創生に関わったり、コーチングのお仕事をいただいたり、大手企業の新人研修のファシリテーターなどをしていました。
コーチングも独学ですし、最初から人材育成やコミュニティ運営的なことに興味があったわけではありませんでしたが、やっていくうちに「誰にとっても人間関係は大事なんだな」と思うようになっていったんです。
そうして取り組んでいくなかで、たまたまですがコーチングやファシリテーターのお仕事をいただくようになっていきました。

ーーエンジニアになろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

プログラミングに興味を持ったのは、大好きなゲームがきっかけでした。「どうやって動いているのかな?」と思ってアイテムの数をいじってみたり、そういうことをやりはじめたら止まらなくなっちゃって。
「面白いからもっと勉強したい!」と思い、大学進学時には情報系の大学を選びました。それまではゲームをいじるのが楽しくてやっていただけなので、プログラミング言語を学びはじめたのは大学に入ってからでしたね。
ゲームの設定をいじるのと同じように自分で書いたコードが実際に動くのが面白くて、今もやっている仕事においてもその面白さは変わらないかもしれません(笑)。

「会社を解散した次の日から、次の起業を考えながら働ける環境」がガイアックスだった

ーーガイアックスとの出会いについて教えてください。

1社目を創業する時に代表の大戸から声をかけてもらったのが、ガイアックスとの最初の出会いです。
大戸とは中高の同級生で、当時の彼はガイアックスのスタートアップスタジオに所属しながら事業検証をしていました。
そのなかで、「これは上手くいけそうだ」という事業アイディアができたタイミングで僕に声をかけてくれて。
僕はその後、2020年の2〜3月はスタジオのインターン生としてプロダクトをつくりはじめていたのですが、4月からは創業した会社からお給料をもらいはじめたので、インターンを卒業しました。

ーーその後、どのような経緯でガイアックスへ入社することになりましたか?

観光地の旅館やホテルで出している地元の食材やそれを使った料理を買って、家に届けてくれるサービスを考えていて、僕は開発全般を担当していました。
資金調達もしたんですけど、ちょうどコロナが流行りはじめてしまったんですよね。当時は伊東に住んで宿泊施設に営業しに行こうとしていたタイミングでしたが、そんなことをする雰囲気ではなくなってしまって……。そこから転々とサービスを3〜4個つくりましたがなかなかうまくいかず、資金が尽きてしまいました。

2020年9月末に1社目を解散することになり、仕事がなくなるので転職活動をすることになったのですが、そのときに技術開発部の峯荒夢さんに声をかけてもらったんです。
荒夢さんには、インターンの頃からずっとメンターとして技術的なことを教わっていたので、「そんなチャンスをいただけるなら」と、ガイアックスへ入社することを決めました。

ーーご入社後はどのようなお仕事をされていましたか?

好きなことをテーマにした体験が集まるプラットフォーム「aini」の開発に携わりながら、次の事業アイディアを考えたり、ヒアリングをしたりしていました。
入社するにあたってスタートアップスタジオ責任者の佐々木さんから、「どこに所属するかも、いつから働くかも僕が決めていいよ」と言っていただいて。
当時はサービスをつくる力をつけたいと考えていたので、技術開発部に正社員として入社し、ainiの開発チームへジョインさせていただきました。

ガイアックスでは働く場所も時間も自由なので、1社目を解散した次の日くらいには、僕と大戸で次の事業のことを考えはじめることができたのは、とてもありがたかったです。

ーーガイアックスで印象深かったことはありますか?

大学院を卒業する前から現在まで、ずっと荒夢さんに毎週30分のメンタリング時間を取っていただいていることです。内容はそのときに応じて変わるのですが、わからないことを相談したり、詳しい方とつないでもらったりと、課題感に応じて相談に乗っていただいていて。
僕はもうガイアックスの社員ではないのですが、それにもかかわらずいまも続けていただいていますし、そもそもガイアックスに誘っていただいたのも荒夢さんなので、荒夢さんには言葉で表せないくらいありがたいと思っています。

スタートアップに必要なのは「わからないことに取り組む力」

ーー 事業をつくることに対して、どのような想いを持っていますか?

「自分で動いて結果を出さないと潰れてしまう」ということを身をもって知ることができて、とても面白いなと思っています。
もともとビジネスや事業をつくることに興味がなかったので、スタートアップの世界に飛び込んでみた当初は右も左もわかりませんでした。
事業のことも開発のことも組織のことも、「一体どうしたらいいの?」という状況だったのですが、自分で学んでどうにかするしかなくて。

だからこそ、スタートアップに必要なのは、わからないものに取り組む力だと思っていて。これは僕の中のキーワードになっています。

もちろん、知らないことを自分で学ばなければならないので大変ではあるのですが、僕は自分の知的好奇心を満たしてくれるものを面白いと思うので、常に新たなことを学び続けながら事業をつくるスタートアップの環境に飽きることはないですね。

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いまは、toB向けに働く方の疾病予防ができるSaaSをつくっています。ウェアラブルデバイスを従業員の方につけていただいて、睡眠時間が少なかったり心拍数に異常があったりすると、アラートが出て管理者の方にお知らせをするというものです。2021年11月頃に開発が終わり、現在は物流企業や建設企業に導入していただいています。

僕の肩書きはCTOで、現在は開発が主な仕事ではありますが、資金調達以外のことは何でもやっていますね。事業計画や資金調達の計画も立てるし、いまは税理士の方にチェックだけはしてもらっていますが、経理や労務の知識も自分で調べて身につけました。

ーーCTOとして意識していることはありますか?

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CTOは事業戦略と技術面をすり合わせる役割があるので、経営者としての目線が必要になります。いまは自分の時間を開発に割くことが多いのですが、CTOとしての専門性を高めていきたい気持ちがあるので、今後は経営側のことにもっと頭と心を使っていきたいですね。

大戸とは中高も一緒で、僕のことをわかってくれているので、開発に関しては全く口出しをせず、任せるスタンスでいてくれています。僕が開発を担当する分、大戸は事業のことを考える仕事がメインなのですが、今後は大戸に負けじと自分も経営目線で事業の話に入っていける心と頭を持っていたいです。

世の中に貢献したい。力をつけて憧れを実現させていく

ーー今後の展望について教えてください。

いま興味があることは会社を成長させることなので、頭も心も次の資金調達に向いています。
ただ、世の中のいろんなCEOを見ていると、自分が見ている世界が狭いなと感じることが多くて……。自分の周りのことだけじゃなくて、もっと大きく世のなかに貢献する選択肢を持っていることに対して、すごいなと感じています。
僕も世の中に貢献したいという憧れがあるので、今後はその想いを実現する力をつけていきたいですね。
あとは、たまに友達と遊んだりできたらとても幸せです(笑)。

ーー最後に「CTOになりたい!」という学生に向けたアドバイスをお願いします。

僕も小さなスタートアップのCTOをやっているだけなので何ともいえませんが、何か困ったことがある方がいたら相談に乗りたいと思っています。先輩後輩のような上下の関係で相談に乗るというよりは、どちらかというと「一緒に頑張ろうね」という気持ちです。
確認が遅くなることもありますが、Twitterを通じてであればコンタクトいただけますので、ぜひお気軽にDMをお送りください!
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ー ありがとうございました!

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編集後記:
「はじめて会う人と話す時にはドギマギすることもあります」と話していた市川さん。無邪気な笑顔でインタビューに答える姿が印象的でした。現在はNagatacho GRiDに席を借りてお仕事をしているそうなので、市川さんにお会いされたい方はぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか?

インタビュー・ライティング:黒岩麻衣


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