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ギグワークとは?特徴、メリット・デメリット、始め方を解説

  • 最終更新: 2022年5月13日

IT技術の進歩や働き方改革によって多様な働き方が広がる中、「ギグワーク」という新しい働き方が注目を集めています。ギグワークは「単発で働くことができる」ことから、副業として始める人も増えているのです。この記事では、ギグワークの特徴やメリット・デメリット、ギグワークの始め方、ギグワークができるプラットフォームについて解説しています。ギグワークに興味のある人、これからギグワークを始めたい人は、ぜひ参考にしてください。

なお、ガイアックスでも、スキルを武器にプロジェクト単位で仕事に参加することができる、Gaiax Communityを運営しています。メルマガにて定期的に求人を募集しているので、ライティングや動画配信、デザイン、経理など、スキルを持つ方は登録いただけたらと思います。
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ギグワークとは

ギグワークとは、どのような働き方なのでしょうか?ギグワークの言葉の由来や特徴、ギグワークが普及した背景について説明します。

ギグワークとは

ギグワークは、英語のGigとWorkを合わせた造語です。Gigは一度だけの演奏やセッションを表すスラングで、ギグワークは「単発の仕事を受ける働き方」を意味します。ギグワークで働く人はギグワーカー、ギグワークで成り立つ経済圏をギグエコノミーといいます。ギグワークの代表的例が、ウーバーイーツの配達員です。継続した雇用契約がないので、働く時間や場所などの自由度が非常に高い働き方といえます。

ギグワークの特徴

新しい働き方であるギグワークの主な特徴は次の3つです。

  • 単発の仕事である
  • スキマ時間に働くことができる
  • 組織に属さない

ギグワークは会社員のように雇用契約を結ぶ必要がないため長期的に同じ場所で働く必要がなく、アルバイトのようにシフトに入ることもありません。自分が働きたいときに単発の仕事として短時間働くことができるので、仕事とプライベートの時間配分を自分でコントロールすることが可能です。空いている時間に仕事ができるので、仕事終わりの副業や起業準備のスキマ時間に収入を得ることができます。組織に属する必要もないので、業務さえしっかり行えば依頼を受けた企業の就業規則の制約を受けず、人間関係のストレスもありません。

ギグワークが普及してきた背景

ギグワークが普及した背景には、「インターネットの普及」、「リモートワークの増加」、「副業の増加」が挙げられます。IT技術が発達してインターネットが普及したことで人々がスマートフォンを持ち歩くようになったため、いつでもインターネットを利用できるようになりました。そしてデジタル化が進んだことでインターネット上のプラットフォームサービスが増加し、「今時間が空いている人」と「今働いてほしい人」が簡単にやり取りをすることができるようになり、単発の仕事としてギグワークが普及してきたのです。

働き方改革の流れで企業のリモートワークが増加し、「目の前で働いていない人に仕事を依頼する」ということに抵抗がなくなってきたこともギグワークが増えてきた理由です。また副業を許可する企業が増えたことで、「短時間・単発」で働くことができるギグワークを副業として選ぶ人が多くなっています。休日や仕事終わりなどのスキマ時間に手軽に収入を得られるギグワークは、本業との両立がしやすい働き方であるといえます。

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ギグワークにはどんな仕事があるか?

ギグワークの仕事として多いのはどのような仕事なのでしょうか?ギグワークとして多い仕事をいくつか紹介します。

  • 配達代行
  • 運転代行
  • 家事代行
  • 写真撮影
  • 引っ越し作業
  • ポスティング
  • 単発バイト
  • 記事ライティング
  • イラスト作成
  • オンラインレッスン
  • コンサルティング
  • カウンセラー
  • 翻訳

「単発・短時間」というギグワークの特徴から、代行業や単発バイトなどがギグワークの仕事として多くなっています。代行業や単発バイトはアプリから自分で仕事を選んで応募することで仕事を得ることができます。また、イラスト作成やオンラインレッスン、コンサルティングなど自分のスキルや得意なことをスキルシェアサービスに商品として販売する場合は、専門性が高いほど単価が高くなります。

ギグワークのメリット

自由度の高いギグワークは、他の働き方とは違ったメリットがあります。こちらでは、ギグワーカーとして働くメリットとギグワーカーに仕事を依頼する企業の利点について説明します。

ギグワーカーのメリット

ギグワーカーとして働くメリットには、「スキマ時間を活用できる」、「初心者でも気軽に働くことができる」などがあります。こちらでは主にギグワーカーの5つのメリットを紹介します。

1. スキマ時間を活用できる

ギグワークの働き方では毎日同じ時間に働くわけではなく、働く時間を自分で決めることができます。ちょっとしたスキマ時間に働くことができるので、時間を有効に使うことができます。副業であれば会社の就業後に、主婦・主婦であれば家事の合間に、スキマ時間を無駄にせず効率よく稼ぐことが可能です。

2. 初心者でも気軽に働くことができる

ギグワークでは、当日応募してすぐに働くことができる仕事が多いことが特徴です。そのため仕事内容は高度なスキルを求められるものは少なく、初心者でも気軽に働くことができます。また、短時間で終わる仕事が多いので、ギグワーク初心者でもストレスなくチャレンジ可能です。

3. 報酬をすぐにもらえる

ギグワークの仕事の種類によっては、早ければ働いた当日または翌日には報酬を得ることができます。基本的には単発の仕事では1週間以内に報酬をもらえるケースが多いため、急な出費の埋め合わせをしたい場合に便利です。

4. 人間関係やノルマのストレスがない

ギグワークは組織に属することなく単発で仕事を行うため、継続的に同じ人間関係で悩む必要がありません。ノルマや成果を求められる仕事も少ないので、ストレスは少なめです。

5. 働き方が柔軟である

ギグワーカーは会社に雇用されることなく、長期的な契約を結ぶこともないため自分の都合に合わせて働く時間を選ぶことができます。プライベートに合わせて仕事をすることもできるので、プライベート重視の人には向いている働き方でしょう。また、起業して間もない人や閑散期と繁忙期の差がある人が空いている時間に働く方法として、ギグワーカーはおすすめです。

ギグワーカーに仕事を依頼する企業の利点

企業がギグワーカーに仕事を依頼する利点としては、次の2つがあります。

  • 人件費を抑えることができる
  • 必要な分だけ労働力を確保できる

企業がギグワーカーに仕事を依頼する場合、雇用するわけではないので継続的な人件費がかからず人材コストを抑えることができます。また、必要な時に必要な分だけ労働力を確保できるので、閑散期に従業員を抱える必要がなくなります。

ギグワークのデメリット

ギグワークは自由度の高い働き方ができる一方で、デメリットもあります。こちらでは、ギグワーカーのリスクとギグワーカーに仕事を依頼する企業の注意点について説明します。

ギグワーカーのリスク

ギグワーカーの働き方には、「単価が安い」、「収入が安定しない」、「すべて自己責任である」といった3つのリスクがあります。こちらでは、3つのリスクそれぞれについて説明します。

単価が安い

ギグワークは初心者でもできる単発の仕事が多いため、仕事の単価は低めです。求められる専門性は低いので、就業のハードルは低いですが、営業する必要もあるため、案件によっては最低賃金を下回る可能性もあります。スキルシェアサービスで自分のスキルや得意なことを商品として販売するギグワーカーであればスキルによっては単価を高くすることもできますが、この場合は基本的に受注を待つ形になります。

収入が安定しない

ギグワークの仕事はまだまだ数が少なく、単価も低いため本業として収入を安定させるのは難しいでしょう。仕事は常に自分で獲得する必要があるので、アプリなどで自分で仕事を探したり、自分で仕事を獲得すことが苦手な人には向いていない働き方といえます。

すべて自己責任である

ギグワークは雇用契約が発生しないため労働関連の法律が適用されません。仕事中にトラブルや事故が起きた場合はすべて自己責任となるので、契約時に注意が必要です。

ギグワーカーに仕事を依頼する企業の注意点

ギグワーカーに仕事を依頼する場合には基本的にはインターネット上でやり取りを行うため、ギグワーカーの「信頼性」が分からない状態で依頼をすることになります。スキルや人間性が分からないまま仕事を行ってもらうため、ギグワーカーによって仕事の品質にばらつきがでます。また、教育する時間が確保できないため、あらかじめ分かりやすいマニュアルを用意しておく必要があります。

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ギグワークは今後増えるか?

ギグワークはアメリカではすでに浸透しており、ギグワークだけで働く人が増えています。2017年のCNNビジネスの記事によると、アメリカの労働人口の約34%がギグエコノミーに所属していています。日本でのギグワーカー人口は徐々に増加しており、NIKKEI STYLEによると、1千万を超える人がギグワークに従事しているとされています(副業を含める)。アメリカでのギグワーカーの増加は医療保険改革や働き手と企業をつなぐプラットフォームの増加が要因となっています。日本でも、同じようにギグワーク向けのプラットフォームが増加し、ギグワーカーの保証制度ができればギグワークはより増えていくと考えられます。働き方の多様化がより広がり副業を認める企業も増えていくので、副業としてギグワークを始める会社員も増加していくでしょう。

ガイアックス社内での取り組み

ガイアックスでは、制度として積極的にアウトソーシングを活用する文化があります。5万円程度までなら稟議なしでアウトソーシングを発注することができ、新入メンバーでも発注しています。

「発注するとコストが高くなるのではないか?」と思うかもしれませんが、実際はそんなことはありません。アウトソーシングを活用するほど、社内の人件費を増やす必要がなくなり、かつアウトプットが拡大していくので、利益は増えていくといわれています。

また、それぞれのメンバーのライフプランを重視するガイアックスでは、「正社員という枠組みを無くし、全員ギグワークでいいのではないか?」とすら言われ始めています。

通常、社員を抱える会社ではマネジメント業務が発生しますが、マネジメントをすること自体が、「その人らしい働き方をしてもらう」という価値観と相反する部分が出てきてしまうのです。

このような価値観を持つ会社はまだ少ないとは思いますが、今後は徐々に普及していくかもしれません。

地方におけるギグワークの可能性

ガイアックス公式YouTube「NO CUT」の中で、代表の上田は「人口の減ってくる地方でこそ、ギグワークを活用すべき」と話しています。

地方では、例えば離島の定食屋さんが水着や浮き輪の販売、さらにはサーフボードの貸し出しまでしているようなお店があります。地方では、そのように1つのサービスだけで食べていけるほど、ボリュームがありません。そこで、売上を増やすためにも、副業などを組み合わせていくことが必要なのではないか、と上田は語ります。

都会にはたくさんの仕事があり、人手を欲している企業も多くある状況において、生活費の安い地方に住みながらオンラインでギグワークを活用することもできます。

現在ではリモートワークが普及してきているので、そのような働き方も可能になってきているのです。

オフィスワーカーからギグワーカーになる方法

オフィスワーカーからギグワーカーになる場合、いきなりオフィスワーカーを辞めてギグワークを本業にするのではなく、ギグワークを副業から始めてみましょう。副業としてまずは休日にアプリで単発の仕事を受けたり、クラウドソーシングサービスで単発のタスクを受けてみることから始めると負担がありません。

また、自分のスキルや得意なことを商品として販売するスキルシェアサービスに出品して、自分の趣味やスキルを活かすのもおすすめです。
Gaiaxが運営するainiというサービスでは、個人が体験を提供・販売することができます。海外の暮らし疑似体験や写真撮影会、サツマイモ掘りなど”体験”を商品にすることができるので、特別なスキルがなくてもギグワークとしての仕事をすることができます。まずはホストとして体験を開催する前にゲストとして体験に参加してみると、実際に自分が体験を開催する時の参考になるでしょう。

どこからギグワークの仕事は取れるのか?

「ギグワーカーとして働きたい」と思っても、仕事の獲得方法が分からないと感じるが多いと思います。こちらでは、ギグワークの仕事の獲得方法について紹介します。

アプリ

ギグワークに特化した求人アプリで、単発の仕事を探すことができます。アプリによって「面接・履歴書なし」、「当日報酬払い」など特徴が異なるので、複数のアプリを試してみて自分に合ったサービスを見つけましょう。

スキルシェアサービス

スキルシェアサービスでは、登録すると自分のスキルや得意なことを商品化して販売することができます。「家事代行1時間○円」や「占い30分○円」などスキルを販売して単発で仕事をすることが可能です。専門性が高いスキルであれば単価を高めに設定できるので、得意なスキルがあるのであれば売り出してみましょう。
Instagramが得意な方であれば、写真や動画などを企業が希望するフォーマットで撮影し、コンテンツ作成するGENIC LABというサービスもあります。

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスでは、データ収集やアンケート、口コミ入力など「タスク」と呼ばれる簡単な単発の仕事を受けることができます。ネット環境とパソコンさえあれば自分の好きなタイミングで仕事を受けることができます。

今後どういう社会になっていくのか

今後も会社員として雇用される働き方がベースになりつつ、働き方はより多様化していくと予想されます。会社員を本業としながらギグワークを副業としたり、起業しつつ空いた時間はギグワーカーとして働いたり、派遣社員として必要最低限の収入を得ながらギグワークで収入を増やしたりと様々な働き方をする人が増えて行くでしょう。
ギグワークを単なる収入を得るための副業ととらえるのではなく、「自分のやりたい方法でやりたい仕事をする」という手段として利用することで、ギグワークで自分らしい働き方が実現できるようになります。将来的に働き方が多様になる社会の中で、ギグワークという働き方を活用して満足のいく働き方ができるように、一度「自分にとって理想の働き方」を考えてみることをおすすめします。

ガイアックスもプロジェクト単位で一緒に働く仲間を募集中です

「Gaiax Community」では、新規事業のプロジェクト単位で働くメンバーを募集しています。Gaiax Communityは複業からGaiaxグループの事業に関わることが可能です。ニュースレターで求人情報や起業に役立つ情報を受け取ることができるだけでなく、起業家との交流イベント情報を手に入れることができます。自分のスキルを提供して起業家をサポートしたい人や経験を積んでから起業したいと考えている人はぜひGaiax Communityに登録してください。


廣山 晃也
ブランド推進室にて公式メディアの運営を担当。過去にはオンライン配信事業の立ち上げ、マーケティング担当者も経験。2022年はクリプトに注力中。地方移住した岐阜で、観葉植物に囲まれながら仕事をしている。
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IT技術の進歩や働き方改革によって多様な働き方が広がる中、「ギグワーク」という新しい働き方が注目を集めています。ギグワークは「単発で働くことができる」ことから、副業として始める人も増えているのです。この記事では、ギグワークの特徴やメリット・デメリット、ギグワークの始め方、ギグワークができるプラットフォームについて解説しています。ギグワークに興味のある人、これからギグワークを始めたい人は、ぜひ参考にしてください。

なお、ガイアックスでも、スキルを武器にプロジェクト単位で仕事に参加することができる、Gaiax Communityを運営しています。メルマガにて定期的に求人を募集しているので、ライティングや動画配信、デザイン、経理など、スキルを持つ方は登録いただけたらと思います。
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ギグワークとは

ギグワークとは、どのような働き方なのでしょうか?ギグワークの言葉の由来や特徴、ギグワークが普及した背景について説明します。

ギグワークとは

ギグワークは、英語のGigとWorkを合わせた造語です。Gigは一度だけの演奏やセッションを表すスラングで、ギグワークは「単発の仕事を受ける働き方」を意味します。ギグワークで働く人はギグワーカー、ギグワークで成り立つ経済圏をギグエコノミーといいます。ギグワークの代表的例が、ウーバーイーツの配達員です。継続した雇用契約がないので、働く時間や場所などの自由度が非常に高い働き方といえます。

ギグワークの特徴

新しい働き方であるギグワークの主な特徴は次の3つです。

  • 単発の仕事である
  • スキマ時間に働くことができる
  • 組織に属さない

ギグワークは会社員のように雇用契約を結ぶ必要がないため長期的に同じ場所で働く必要がなく、アルバイトのようにシフトに入ることもありません。自分が働きたいときに単発の仕事として短時間働くことができるので、仕事とプライベートの時間配分を自分でコントロールすることが可能です。空いている時間に仕事ができるので、仕事終わりの副業や起業準備のスキマ時間に収入を得ることができます。組織に属する必要もないので、業務さえしっかり行えば依頼を受けた企業の就業規則の制約を受けず、人間関係のストレスもありません。

ギグワークが普及してきた背景

ギグワークが普及した背景には、「インターネットの普及」、「リモートワークの増加」、「副業の増加」が挙げられます。IT技術が発達してインターネットが普及したことで人々がスマートフォンを持ち歩くようになったため、いつでもインターネットを利用できるようになりました。そしてデジタル化が進んだことでインターネット上のプラットフォームサービスが増加し、「今時間が空いている人」と「今働いてほしい人」が簡単にやり取りをすることができるようになり、単発の仕事としてギグワークが普及してきたのです。

働き方改革の流れで企業のリモートワークが増加し、「目の前で働いていない人に仕事を依頼する」ということに抵抗がなくなってきたこともギグワークが増えてきた理由です。また副業を許可する企業が増えたことで、「短時間・単発」で働くことができるギグワークを副業として選ぶ人が多くなっています。休日や仕事終わりなどのスキマ時間に手軽に収入を得られるギグワークは、本業との両立がしやすい働き方であるといえます。

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ギグワークにはどんな仕事があるか?

ギグワークの仕事として多いのはどのような仕事なのでしょうか?ギグワークとして多い仕事をいくつか紹介します。

  • 配達代行
  • 運転代行
  • 家事代行
  • 写真撮影
  • 引っ越し作業
  • ポスティング
  • 単発バイト
  • 記事ライティング
  • イラスト作成
  • オンラインレッスン
  • コンサルティング
  • カウンセラー
  • 翻訳

「単発・短時間」というギグワークの特徴から、代行業や単発バイトなどがギグワークの仕事として多くなっています。代行業や単発バイトはアプリから自分で仕事を選んで応募することで仕事を得ることができます。また、イラスト作成やオンラインレッスン、コンサルティングなど自分のスキルや得意なことをスキルシェアサービスに商品として販売する場合は、専門性が高いほど単価が高くなります。

ギグワークのメリット

自由度の高いギグワークは、他の働き方とは違ったメリットがあります。こちらでは、ギグワーカーとして働くメリットとギグワーカーに仕事を依頼する企業の利点について説明します。

ギグワーカーのメリット

ギグワーカーとして働くメリットには、「スキマ時間を活用できる」、「初心者でも気軽に働くことができる」などがあります。こちらでは主にギグワーカーの5つのメリットを紹介します。

1. スキマ時間を活用できる

ギグワークの働き方では毎日同じ時間に働くわけではなく、働く時間を自分で決めることができます。ちょっとしたスキマ時間に働くことができるので、時間を有効に使うことができます。副業であれば会社の就業後に、主婦・主婦であれば家事の合間に、スキマ時間を無駄にせず効率よく稼ぐことが可能です。

2. 初心者でも気軽に働くことができる

ギグワークでは、当日応募してすぐに働くことができる仕事が多いことが特徴です。そのため仕事内容は高度なスキルを求められるものは少なく、初心者でも気軽に働くことができます。また、短時間で終わる仕事が多いので、ギグワーク初心者でもストレスなくチャレンジ可能です。

3. 報酬をすぐにもらえる

ギグワークの仕事の種類によっては、早ければ働いた当日または翌日には報酬を得ることができます。基本的には単発の仕事では1週間以内に報酬をもらえるケースが多いため、急な出費の埋め合わせをしたい場合に便利です。

4. 人間関係やノルマのストレスがない

ギグワークは組織に属することなく単発で仕事を行うため、継続的に同じ人間関係で悩む必要がありません。ノルマや成果を求められる仕事も少ないので、ストレスは少なめです。

5. 働き方が柔軟である

ギグワーカーは会社に雇用されることなく、長期的な契約を結ぶこともないため自分の都合に合わせて働く時間を選ぶことができます。プライベートに合わせて仕事をすることもできるので、プライベート重視の人には向いている働き方でしょう。また、起業して間もない人や閑散期と繁忙期の差がある人が空いている時間に働く方法として、ギグワーカーはおすすめです。

ギグワーカーに仕事を依頼する企業の利点

企業がギグワーカーに仕事を依頼する利点としては、次の2つがあります。

  • 人件費を抑えることができる
  • 必要な分だけ労働力を確保できる

企業がギグワーカーに仕事を依頼する場合、雇用するわけではないので継続的な人件費がかからず人材コストを抑えることができます。また、必要な時に必要な分だけ労働力を確保できるので、閑散期に従業員を抱える必要がなくなります。

ギグワークのデメリット

ギグワークは自由度の高い働き方ができる一方で、デメリットもあります。こちらでは、ギグワーカーのリスクとギグワーカーに仕事を依頼する企業の注意点について説明します。

ギグワーカーのリスク

ギグワーカーの働き方には、「単価が安い」、「収入が安定しない」、「すべて自己責任である」といった3つのリスクがあります。こちらでは、3つのリスクそれぞれについて説明します。

単価が安い

ギグワークは初心者でもできる単発の仕事が多いため、仕事の単価は低めです。求められる専門性は低いので、就業のハードルは低いですが、営業する必要もあるため、案件によっては最低賃金を下回る可能性もあります。スキルシェアサービスで自分のスキルや得意なことを商品として販売するギグワーカーであればスキルによっては単価を高くすることもできますが、この場合は基本的に受注を待つ形になります。

収入が安定しない

ギグワークの仕事はまだまだ数が少なく、単価も低いため本業として収入を安定させるのは難しいでしょう。仕事は常に自分で獲得する必要があるので、アプリなどで自分で仕事を探したり、自分で仕事を獲得すことが苦手な人には向いていない働き方といえます。

すべて自己責任である

ギグワークは雇用契約が発生しないため労働関連の法律が適用されません。仕事中にトラブルや事故が起きた場合はすべて自己責任となるので、契約時に注意が必要です。

ギグワーカーに仕事を依頼する企業の注意点

ギグワーカーに仕事を依頼する場合には基本的にはインターネット上でやり取りを行うため、ギグワーカーの「信頼性」が分からない状態で依頼をすることになります。スキルや人間性が分からないまま仕事を行ってもらうため、ギグワーカーによって仕事の品質にばらつきがでます。また、教育する時間が確保できないため、あらかじめ分かりやすいマニュアルを用意しておく必要があります。

シェアリングエコノミーのメリット・デメリットをシェアエコ企業が解説

ギグワークは今後増えるか?

ギグワークはアメリカではすでに浸透しており、ギグワークだけで働く人が増えています。2017年のCNNビジネスの記事によると、アメリカの労働人口の約34%がギグエコノミーに所属していています。日本でのギグワーカー人口は徐々に増加しており、NIKKEI STYLEによると、1千万を超える人がギグワークに従事しているとされています(副業を含める)。アメリカでのギグワーカーの増加は医療保険改革や働き手と企業をつなぐプラットフォームの増加が要因となっています。日本でも、同じようにギグワーク向けのプラットフォームが増加し、ギグワーカーの保証制度ができればギグワークはより増えていくと考えられます。働き方の多様化がより広がり副業を認める企業も増えていくので、副業としてギグワークを始める会社員も増加していくでしょう。

ガイアックス社内での取り組み

ガイアックスでは、制度として積極的にアウトソーシングを活用する文化があります。5万円程度までなら稟議なしでアウトソーシングを発注することができ、新入メンバーでも発注しています。

「発注するとコストが高くなるのではないか?」と思うかもしれませんが、実際はそんなことはありません。アウトソーシングを活用するほど、社内の人件費を増やす必要がなくなり、かつアウトプットが拡大していくので、利益は増えていくといわれています。

また、それぞれのメンバーのライフプランを重視するガイアックスでは、「正社員という枠組みを無くし、全員ギグワークでいいのではないか?」とすら言われ始めています。

通常、社員を抱える会社ではマネジメント業務が発生しますが、マネジメントをすること自体が、「その人らしい働き方をしてもらう」という価値観と相反する部分が出てきてしまうのです。

このような価値観を持つ会社はまだ少ないとは思いますが、今後は徐々に普及していくかもしれません。

地方におけるギグワークの可能性

ガイアックス公式YouTube「NO CUT」の中で、代表の上田は「人口の減ってくる地方でこそ、ギグワークを活用すべき」と話しています。

地方では、例えば離島の定食屋さんが水着や浮き輪の販売、さらにはサーフボードの貸し出しまでしているようなお店があります。地方では、そのように1つのサービスだけで食べていけるほど、ボリュームがありません。そこで、売上を増やすためにも、副業などを組み合わせていくことが必要なのではないか、と上田は語ります。

都会にはたくさんの仕事があり、人手を欲している企業も多くある状況において、生活費の安い地方に住みながらオンラインでギグワークを活用することもできます。

現在ではリモートワークが普及してきているので、そのような働き方も可能になってきているのです。

オフィスワーカーからギグワーカーになる方法

オフィスワーカーからギグワーカーになる場合、いきなりオフィスワーカーを辞めてギグワークを本業にするのではなく、ギグワークを副業から始めてみましょう。副業としてまずは休日にアプリで単発の仕事を受けたり、クラウドソーシングサービスで単発のタスクを受けてみることから始めると負担がありません。

また、自分のスキルや得意なことを商品として販売するスキルシェアサービスに出品して、自分の趣味やスキルを活かすのもおすすめです。
Gaiaxが運営するainiというサービスでは、個人が体験を提供・販売することができます。海外の暮らし疑似体験や写真撮影会、サツマイモ掘りなど”体験”を商品にすることができるので、特別なスキルがなくてもギグワークとしての仕事をすることができます。まずはホストとして体験を開催する前にゲストとして体験に参加してみると、実際に自分が体験を開催する時の参考になるでしょう。

どこからギグワークの仕事は取れるのか?

「ギグワーカーとして働きたい」と思っても、仕事の獲得方法が分からないと感じるが多いと思います。こちらでは、ギグワークの仕事の獲得方法について紹介します。

アプリ

ギグワークに特化した求人アプリで、単発の仕事を探すことができます。アプリによって「面接・履歴書なし」、「当日報酬払い」など特徴が異なるので、複数のアプリを試してみて自分に合ったサービスを見つけましょう。

スキルシェアサービス

スキルシェアサービスでは、登録すると自分のスキルや得意なことを商品化して販売することができます。「家事代行1時間○円」や「占い30分○円」などスキルを販売して単発で仕事をすることが可能です。専門性が高いスキルであれば単価を高めに設定できるので、得意なスキルがあるのであれば売り出してみましょう。
Instagramが得意な方であれば、写真や動画などを企業が希望するフォーマットで撮影し、コンテンツ作成するGENIC LABというサービスもあります。

クラウドソーシングサービス

クラウドソーシングサービスでは、データ収集やアンケート、口コミ入力など「タスク」と呼ばれる簡単な単発の仕事を受けることができます。ネット環境とパソコンさえあれば自分の好きなタイミングで仕事を受けることができます。

今後どういう社会になっていくのか

今後も会社員として雇用される働き方がベースになりつつ、働き方はより多様化していくと予想されます。会社員を本業としながらギグワークを副業としたり、起業しつつ空いた時間はギグワーカーとして働いたり、派遣社員として必要最低限の収入を得ながらギグワークで収入を増やしたりと様々な働き方をする人が増えて行くでしょう。
ギグワークを単なる収入を得るための副業ととらえるのではなく、「自分のやりたい方法でやりたい仕事をする」という手段として利用することで、ギグワークで自分らしい働き方が実現できるようになります。将来的に働き方が多様になる社会の中で、ギグワークという働き方を活用して満足のいく働き方ができるように、一度「自分にとって理想の働き方」を考えてみることをおすすめします。

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廣山 晃也
ブランド推進室にて公式メディアの運営を担当。過去にはオンライン配信事業の立ち上げ、マーケティング担当者も経験。2022年はクリプトに注力中。地方移住した岐阜で、観葉植物に囲まれながら仕事をしている。
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