上田 祐司

こんにちは、上田です。(個人ブログ:Gaiax CEO 上田祐司の[脳]置き場

ここ最近、組織に関するイベントや、働き方関連のイベントでの登壇機会が増えてきた。
どうしても、その場では、その場での会話になるので、あまり根本論に触れることができないので、このブログで根本的なところをまとめておく。
どうせまとまらないが。

ガイアックスは、ティール組織だとか、ホラクラシーだとかってよく言われる。でも、そういう事を意識して組織づくりをしてきたわけではない。
私たちは、私たち独自の価値観で、独自の道を行っているだけである。

ガイアックスの組織の特徴を表すと、組織としても「人と人をつなげる」「脳と脳をつなげる」ことを目指している。で、「インターネット」と「資本主義社会」をフル活用している。
で、結果的に、ティール組織やホラクラシーという部族に属しちゃっている感じなのだ。

(参考ブログ)
「ティール組織」これからの新しい組織論・強い組織の在り方 〜ガイアックスからみる、組織のパラダイムシフト〜

組織作りにおける「インターネット」と「資本主義社会」

そもそも、ガイアックスは、「人と人をつなげる」「脳と脳をつなげる」というミッションを実現するために作られた会社である。創業からして、事実上、ガイアックスは、インターネットに連動している。2000年中盤からソーシャルメディアと呼ばれるようになったものや、2010年中盤からシェアリングエコノミーと呼ばれるようになったものを推進するための事業と思ってもらって差し支えない。1999年の創業当時はそんな単語は世の中に存在しなかったが。

そして、ガイアックスは、株式会社であり、資本主義を有効活用している。

インターネットと資本主義社会、この2つには共通点がある。
要は、「集団で機能する・効率的な・コミュニケーション手段」なのだ。

「インターネット」

私たちは、脳と脳をつなげる、特に、赤の他人と赤の他人をつないでいくことに快感を覚えている。この「他人同士がつながる」ことは、驚異的に効率的だし、他人とつながることは、単純にそれだけで、これまでになかった愛情があふれてくることでもあるし。

なぜ脳と脳がつながる未来が来る、と信じるようになったのか?
繰り返しになるが、インターネットの存在のおかげだ。今更ながらのことだが、インターネットが世界を変えたのだ。インターネットによって、コミュニケーションコストが激減したのだ。赤の他人と赤の他人が自由にコミュニケーションできる。もっともっと普通に赤の他人とコミュニケーションを取るようになる。
それが突き進めば、必ずや、脳と脳がつながる未来になるのだ。
インターネットは、まさに、「集団で機能する・効率的な・コミュニケーション手段」なのだ。

インターネットやソーシャルメディアやシェアリングエコノミー、本当に大好き。

その大好き度合いを場所で例えると、シェアオフィスである、Nagatacho GRiDみたいな感じ。
見てて笑いが出てくるぐらいなんだけど、ともかく、Nagatacho GRiD、全部好き。だいぶ前のことだが、Nagatacho GRiDのエレベーターにイベントのチラシが貼ってあったんだけど「マルイのたまちゃんが、世界数ヶ国に行ってきた旅行中に撮ってきた写真を見ながら話を聞いて飲む会」というもので、こんなイベントがあるなんて、あらゆる意味で最高。予定があって、参加できなかったけど、僕も本当に参加したかった。

NHKのドキュメント72時間に、Nagatacho GRiDが取り上げられたこともある。それを見た多くの方から、「元々、NagatachoGRiDって、わけがわからなかったオフィスだけど、NHKの番組を見て、余計にわけがわからなくなったよ」と。

5Fのみどり荘に行けば、時々、みどり荘のオーナーの黒崎輝男さんがいらっしゃる。あぁ、思い出せば、最初に、黒崎さんに「みどり荘と組みたかったらポートランドは一度は見とけ」と言われて、アメリカのポートランドに連れて行かれたな。あのポートランドに流れる自由な感じ。まだまだだけど、Nagatacho GRiDで、少しは再現できているんじゃないかな。

「資本主義社会」

僕は、効率が大好きだ。僕の座右の銘は、「効率は愛」だ。
この座右の銘は、いろいろな意味が含まれているので簡単には説明できないのだが。

一般的に、会社という組織で、事業運営をしていると、本当に非効率なこと、そして、無駄なことや残念なことが出てくる。

窓際族・・・どういう力学のゲームになれば、そんなものが存在するようになるのだろうか。謎すぎる。ダレトク?
イジメやネタミ・・・バカじゃないのかって、本当に思う。人は人でしょ。妬むなら、ぜひ無関係な他社の社員さんのことも同じぐらいに妬んで欲しい。
忖度・・・上司の意向を「忖度」して、儲かるならいいんだけど。お客さんが喜ぶならいいんだけど。
組織の壁・・・それって美味しいの?

だから、会社という大きな組織、大きな箱はダメなんだ。

一人ひとりが、資本主義社会の市場経済に基づいて、競争環境の中で、働けばいい。
実際、日本経済の中では、いや、世界経済の中では、何十億人という集団が、効率的に、組織立って、協力しながら、世界を良くしようとしている。
まさに「資本主義社会」は、「コミュニケーション手段」なのだ。
それを会社の中にも徹底すればいい。
ギグ・エコノミー、つまり、クラウドソーシングなサービス、シェアリングエコノミーな感じでするのと同様に、タスク単位で、市場経済を実現すればいい。

資本主義については、すごくすごく大好きで、好きすぎてオタクな状態。でも、すごく嫌悪感も感じている。

その大好き度合いを場所で例えると、スタバみたいな感じ。
実は、Nagatacho GRiD以上に滞在していた。営業先の近くでも、海外出張中でも。しかも、わざわざ京都とか、鎌倉や、目黒川のオサレスタバに行く。しかし、その一方で、あの体に悪そうな食べ物とか、大嫌い。あの、自分の健康を気遣って、ラテのミルクを、ソイミルクに変更したところで売れ筋な味を狙っているが故に、よく調べるとそのソイミルクも全然健康的じゃなさそうな感じとか、大嫌い。まるで商売みたい。商売なんだけど。
でも大好き。繰り返すが、僕の人生から、スタバは外せない。あの同日であれば別の店でもOKな2杯目150円に、どれだけ、僕の家計が助けられたか。そして、もしかしたら、僕の仕事の多くは、スタバから生まれたかもしれない。

「ガイア理論」

「インターネット」と「資本主義社会」という超強力なコミュニケーション手段。ガイアックスでは、この両輪をフル活用している。
僕は、コミュニケーションが行き届いていること、効率的であること、これは、同じ意味であり、そして、きっとこれが愛なんだろうって思う。

1個1個の存在が、自由に、闊達に、好き勝手に、思いっきり動いてて。
でも、他の存在とパワフルにコミュニケーションしてて、情報や感情をやり取りしてて、さらに感情移入をしあってて、そして、結果として、1個1個の存在が集合体となっていく。
大きな一つの生命体のような存在になるのだ。

ガイアックスは、「地球は1つの生命体である」というガイア理論を信じて、この理論の名前を社名に頂いた。
社会という視点でも、ガイアックスという会社という視点でも、関係するみんなの脳と脳をつなげて、1つの生命体になりたい。

(参考ブログ)
社名とミッションの由来となった 映画「ガイアシンフォニー」の威力

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私たちは、ガイアックスの従業員およびその他の関係者個人の意見を尊重し、そのままお伝えすることを大切にしています。そのため、ガイアックの公式見解ではなく、個人の見解であり、個人のブログのポリシーに基づいて記載されております。
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上田 祐司

上田 祐司

1997年の大学卒業後に起業を志し、ベンチャー支援を事業内容とする会社に入社。一年半後、同社を退社。1999年、24歳で株式会社ガイアックスを設立する。30歳で名証セントレックス市場へ上場。
社団法人シェアリングエコノミー協会の代表理事を務める。同志社大学経済学部卒。