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∞の境地に辿り着くためにチームで働く

  • 最終更新: 2013年6月19日

ガイアックス入社一年目の荒井智子と申します!
この春に大学院を卒業しまして、営業としてガイアックスに入社いたしました。
内定者時代に採用担当としてインターンをしていた経緯で、この社内報じゃない報の副編集長を勤めさせていただいております。
1ヶ月の研修期間を終え、
現在は「ソーシャルアプリケーションサポート」チームの一員として働いています。
今回は、一ヶ月間の研修期間で学んだことについて書きたいと思います。

シェア研修:新人研修を他社と共同で行う

ガイアックスでは、新人研修を「シェア研修」というスタイルで行っています。
シェア研修とは、一つの企業がクローズドで自社の新人に対して研修を行うのではなく、複数の企業が合同で新人研修を行うというものです。
今年は以下7社のITベンチャーが共同し、40名の新人が研修を受けました。

<参加企業一覧(五十音順)>

  • アイティメディア
  • イノベーション
  • オールアバウト
  • ガイアックス
  • マイネット
  • みんなのウエディング
  • モバイルファクトリー

ITベンチャーでは、自社同期の数が少ないことが多いのですが、今回は自社・他社入り交じって、ワイワイと研修を受けることができました。
あまりに個性的で統一感が無いと思っていたガイアックスの同期達も、他社の中に入るとなんとなく同じ空気感を思っていることに気がつきました。
総じて、「真面目でいい子達」が多いのがガイアックスらしいな、と・・・笑
シェア研修は、ビジネスマナー研修に始まり、マーケティング研修、プログミラング研修、ウェブサービス開発研修など盛りだくさんでした。
この研修を通じて学んだことは山ほどありますが、私が一番学んだのは、チームとして働くことの難しさと可能性です。
今更かつ当たり前のことのようで、私にとっては大きな学びでした。

∞の境地に辿り着くためにチームで働く

研修を通じて、社内・社外の様々な人とともにグループワークを行いました。
研修の中で、「どんなチームが理想的なチームか」という風に問いかけられたときに、私は「1+1=2以上に膨らむチーム」と答えました。

しかし、研修の中で「1+1=2以上」にできるチームを作ることは、これまで思っていた以上に、とても難しいということを痛感しました。
今まで、サークル・アルバイト・学生団体など、様々なチームで動くことを経験してきましたし、今考えると心の中のどこかで、自分はチームで動くことや、チームを動かすことが得意だと思っていました。

しかし、今回の研修ではチームで動くことに、ことごとく苦戦しました。
たとえば、ガイアックスのメンバーが4人ずつ2チームに別れて、1週間でウェブサービスの開発を行う研修があったのですが、社内とはいえ、チーム内のコミュニケーションにとても苦労しました。
営業とエンジニアの視点の持ち方が違ったり、サービス開発において重視したいポイントが異なっていったため、スムーズに合意形成を行うことができませんでした。
3日間ほどの苦しいチームビルディングの時間が続き、その苦しさを乗り越えた後に、ようやく全員が納得するようなサービスコンセプトに辿り着くことが出来ました。

それはそれはドラマチックな経験でした・・・!

まるで高校生の部活動のように、お互いをさらけ出し、ぶつかり、辿り着いた場所。

爆発的なパワーを感じました。

今まで経験したチームと、研修で経験しているチームの何がそんなに違うのか・・・・

考え続けると、今までは自分と似たような感覚を持っている人としか、チームで動いたことがなかったことに気がついたのです。

自分と異なる感覚を持っている人とコミュニケーションを取ることはあっても、ゴールを設定して、一緒に何かをアウトプットするというのは、ほとんど経験したことがありませんでした。
無意識に自分にとって「居心地良い人」とか、「働きやすい人」を選んでいたことに気がつきましたが、今まではその選択に問題意識を持つことさえありませんでした。
しかし、ガイアックスに入ってから、自分が居心地良い人たちとだけチームを作っていたら、本当の理想の場所には辿り着けないのでは、と感じるようになりました。
例えば、感覚が違う人とディスカッションをしていると、自分が今までニュアンスでしか考えていなかったことを、しっかりと考え尽くした上で言語化する必要が出てくるので、本当に心と頭に汗をかいて、自分のアイディアを昇華させることができます。
そして、馴れ合いで「何となく良さそうだよね」という、チーム内での自己満足になるリスクも軽減されます。
また、自分とは異なった感覚を持っている人とコミュニケーションを取ると、自分自身の個性や癖に気付かされます。
相手の話を引き出そうとしすぎて、前のめりになってしまって、相手の気持ちを汲み取るような言動が取れていないな」とか、「まだ自分の中で固まっていない意見を、それっぽく話せちゃうから、相手に詳細まで考えが詰まっていると誤解を与えてしまいがちだな」とか。
チームの中で自分の役割を発揮するためには、自分の癖を客観的に理解する必要があると痛感しました。

よいチームを作るために、自分の一挙一動がチームメンバーに対して、どのような影響を与えているかを知ることが重要だと考えています。

自分とは全く異なった経験をしてきた、全く異なった感覚を持っている人とチームを作ること。

それは時として、本当に苦しいプロセスです。

自分の「当たり前」を常に疑い続ける必要がありますから、とても疲れます・・・。

あまりにチームビルディングがうまく行かない場合は、「1+1=0.5」になってしまう可能性すらあります。

でも、諦めずに粘り続ければ、「1+1=∞」になるはずだと信じています。

だからこそ、チームメンバーが粘り続けられるように、チーム全体でのモチベーションを上げ続けることが重要で、「ありがとう」「いい感じだね!」「たすかったよ」等のポジティブワードが大事になると学びました。

チームが行き詰まっているときに、笑顔でいられるかどうか。

これって、単純なことのようで、とっても難しくて、とっても重要なことです。

愛を持って、チームに貢献できる人間を目指します!

写真はウェブサービス開発研修後の、ガイアックスの2チーム集合写真です。

これはリレー式の【ガイアックス交換日記】ということで、次のメンバーにバトンを渡したいと思います。
今回は今年のエンジニアの新人研修を組み立ててくれている、エンジニアの本間を指名します!
実は本間のチャーミングな笑顔と笑い声に癒されている荒井です。


荒井 智子
2013年4月にガイアックスに入社し、2年間法人営業・海外営業、社長室立ち上げなどを経て、2015年に「働く人の心と身体を健康にしたい!」と会社に訴え、社内でケータリング型社員食堂をスタートし、2017年にtiny peace kitchenとして事業化。2020年に社内コーチプロジェクトを発足し、2022年にブランド&カルチャー推進室の責任者に就任。
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