2020年11月13日に社員総会&内定者式を開催しました。
今回は感染対策も兼ねてオンラインとリアルのハイブリッド開催。社員はもちろんの事、内定者でさえも、どこから参加するか、むしろ参加するかしないかですら、自身で選択する事ができます。
冒頭の代表執行役社長の上田のスピーチを抜粋し、お届けいたします。

今回のスピーチでは「ニューノーマル時代においてどのように働いていくのか」について話をする。

コロナをきっかけに訪れた変化と葉山への移住

先日、葉山へ移住した。これまでも夏になるとリモートワークで海の見えるところで仕事をしていたが、それが今は毎日だ。広くて安い部屋と美味しい料理、美しい景観など、快適な住み心地を感じている。

自分だけではなく、ガイアックスの社員も地方に分散するようになった。良くも悪くも、コロナが長期化したことで社会システムは変わりつつあり、おそらく二度と元に戻ることはない。
そのような新しい時代において、どのように我々は生きていくのか、どのように事業をしていくのかを真剣に考えなければならない。

ひとりひとりの働き方についての考え方

創業直後から継続していた「QCP(クオーター・コーチング・プログラム)」をリブランディングし、マイルストーンセッションという名称に改めた。もちろん中身は、「じゃあ僕これぐらいのアウトプットを人生の中で成し遂げたいな」みたいな話もあれば、「いやいや来年には報酬をこの水準にしたいんだ」みたいな話もあると思う。中身は今までと変わらないところもあるが、今まで以上に「自分の人生において何が大事なのか」を意識してもらいたい。

人生において大切にしていること、そのために何を達成すべきかといったマイルストーンを、定期的に誰かとセッションして再確認して欲しい。

ニューノーマルな時代では、人と集まる機会は減り、分散型の社会になってきている。インターネット時代になり、誰かと太くは繋がっていないが、全員が全員と繋がっている関係になった。

ガイアックスとしては、「インターネット風な働き方」のど真ん中にいくつもりでいる。家族的な思想はないが、個人がやりたいことをどんどんやり、それを守りはしないが応援するようなイメージだ。面白い話には皆で集まり、一緒に面白がるような組織・風土になっていくと考えている。

今後は、「自分はいったい何をしたいのか」をベースに、明日の仕事を考えて欲しい。会社に滅私奉公をしたところで、それが本当にポジティブなことなのかは分からない。人生において何が重要なのかを見据え、そのプロセスにおいて「これは明日行うことが必要だと思う」という観点から仕事に取り組んで欲しい。

定期的なセッションにおいて、もちろん、人生の目標を更新した際には、改めて、きちんと共有するべきなのだが、更新がなかったとしても、予め、目標をまとめて見えるところにおいて、その上で、今何をするつもりなのか、を話す必要があるだろう。。

現在ガイアックスでは、雇用形態の業務委託化を進めている。法律の面から見ても、「雇用」という形態が、今のガイアックスでの働き方や、目指す働き方にフィットしていない現状がある。まだ整備されていないところもあるし、もちろん業務委託化をするかどうかは、みなさん個人の判断に任せている。

良くも悪くも昔からガイアックスだけではなく、世の中の当たり前として、会社が個人を守るなんてことはできない。「おいおい、社長の立場でそれを口に出すか」っと感じるかもしれないが、はっきり言って会社なんて潰れるし、一方で皆さんの人生は80年続くわけだ。現実的じゃない。

ひとりひとりが社会の中で存分に活躍し、社会の中で引っ張られるような人材、会社がお願いしないとうちの会社に残ってもらえない人材、そういう立場の人になってもらうことを会社として進めていくのが、結果、一番働いている人にも最善だと考えている。

今後は、より自律的に、より能動的に、自由と権限を持って進めていくような働き方に変わっていくことが、ニューノーマルの時代に求められている。

オフィスで働くという環境の変化

GRiDは、いろんな人と交流するための場所として、今まで毎日何件とイベントを開催してきた。しかし、コロナをきっかけにリアルな接触が制限され、代わりにオンラインイベントが急増したことで、GRiDの位置づけも変わった。

引き続き、交流スペースは設けるようにするが、GRiDだけではなく、1Fのレストラン、tiny peace kitchenも方向性を変える予定だ。

市場全体を見ても、オフィスを契約するスタイルは時代遅れになりつつある。コロナでGRiDの売り上げは一時的に減少したが、毎月席数を変えられるGRiDに興味を持って見学に訪れる人は増えている。現在は現オフィスの契約期間であるなど、すぐにGRiDに乗り換えられる企業ばかりではないが、現契約期間が終了次第、GRiDに入居してきてくれるようだ。

自分自身も、従来型のオフィスよりも、シェアオフィスの方がより効率的だと思う。ガイアックスが出資している、Mirai Instituteのみどり荘は、フレキシブルな働き方をしたい企業に、スペースを提供する拠点として変わっていく。皆さんも、新しい場所での働き方について、どんどん新しいアイデアを出し、改善していただきたい。

オフィスに来る機会が減ると、どうしても社内のコミュニケーションの機会が減る。これから地域で働きつつ暮らすのであれば、会社外のコミュニティに入るか、もしくは自分でコミュニティを作るべきと考えている。自分も葉山に来て、早くもふたつのコミュニティに誘われて驚いた。

社内で過ごす時間が長ければ、社内コミュニティが生まれるように、地域で過ごす時間が
増えれば、地域コミュニティができるのも自然な流れである。自分も今葉山でコミュニティを作っているので、皆さんも同じように自分自身のバランスを保つようにして欲しい。

地域のコミュニティに参加することに加えて、オンラインイベントに参加することも重要だろう。TABICAでは、すでにオンライン飲み会を何度か行っている。社内外問わず参加してもらいたい。

オンラインイベントで知り合いを増やすためには、オンラインミーティングだけではなくYouTubeも有効な手段だ。今後はこのふたつに、スペースを移していって欲しい。ガイアックスのコアである皆さんが、それをするのとしないのでは、今後のガイアックスの伸びが全く変わってくる。

これから取り組むべき事業の内容

コロナ禍になって動きの良い会社ほど、事業内容を次々に変化させている。「ニューノーマル時代=時代が変化する」ことなので、ベンチャー企業にとっては有利な状況だ。六本木でクラブを経営していた知り合いは、コロナをきっかけに消毒業務に切り替えて大儲けしている。出資先のunitoは、帰国者向けにホテルの2週間隔離プランを作って販売した。

変化があった時に、ビジネスをきちんと世の中のニーズに適応させることが、ベンチャー企業の仕事だ。ガイアックスもベンチャー企業として、世の中の変化にしっかり事業をフィットさせる必要がある。

ADDressのように、変化を見越して事業をあたためておく企業もあるが、このニューノーマル時代がどのような時代になるのかを想像し、それに事業をひとつずつフィットさせていく。コロナを言い訳にしないで、チャンスだと思うようにして欲しい。

ガイアックスの未来と現在の体制

リモートワークになって、むやみやたらに物を買わずに自然や家族と過ごす、自宅で食事を作って食べるなど、正しい方向に動いていると感じる。これからは、各自が自由かつフラットに動けるような働き方になるが、それも正しい姿であり、推進すべきだ。

皆さんには、コロナやその先にある社会を見据え、それに最適化したサービスを作っていって欲しい。立ち上げに半年、1年と時間がかかっても、新しい発想を大切にして進めていくことが重要だろう。

より新しい発想が生まれるように、ガイアックスの経営会議も、最近刷新し、野口さん、荒井さん、流さん、エンジニアの中村さん、重枝さんの新しいメンバーが加入した。

こういう時代だからこそ、自律的に自分の意思を持って、ガイアックス全体が社会に役に立つようなサービスを出していって欲しい。
我々の組織ひとりひとりの生活を、世間よりも先取りした生活様式にして、変化にも敏感になり、新しいサービスを提供していく。そして事業として還元して欲しいと考えている。

動画シリーズ「LEADER INSIGHT」

「自由すぎる」「起業家輩出企業」などと言われているが、未だ正体不明な株式会社ガイアックス。ガイアックスは一体どんな会社なのか。皆さんの疑問にお答えするべく、代表の上田がガイアックスについて語る動画シリーズ『LEADER INSIGHT』

第一弾のテーマは『Gaiaxとは?』

  • 株式会社ガイアックスの大切にしている価値観とは
  • ミッション「人と人をつなげる」とは
  • 今特に力を入れているビジネス
  • ガイアックスが目指す社会とは

などのトピックについて代表の上田が語っています。

ぜひご覧ください!

『LEADER_INSIGHT』〜 Gaiaxとは 〜

上田 祐司

上田 祐司

1997年の大学卒業後に起業を志し、ベンチャー支援を事業内容とする会社に入社。一年半後、同社を退社。1999年、24歳で株式会社ガイアックスを設立する。30歳で名証セントレックス市場へ上場。
社団法人シェアリングエコノミー協会の代表理事を務める。同志社大学経済学部卒。