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部署異動したい時に希望に応じてできる、フリースカウト制度とは?

  • 最終更新: 2023年9月15日

入社する会社は選べても、配属される部署は選べない。そんな会社も多いのではないでしょうか?
また、何かしらの理由によって部署異動を希望しても、思うようにいかないことも多々あるかもしれません。そんな中、ガイアックスでは、メンバー全員が“自分らしい働き方”ができる環境づくりを大切にしています。

働く場所や時間を自分自身で自由に選択できるほか、異動先の上長の了承を得られれば自由に部署間の異動を行うことも可能です。さらに、別の部署の上長が他のメンバーを自由にスカウトできる「フリースカウト」という制度もあります。

部署に縛られない働き方ができる自由な部署異動やフリースカウト制度。これらは一体、どのような経緯で導入され、どのような効果を生んでいるのでしょうか。

今回は、自由に部署異動ができるカルチャーやフリースカウト制度について、ガイアックスの考えや事例を紹介しながら実態を探っていきます。

なお、ガイアックスはソーシャルメディア領域とシェアリングエコノミー領域で新規事業が連続的に生まれる、スタートアップスタジオを運営している会社です。「将来起業や経営者になる」ことを目指していて、就職や転職、インターンに興味のある方はぜひオンライン座談会にお話を聞きに来てください。

多くの会社では、部署異動したいと思っても希望通りできないことがある

多くの会社では「部署を異動したい・・・」と思っても、従業員の希望通りに異動できないことを耳にします。

背景として、基本的に部署の異動や転勤は会社によって決められることが多いため、従業員は自由な意思を持って働くことは難しいことが考えられます。

さらに、業種や会社によってはリモートワークが難しいケースもあります。「好きな場所で働きたい」「場所に縛られずに仕事がしたい」と思っても、会社の意向に従わなければいけない場合もあるのです。

新型コロナウィルスの影響でリモートワークが普及した状況においても、多くの人がこのようなルールに縛られながら働いています。

リクルートワークス研究所のアンケートによると、仕事に満足している人は41.9%と、半数にも及んでいない状況です。

さまざまな理由があると思いますが、柔軟性のある働き方ができるか否かも、満足度に影響を与えていると考えられるのではないでしょうか。

なぜ自由な部署異動やフリースカウトを導入したのか

ガイアックスは一般的な多くの会社とは異なり、上長に拒否権の無いメンバースカウト・部署異動が可能なカルチャーがあります。

一体、どのような経緯で部署異動やフリースカウトが自由になったのでしょうか。

それは、ガイアックスが“メンバー個人の意志を尊重”しているためです。メンバー全員が満足いく働き方を選べるよう、枠にはまらない組織のあり方を実践しています。

また、部署間の移動に関してこのようなカルチャーを実践している理由には、以下の大きな理由があります。

  • 本人の最高のパフォーマンスを引き出すため
  • 転職しなくても、別の部署が合うこともある

では、それぞれの詳しい内容をみていきます。

本人の最高のパフォーマンスを引き出すため

ガイアックスでは、本人が人生をかけて取り組みたいことと仕事が一致したときに、高いパフォーマンスが引き出せると考えています。

「人生をかけて取り組みたいことがあって、目の前の業務に集中したいのに、会議や会食で時間が取れない」
「今いる部署では、自分のしたい業務が実践できない」

そんな風に、働く環境や業務内容と、自分自身のライフプランとのギャップが大きいほど、最高のパフォーマンスは引き出されにくくなりますよね。

このような思いから、部署異動に関しても、メンバーは異動先の上長の了承さえあれば自由に部署を異動することができます。この際、所属部署の上長から異動拒否や引き留めを受けることはありません。

また、どちらの部署の事業にも興味がある場合は、働きたい事業部を2部署掛け持ちして働くことも可能です。

自分の興味がある分野で働くことによってパフォーマンスが最大限に引き出されるのであれば、会社は口出しをしないという方針を貫いています。

転職しなくても、別の部署がマッチすることもある

一般的な会社では、会社全体としての空気感や雰囲気があり、その雰囲気に合わないと転職せざるを得ない場合も多いです。

一方で、ガイアックスの場合は全権限が事業部へ移譲されています。事業部それぞれが将来独立の会社としてカーブアウトしていくことも念頭に置かれているため、「それぞれの事業部が1つの会社である」といえるほど、事業部ごとに異なる空気感を持っています。

そのため、同じガイアックス内であっても、「今の部署の雰囲気には合わないけど、他の部署にはフィットする」という可能性もあるのです。

新卒採用においても同様に、いくつかの部署で面談したり、インターンを経験した上で、希望する配属先を自分で選択することができます。

組織への関わり方は自由に決められるべき

退職や転職をする自由は、個人が持つ当たり前の権利です。

それならば、どうして部署の異動や働き方などの“組織への関わり方”に関しては会社が意思決定権を持っているのでしょうか。

働く場所や時間だけでなく、どの部署で働くかということも、個人が自由に選択できて当然なのではないかと考えています。

組織への関わり方をメンバーに一任することによって、熱量と充実感で溢れ、その人の可能性が最大限に引き出されるのだと信じています。

そのためにガイアックスでは、誰もが満足のいく働き方をとことん選べるよう、常識にとらわれない組織の在り方を実践しています。

部署異動だけでなく、社内副業も可能に

組織への関わり方は自由だという考えが根底にあるため、社内副業も自由に行うことができます。

社内副業とは、他部署の仕事を社員としてではなく業務委託として個人で請け負うことができるカルチャーのことです。

社内にいるメンバーに業務を依頼することで、新しい人員を確保する採用コストやコミュニケーションコストを抑える効果もあります。

さらに、他の事業部にいる一緒に働きたいガイアックスメンバーを自由にスカウトする、「フリースカウト」も可能です。

フリースカウトされたメンバーがその事業部で働きたい場合は、部署を異動するか社内副業のどちらかの制度を使って、好きなように働くことができます。
» 【社内副業】従業員かつ業務委託という新しい働き方

希望に従って自由に部署異動したメンバーの事例

自由な部署異動の制度は、ガイアックスやメンバー個人にとってどのような影響を与えているのでしょうか。ここからは、入社して間もない時期に、他の部署に異動を果たした2名のメンバーの事例をご紹介します。

ガイアックスには、「使命で動く」というフィロソフィーがあり、これは世間の課題を自分ごとのように考え、問題意識やビジョンを打ち出し、何らかのムーブメントを生み出し社会を巻き込みながら実現すること。

今回ご紹介する小林さんと山之内さんは、「使命で動く」を実践するために部署異動をしました。自分のためだけでなく、大きなビジョンのもとに部署異動を決意しています。

そんな2人がどのような理由で部署を異動したのか、また、異動してみてどのような変化があったかなど、過去のインタビューをもとに詳しく掘り下げていきます。

<新規事業に挑戦するために部署異動した事例>

まず初めにご紹介するのは、オンライン配信事業をはじめ、さまざまな事業で活躍する小林 樹(こばやし いつき)さん。

入社当初はソーシャルメディアマーケティング事業部に配属された小林さんですが、「自分もマーケティング目的でSNS運用をしてみたい」と思ったのをきっかけに、新規事業として立ち上がったばかりの「みんのみ」事業を兼任することに。

新事業に配属されたことでSNS運用だけでなくサービス開発にも興味を持つようになり、ソーシャルメディアマーケティング事業部(以下、SOC)を離れて「みんのみ」事業に完全異動になりました。

小林さんは、入社前から「今したいこと」を選択している状態で仕事をする人に囲まれながら働きたいと考えており、自分自身が「やりたいからやる」を体現するために、入社数ヶ月にも関わらず自ら手を挙げて部署の異動を叶えました。興味を持つことにどんどんチャレンジし、その過程を発信し続けています。

また、異動後は完全にSOCとのコミュニケーションが無くなるわけではなく、SOCの人にメンターになってもらい、マーケティング面でのサポートや事業計画を手厚く見てもらうといった支援を受けています。

基本的に働き方はメンバーに一任するという考えを持っているガイアックスだからこそ、双方が合意していれば部署間を超えた関係を築くことが可能なのです。

「部署を異動する自由を与えてもらったことで、言い出したことをやりきる責任も感じている」と語る小林さんは、膨大な量の仕事を引き受け、手詰まってしまったときも「こうした経験は今のうちにしかできない」と楽しんで仕事を進めています。

「新卒1ヶ月での部署異動」は簡単にはできない経験だからこそ、成功させればこれ自体がキャリアになることをモチベーションにしながら進んでいるそうです。

小林さんは「みんのみ」事業に挑戦した後、ピポットした法人向けのオンライン配信支援事業の副事業部長を担当。現在は、子会社のGENIC LAB事業へ異動するなど、破竹の勢いで社内・社外問わず駆け巡っています。

さらに、他の人の「やりたいからやる」働き方を促すために、SNSでの投稿も頻繁に行っています。

小林さんの行動に触発された周りの人間が、勉強したり新しい何かにチャレンジしたりすることで、「やりたいからやる」働き方のムーブメントが広がる。

そのような使命を掲げながら、自分自身が率先して自由に働くことで周りを巻き込むといった活動を続けています。

「やりたいからやる」を体現しながら興味がある分野へ素早く飛び込み、自分も周りも成長させる小林のワークスタイルは、ガイアックスだからこそできる働き方だと言えます。
» 入社1ヶ月で新規事業に自らチャレンジした小林樹さんが語る、ガイアックスの「自由と責任」

入社1ヶ月で新規事業に自らチャレンジした小林樹さんが語る、ガイアックスの「自由と責任」

<マーケティングの分析チームに部署異動した事例>

次にご紹介するのは、TABICA事業部で1年間法人提携業務等を担当した後に、ソーシャルメディアマーケティング事業部(以下、SOC)に異動した経験を持つ山之内 稔真(やまのうち としまさ)さんです。

2019年に新卒としてガイアックスに入社した山之内さんは、入社後1年間はTABICA事業部(現・aini)にて、法人への売り込みやチラシ配り、部長のサポートなど幅広い仕事に取り組みました。

しかし、TABICA事業部でキャリアを積んでいく中で「自分のバリューをより発揮できるのは、マーケティング戦略を描くような思考力を発揮する仕事なのでは?」と考えたそう。

他の企業への転職も考えましたが、同じタイミングで関わったSOCの現事業部長の元で働きたいとの思いから、部署の異動を決意。

周囲からの「SOCがフィットするのではないか」といったアドバイスも、異動を決意する大きなきっかけになりました。

TABICA事業部に対して特に不平や不満はなかったという山之内さんですが、人生の目標から逆算して現状のベストを考えた時に、自分の思考力を活かせるSOCへの異動がベストだという結論に繋がりました。大きな信念があったからこそ、入社1年目での異動にも不安は一切感じなかったそうです。

部署を異動したことによって、自分にしかできない価値を発揮する仕事ができていることがモチベーションに繋がっていると語る山之内さん。

データサイエンスをマーケティングに取り入れることによって、「SOCを日本一のSNSマーケティング組織にする」という野望を抱いています。

山之内さんは、決してもともとデータサイエンスが得意だったわけではありません。マーケティングにはデータサイエンスが必要不可欠だと考え、自分で専門書を100冊以上読むほど徹底的に勉強をして、仕事として取り組めるほどの知識量を身につけています。

希望するSOCに異動したからには、自分にしかできないことを発揮したいという強い思いもあり、今まで触れたことのないデータサイエンスを仕事にすることにも不安はなかったと言います。

部署を異動することによって自分のすべき仕事が明確になった山之内さんの姿は、自分がやるべきだと思うことに尽力することによって、自分のことを好きになれて、それが幸福感に繋がると教えてくれました。

自分自身が幸せに働くためにも、部署異動が自由なカルチャーは非常に有意義であることが分かります。
» データサイエンスの力でマーケティングに革命を起こす

データサイエンスの力でマーケティングに革命を起こす

ガイアックスで働きたいあなたはオンライン座談会へ

今回ご紹介した小林さんや山之内さん以外にも、ガイアックスには自由に部署を異動しながら仕事をしているメンバーはたくさんいます。

ガイアックスは、人と人の思いがつながることで、互いが自然と助け合う社会へ変わっていく未来を信じ、ソーシャルメディアとシェアリングエコノミー領域を中心とした事業を展開しています。だからこそ、そうした「つながり」がさらに生まれやすくなるよう、自由を縛る制約を設けません。

自由な部署異動以外にも、社内外の副業やリモートワークの推奨など、風通しのよさも魅力のひとつ。ガイアックスには、常識や前例にとらわれず、自分らしいの生き方・働き方を決められる自由さがあります。

「世の中の課題を自分事として捉えており、解決したいと思っている」
「ビジネスの力で社会を変えていきたい」

そんな想いを持つ方は、ぜひ一度、オンライン座談会へご参加ください。

オンライン座談会では、ガイアックスの現役メンバーに直接質問していただけますので、生の声を聴いてみてくださいね。

あなたらしいキャリアをつくりませんか?

ガイアックスでは新卒・中途採用の他、学生の長期インターンシップを行っています。フルリモートで海外や地方で働くメンバーや、新卒1年目から事業責任者になるメンバーも少なくありません。様々な関わり方ができるガイアックスをのぞいてみませんか。

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廣山 晃也
コーポレート推進室にて公式メディアの運営を担当。過去にはオンライン配信事業の立ち上げ、マーケティング担当も経験。個人では、SEO・分析を中心にしたメディア運用支援会社アネマとD2C会社を運営。地方移住した岐阜で、観葉植物に囲まれながら仕事をしている。
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