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「強み」を強化してくいくことで、結果的に「苦手」が補完される~ストレングスファインダー研修を経て「強み」を活かした開発チームへ~

  • 最終更新: 2023年11月9日

Gxグループ事業およびスタートアップスタジオの仮説検証や投資先を技術で支援する技術本部の佐々木 ( @norinux ) です。
ガイアックスという組織は、特定の分野や人間性として尖った人材が多くメディアに取り上げられたりしていますが、実際にエンジニアも個性豊かですしもっと尖り方に磨きをかけていきたいと日々考えています。
その「尖った」という表現はすごく感覚的ですし、様々な要素を一括りにしている言葉なので、自分なりに「考え方」「行動の仕方」「成果の状態」の3つに分解してみたときに、「考え方」について自己も他者も理解することで成果に対して大きな影響を与えるのではないかと考えました。
では「考え方」を尖らせていこうと考えた時、人それぞれの考え方の個性を活かしていくのが近道だろうなとソリューションを検討し始めて真っ先に思いついたのがストレングスファインダーでした。
ガイアックスでは、全社員があたりまえにストレングスファインダー®を診断していて、自分の強みはある程度理解している人が多いため、それを活用したチームビルディングしたいと考え、 two edge,LLC 代表の中村さんに研修して頂きました。

研修の概要

  1. 自分と仲間の強みを理解:「自己理解 > 説明 > 他者理解」
    事前に全員がストレングスファインダー®を診断して明らかになった強みについて、中村さんからより理解するための資料を配り読み進めることによって自身を理解。グループでお互いに自分の強みを説明(傾聴)することによって、人の強みを理解し、違いを把握することで自己理解を深める。
  2. 組織で偏ったの強みを深掘り:「偏った強みを集中的に深掘り > 強みの軸を活用を理解」
    開発部のメンバーの多くが持ち合わせている強みの、「着想」「最上志向」などを中心にディスカッション。強みを掛け合わせて上手くいったことや、強みによって弊害をもたらしたことなどの事例をお互いに共有しあうことで、どう実例をお互いに共有。また中村さんから、他社事例など用いてケーススタディを学ぶ
  3. 強みを活かす体験:「チーム作業 > 振り返り> チーム作業(強み活かす体験)」
    中村さんからのお題に対して、レゴを利用してチームで実現する作業を実施。作業中に感じた自分の動きや他人の動きについてどう感じたか、それがどのようにストレングスファインダー®の強みとして影響が出ているかをディスカッション。振り返り後に強みを活かすためにどう動くか計画を立てた作業を体験したのち、実際の仕事にどう活かせるかをディスカンション。

研修で深まった強みの活かし方

前述でもあったように、ガイアックスではほぼ全員がストレングスファインダー®を診断し自分の強にを明らかにしているが、その強みをマネジメントやチームワークにどう活かせるのかは漠然としか理解できていませんでした。
今回の研修を通して得られた大きな収穫は、チームで動く場合にはチームメンバーが持ち合わせてる強みの偏りを活かすという考え方とケーススタディを理解することができたことです。また足りない強みは他の強み補完することができるという考え方に、肩を撫で下ろしました。
チームでミーティングしたり動く時には、強みが偏ってる点を活かして話の仕方や、ファシリティ、タスクのコントール方法など考えていきたいですし、QCP(ガイアックス社内の評価制度)の場や日々のレビューでは、相手がどのような強みを持ってるかを意識しながらどう活躍していくかを意識して活動していくぞ!という心意気です。

研修後、ストレングスファインダー®の強みを活かした成果

  1. 普段の業務での成果
    学習欲と自己確信が強いメンバーに、技術調査などのタスクを頼むなどし「強みから何が得意か」を見極めていけるようになった。
  2. レビューでの成果
    適合性の強いエンジニアのレビューの方法を、「目標達成型」から「適応型」に変更することで行動が代わり成果が出しやすくなった。
  3. コミュニケーションでの成果
    日々のミーティングやスクラムイベント、世間話の中で、「〇〇な強み出ちゃうんだけど、私は〜〜にしたい」など会話を補足するツールとして利用するようになった。

最後に

”強みの反対の要素をやるのは死ぬほど苦痛で、苦手なことを克服するのではなく強みを活かした方がよい。強みを強化していった方が、結果的に苦手なことを補完できる。”というのが腹落ちした瞬間に、私はとても生きやすく(仕事しやすく)なったなと実感しています。まだストレングスファインダー®診断したことがない人がいたら、まずは本を買って読んでみると良いでしょう。
ただストレングスファインダー®を診断して5つの強みをわかったからとして、翌日からハイパフォーマーになれるわけではないですし、個人でもチームや組織でも使いこなそうと思うと簡単ではないという現実もあります。
やはり自分の仕事の取り組み方や、チームでの活用の仕方を考えて実践しブラッシュアップしていくことが必要ですし、その知見のある方に教えてもらったりアドバイスしてもらうことで、学習コストを下げ効果を最大化することも可能かと思います。
一緒に働く仲間の個性(強み)を活かしたい(してる)人とつながりたいので、興味がある方は気軽に佐々木のSNS(@norinux )などで話しかけてくれると嬉しいです!今回講師をつとめてくれた中村さんのtwitter(@2sideedgeもフォローしてみてください!以上


佐々木 喜徳
組み込み系ベンチャーやC向けインターネット関連業務の経験を活かし、フリーランスエンジニアとして独立。 その後、フィールドエンジニアリング会社の役員経て2007年にガイアックスに参画。スタートアップスタジオ責任者として起業家への事業開発支援や投資判断を担当。スタートアップスタジオ協会を立ち上げ、スタートアップ挑戦者の裾野を広げる社会活動に取り組んでいる。
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