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ミッションドリブンなガイアックスが飲食店をやるとこうなる

  • 最終更新: 2023年9月6日

tiny peace kitchenでやりたいのは、家族の食卓をみんなでシェアすることだ

シェアリングエコノミーを推進し、ソーシャルメディアを事業ドメインとするガイアックスがなぜ飲食店をやっているのか。
よく考えてみれば不思議なことなのだが、自然とガイアックスの人々は「あ〜、なんかガイアックスっぽい」と受け入れてくれている気がする。
もともとはガイアックスの営業マンだった私。
自分のライフミッションに向き合い、ライフプランを見つめ直し、「食」の事業をやっていくと決断した時、会社をやめないといけないな〜と思ったのですが、「え?まずは会社で実績つみなよ。福利厚生の側面もあるし」と背中を押してくれた上司たち。

社内食堂
ガイアックス内で「まいにち食堂」トライアル
社内食堂

そんなこんなで、今は事業部長として飲食店の経営をしていますが、tiny peace kitchenがやりたいことは、ガイアックスの「フリー・フラット・オープン」という文化と、通じ合うところがたくさんあると感じています。
私がやりたいことは、飲食ビジネス、ではない。
私がやりたいのは、生産者とか従業員とかお客様とかを超えて、作り手と食べ手の新しい関係性を作ることなのです。
サービス提供者と、サービス享受者の関係性を一新するシェアリングエコノミーのサービスのように、tiny peace kitchenでも関わる人みんなと、もっとフラットでオープンな関係性が作りたい。
先日、Food Innovation ProgramチームがNagatacho GRIDに遊びに来てくれて、tiny peace kitchenの事業について2時間弱ディスカッションしました。

Food Innovation Program
このプログラムでは、毎年16名の才能ある研究者を選出し、60日間の旅に出ています。世界中のフードのアイデンティティについて知り、この分野における最も破壊的なイノベーションを学び、「フードヒーロー」にインタビューし、「フードアイコン」を見つけ、食における慣習を体験します。
今年は、このプログラムは以下のことにフォーカスしています。
・スケールすることができる持続可能性
・プロテインの未来
・スマートシティーにおけるアグロ・イノベーション
・フードケアと、飲食産業の未来

世界各国から集まった食に関連する専門家たちと、英語で事業に関するディスカッション・・・正直、当日は朝から気が重いのなんのって・・・笑
緊張しましたが、カッコつけるのはやめようと思って、それっぽいこと言うのはやめて、全部本音で話しました。
指標・戦略・数字の話ではなくて、ミッション・空気感・ニュアンスの話が多いので、伝わるのかとても不安でした。気が緩むと、それっぽい専門用語で説明してカッコつようとする自分を制するのに必死でした笑
でも、あんなにもインターディシプリナリーでインターナショナルな方々が、tiny peace kitchenのコアを理解してくれて、普通に「いいね!」って賛同してくれて、とても自信がつきました。

Food Innovation Program
Food Innovation Program
Tiny peace kitchenプレゼンテーション

家族の食卓の拡張版のような、お節介な人がたくさんいる場所でありたい

先日、tiny peace kitchenメンバーと納涼会をして、改めてやりたいことを考えさせられました。
みんなでご飯を食べるのは3ヶ月に一回ぐらいなので、貴重な機会なのです。みんな、本当に人間らしいし、温かくて、魅力的なメンバーだよなぁって、手前味噌ですが、改めて思いました。
tiny peace kitchen では、「都会で忙しく働く人の保健室的存在でありたい」という思いがあります。学生時代は、気持ちや身体が疲れると保健室の先生に愚痴りに行ったり、寝かせてもらったりする場所がありました。
でも、大人になると、親元も離れ、保健室のような駆け込み寺も無くなり、心と身体が疲れてしまった時にも、自分を労わるチャンスを持てなくなりやすい感じています。
だからこそ、都会のど真ん中に、「あんたちゃんと食べてるの!?」とか、「クマできてるよ!ちゃんと寝なさいね!」とかお節介をしてくれる存在がいたらいいなぁって。
自分の身体を労わるようなご飯が食べれて、自分の心身の健康を気遣ってくれる人がいたら、最高だなって。
そんなことがしたくて、tiny peace kitchen を始めました。
ありがたいことに、そんな気質のメンバーがたくさんいます。メンバー同士、みんなお節介を言い合って、気遣い会えるいいチームに恵まれてるなぁと思います。
でも、今はまだみんなのそんな気質が外向けには発揮するチャンスを持ててない気がします。
家庭料理をコンセプトに、自分たちが家族にも毎日食べさせたいようなご飯を提供できていることは嬉しいのですが、もっとみんなのお節介な感じをダイレクトに届けたい。
「従業員」とか「お客様」とかの呼び方は、やっぱりしっくりこないのです。
tiny peace kitchen のみんなが社会の中で「ご飯作る担当」をやっている、という感覚。あくまで役割分担な感じ。
ビジネスとかを超えて、メンバーが持っている優しさや、お節介な気質が存分に発揮されて、もっと多くの人に「とりあえず、ご飯食べていきなー」って言いたい。
メンバーとやっている食事会を、来月からオープンでやってみようと思います。tinyのご飯を、tinyのみんなと同じ食卓を囲んで食べる。お客様とかじゃなくて、みんなで食べる。お酒を飲みながら、たわいもない話をして。
そうやったら、作る人と食べる人の新しい関係を作れる気がする。家族の食卓の拡張版。
ということで、イベントページ作りましたので、興味がある方は、ぜひ参加ボタンをポッチしてくださいませ。

Tiny peace kitchen

「タイニーご飯会 〜タイニーのご飯を、タイニーのみんなと食べる会〜」
2018/9/13(木) 19:00〜21:00
お食事代  3,000円(ワンドリンク付き)
参加申し込み:FBのイベントページの「参加」ボタンで参加表明してください!
3日前の9/10(月)まで参加受付します

tiny peace kitchen創業ストーリー

tiny peace kitchenの創業者である荒井智子が、tiny peace kitchenの創業にいたった背景を語ります。ガイアックスが飲食店をやっている理由が、ここに詰まっています。


荒井 智子
2013年4月にガイアックスに入社し、2年間法人営業・海外営業、社長室立ち上げなどを経て、2015年に「働く人の心と身体を健康にしたい!」と会社に訴え、社内でケータリング型社員食堂をスタートし、2017年にtiny peace kitchenとして事業化。2020年に社内コーチプロジェクトを発足し、2022年にブランド&カルチャー推進室の責任者に就任。
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