この度、Nagatacho GRiDオープン当初から家庭料理レストラン&ケータリングとして運営を続けてきたtiny peace kitchenを、2020年10月末をもって閉店することにいたしました。今年の2月頃からコロナウィルス感染拡大の影響が出始め、色々な可能性を模索していたのですが、店舗を継続して運営していくことは難しいという判断をいたしました。

閉店の決断をした経緯については、tiny peace kitchenのオフィシャルnoteにてまとめています。今回、このブログでは、tiny peace kitchenという挑戦を通じて学んだことや、この挑戦をサポートしてくださった方々への感謝の気持ちを綴りたいと思います。

tiny peace kitchenとたくさんの方々と共に走り続けた5年間

2014年の夏、新卒でガイアックスに入社して2年目が始まったばかりの頃、当時の上司に「どうしても働く人々の心身の健康を直接サポートするようなことがしたくなってしまったので、会社をやめさせていただきます」と伝えました。会社のことは大好きだったのですが、やりたいことが明確になってしまったので、その思いを止めることはできませんでした。

そんな無茶なことを言い出した私の話を、たくさんの上司・先輩が真剣に聞いてくださって、翌年の夏、会社を辞めずにガイアックスで社員食堂プロジェクトを発足させていただくことになりました。IT企業で、突然の食関連プロジェクトの発足。この挑戦を許してくださったガイアックス、そして当時所属してたアディッシュ株式会社の皆様への感謝の気持ちはいつまでも消えません。

たった1人でプロジェクトを発足したので、たくさんの方に助けていただきました。その中でも総務の皆様には炊飯をお願いしたり、本当にたくさん助けていただきました。いつ思い返しても、このような挑戦をさせてくれるガイアックスって本当に(いい意味で)変な会社だなと思うと同時に、どうやったら恩返しできるかなという思いが込み上げてきます。

tomoko.arai
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変わる時代 変わらない思い

tiny peace kitchenを始めた時と比べると、時代は大きく変わりました。ガイアックスメンバーの働き方ひとつとっても大きな変化がありました。2015年当時は朝早くから夜遅くまでいつもオフィスにたくさんの人がいました。今となっては、リモートワークが基本になり、新卒入社してすぐに地方移住する社員も珍しくありません。世界のどこにいたってガイアックス、という状態です。

それぐらい状況が変わると、「働く人の心身の健康のサポート」という目的達成をするにあたっても、手段を変えていかざるを得ません。社員食堂を構えていたって、社員が出社しない状況になれば、サポートをすることが叶いません。

2015年当時は、「まずは手軽に健康的なご飯を食べてもらうところから!」という発想でしたが、時代の変化に合わせて、必要なサポートの形を考え直すようになりました。

そんな中で2019年コーチングに出会い、コーチとしても活動を始める中で、「忙しく働く人たちの心にも焦点を当ててサポートしたい」という思いが芽生えるようになりました。働く人の自由度が加速度的に高まる時代だからこそ、各々が「自分がどうしたいのか」を考え、選択していかないといけません。そういう大きな問いに向き合い、個人が心身ともに健康的に働き、生きていけるようなサポートがしたいと、2020年に入りtiny peace kitchenこころ部の立ち上げ準備に入りました。

コロナの影響が出始める前は、「からだ」と「こころ」の両方からアプローチをしていきたいと思い、家庭料理とコーチングの2軸で活動を展開していく構想を描いていましたが、今の状況ではお店を維持していくことがどうしても難しくなってしまいました。

家庭料理とコーチングという一見関係のないことをやっているように見えるかもしれませんが、根底にある思いは同じです。様々なチャンレンジをしながら、創業当時からのミッションに対する解像度を高めてきた結果、事業内容をピポットする決意を固めました。

tomoko.arai
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恩返しとこれからの挑戦

5年間やってきたプロジェクトの一旦の終わりを目前にし、今はまだ気持ちのざわつきが収まることはありません。色々な反省があり、もっとこうできたのではないかとか、申し訳ない気持ちとか、たくさんの思いが渦巻いていています。

今までの5年間でたくさんの方にいただいたサポートと応援を思うと、今抱えている悔しさをエネルギー玉として、これから発散させて、恩返しができる状態を作ることが、私にがやるべきことだと強く感じています。

5年前にたった1人で胸の中に持っていた思いが、今となっては個人的なものではなくなり、公的なものとして今後の人生をかけて追いかけていきたいものに成長しました。ガイアックス社長の上田さんがこのプロジェクトを立ち上げる時に「人のお金を使って、人を巻き込んで生まれるヒリヒリ感が一番大事」という言葉をかけてくれてた意味が、本当の意味でわかるようになった気がします。仕事が「自分事」を大きく通り越して、より大きなものに育つ感覚。この気持ちを忘れる事なく、次の挑戦につなげていきたいと思います。

これからは、コーチングに軸足をおきながら、「やさしさが連鎖する経済圏をつくる」というミッションに対しても新たな挑戦をしていく予定です。今後についてはまたガイアックスブログにて報告をしていきたいと思います。

tiny peace kitchenに愛をくださり、ありがとうございました

「tiny peace kitchenがあるから会社に出社しています」「tiny peace kitchenで一日の栄養を取っています」「tiny peace kitchenのご飯を食べるようになって健康意識が高まって自炊をはじめました」という嬉しい言葉を、開店以来たくさんいただいてきました。反省はたくさん残るけど、「会社のおかん」としてやれたことは0ではなかったのかなと感じます。

最後に、tiny peace kitchenの閉店を知って、ブログやラジオで思いを伝えてくださった方々のお声を紹介したいと思います。本当に励みになります。ありがとうございます。

アディッシュ株式会社からtiny peace kitchenへの手紙

株式会社オクリー山口さんと、SOC(ソーシャルメディアマーケティング事業部)の小林さんがtiny peace kitchenへの思いを語ってくれているブログ・ラジオ

5年間、本当に本当にありがとうございました。

tiny peace kitchen代表 荒井智子

10/26(月) オンライン配信イベントを開催します!

tiny peace kitchen

2020年10月末でCLOSEが決定したNagatacho GRiD 1Fのレストラン「tiny peace kichen」。

今回のイベントは、ガイアックスの有志メンバーがtiny peace kichenへの感謝の気持ちと、5年間の軌跡を、みなさんとシェアしたいという思いで企画しました。

2015年に社員の憩いの場、社員食堂としてスタートした際の思いや、Nagatasho GRiDへの移転に際して、tiny peace kichenとしてリニューアルOPENしたときのエピソードなどを語っていただきます。

会の進行は、ファシリテーターの喜屋武が事業部長の荒井にインタビューする形で行い、視聴者の皆様からの質問やコメントも随時取り上げていけたらと思います。

■イベント名
【緊急オンライン配信】ありがとうtiny peace kichen企画 〜5年の軌跡を語ります〜

■日時
2020年10月26日(月) 19:00〜19:45

■会場
オンライン(ストリーミング配信)
チケット申込後、開始時間にPeatixの視聴ページからご覧ください。

■参加費
無料

イベント詳細・お申し込み

荒井 智子

荒井 智子

2013年4月にガイアックスに入社し、2年間法人営業・海外営業を担当。2015年に「働く人の心と身体を健康にしたい!」と会社に訴え、社内でケータリング型社員食堂をスタート。2017年、社員食堂を進化させた形でNagatacho GRiDにカフェtiny peace kitchenをオープン。