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【将来性・需要有り】ブロックチェーンエンジニアとは?新卒に伝えたい採用の話

2008年にサトシ・ナカモトによるビットコインの論文が発表され、2013年にはヴィタリック・ブテリン氏によってイーサリアムが考案されました。

イーサリアムの登場により、ブロックチェーンを活用したサービス(Dapps)が金融業界を始めとする業界で話題となり、現在ではNFTなどのアート領域で盛り上がりを見せています。

一方で、ブロックチェーンの知識を持ち、Dappsの開発ができるエンジニアというのは少ないのが現状です。そのため、ブロックチェーンエンジニアの平均年収は950万円ほどと高い傾向にあります。

この記事を書いている筆者もブロックチェーンエンジニアとして活動していますが、ブロックチェーンを使った開発が今後もっと多くなるため、ブロックチェーンエンジニアの需要はより高くなると感じています。

私はブロックチェーンエンジニアは、若い方、特に新卒で入社される方にチャンスが多い職業だと思っています。

そこで、当記事では、ブロックチェーンエンジニアに求められるスキルから、Gaiaxで行なっているブロックチェーンエンジニアの新卒採用について解説します。

篠崎穣(しのざき じょう)
ブロックチェーンエンジニアとしてGaiaxの開発部でインターン。Solidityを用いてDappsの開発を行う。現在は寄付型NFTサービス「Ribbo」の開発者。未経験からブロックチェーンエンジニアに。

目次

✓  ブロックチェーンエンジニアとは?
✓  仕事内容3つを解説
DeFi・ペイメントサービスの開発
Dappsの開発
ブロックチェーン自体の開発
✓  ブロックチェーンエンジニアの需要と将来性
ブロックチェーン業界の盛り上がり
2022年現在のブロックチェーンエンジニアの需要
今後のブロックチェーン業界の将来性
✓  気になる年収は?
✓  ブロッックチェーンエンジニアに求められるスキル4つ
ブロックチェーン技術の理解
暗号技術の理解
ソフトウェア開発力
コントラクトを書くためのブロックチェーン言語理解
✓  【独学可能】ブロックチェーン開発の勉強ができる本やサイト
CryptoZombies(クリプトゾンビ)
暗号技術入門 秘密の国のアリス
DappUniversity
✓  【23卒歓迎】Gaiaxでのブロックチェーンエンジニア新卒採用
Gaiaxで開発中のブロックチェーンサービス
Gaiaxの仕事環境
スタートアップスタジオの紹介

【将来性・需要有り】ブロックチェーンエンジニアとは?新卒に伝えたい採用の話

ブロックチェーンエンジニアとは?

結論からお伝えすると、ブロックチェーンエンジニアとは、ブロックチェーン技術を用いて開発を行うエンジニアのことです。

ただ、一口にブロックチェーンエンジニアと言っても、ブロックチェーン自体の開発に関わるのか、Dappsの開発をするかによって仕事内容や求められるスキルが大きく異なります。

そのため、「ブロックチェーンエンジニア」という言葉は、幅広く使われているのが現状です。

仕事内容3つを解説

では、具体的にブロックチェーンエンジニアはどのような仕事をしているのでしょうか?

2022年現在では、以下の3つが主な業務内容になります。

・仮想通貨の決済・DeFiの開発
・非金融業界のDapps開発
・ブロックチェーン自体の開発

1つずつ詳細を見ていきましょう。

DeFi・ペイメントサービスの開発

ブロックチェーンといえば、よく話題にあがるのが「仮想通貨」です。

仮想通貨は不特定の人に対して支払いができたり、オンライン上での代金の決済に利用できたりします。

その便利さから、仮想通貨は、分散型金融と呼ばれる「DeFi」で利用されることが多いです。また、仮想通貨を用いて決済を行うペイメントサービスも近年注目を集めています。

Dappsの開発

一言で表すとDappsとは、スマートコントラクトで実行されるアプリケーションのことです。

Dappsは、ブロックチェーン上で動いているため、アプリに管理者は存在せず、参加者同士の同意によって、システムが自動で動作します。

2022年現在は、Dappsを作るための環境を整えやすくなったことや、NFTの流行により、Dappsの数が増加しています。

「STATE of the DApps」によると、2022年3月時点でDappsの数は約4000件になります。
※参考:https://www.stateofthedapps.com/stats

今後も仮想通貨が広まるにつれ、Dappsの数は上昇することが予想されます。

ブロックチェーン自体の開発

ブロックチェーンエンジニアの中には、ブロックチェーン自体の開発を行うエンジニアもいます。

イーサリアムのようにパブリックチェーンの開発以外にも、数社の企業または特定のグループ内でのみ使用できるコンソーシアム型のブロックチェーンの開発事業もあります。

Blockchain

ブロックチェーンエンジニアの需要と将来性

では、気になるブロックチェーンエンジニアの現在の需要と将来性はどうなのでしょうか?

結論からお伝えすると、現状のブロックチェーンエンジニアの需要・将来性ともに非常に高いです。

なぜ、ブロックチェーンの需要と将来性が高いといえるかについて、以下で解説します。

ブロックチェーン業界の盛り上がり

2022年現在では、ブロックチェーンを利用したサービスが数多く開発されています。

特にDeFiやGameFi、メタバース、NFT領域で10億円規模の多額の資金調達を達成するケースが頻繁に見られます。

また、国内外の大企業が、NFTを売買できるマーケットプレイスの参入を発表したりなど、既存の企業も興味を強く示しています。

2022年現在のブロックチェーンエンジニアの需要

先ほどお伝えしたとおり、ブロックチェーンサービスは盛り上がっているのに対し、その開発を担うブロックチェーンエンジニアは圧倒的に不足しています。

その理由としては、まだ開発の難易度が高いことがあるためです。ただ、今後は、より多くのブロックチェーン関係のプロジェクトが出てくることが予想されるため、ブロックチェーンエンジニアの需要は一層高まるでしょう。

今後のブロックチェーン業界の将来性

平成27年度に経済産業省が発表した「平成27年度 我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(ブロックチェーン技術を利⽤したサービスに関する国内外動向調査)」によると、ブロックチェーン技術は、将来的に国内だけでも67兆円の市場に影響を与えると言われています。

つまり、多くの市場でブロックチェーンが活用されることが示唆されています。それだけ、ブロックチェーンというのは、従来のサービスの在り方を変える可能性を秘めています。

気になる年収は?

ブロックチェーンエンジニアの気になる年収は、「フリーランススタート」が2021年に公表したデータによると、約950万円です。

また同じくフリーランススタートで、2022年現在、平均単価は約77万円、最高単価は175万円、最低単価でも29万円となっています。

上記の数字から分かるとおり、ブロックチェーンエンジニアは非常に専門性が高いエンジニアで、需要がとてもあることがわかるでしょう。

ブロックチェーンエンジニアに求められるスキル4つ

では、ブロックチェーンエンジニアにはどのようなスキルが求められるのでしょうか?

結論を先にお伝えすると、以下の4つのスキルが最低限でも必要です。

・ブロックチェーンの仕組み
・ブロックチェーンに使われる暗号技術
・ソフトウェアの開発力
・ブロックチェーン上で動く言語

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ブロックチェーン技術の理解

なんと言っても、ブロックチェーン自体の成り立ちや仕組みを理解している必要があります。

ブロックチェーン自体の開発を行わないとしても、どのような仕組みでブロックチェーンが成立しているか理解していないと、開発に支障をきたします。

また、ビジネスサイドのメンバーとやり取りをしてブロックチェーンに関連したビジネスの要件定義をすることも多いので、ブロックチェーンの知識は必須です。

暗号技術の理解

ブロックチェーンを詳しく理解するとなると、ブロックチェーンに利用されている暗号技術を理解することになります。

具体的には、以下の暗号技術がマストで理解しておくべき項目です。

・公開鍵暗号
・ハッシュ関数

ただ、そこまで深く理解していなくてもDappsの開発は行えます。そのため、暗号技術を学びながら、ブロックチェーンエンジニアとして開発を並行するのが良いでしょう。

ソフトウェア開発力

ソフトウェアエンジニアとして働くなら、ソフトウェアを開発できるスキルは当然求められます。

これはブロックチェーンエンジニアに限られる話ではないでしょう。

もちろん、ブロックチェーンエンジニアの場合もDappsを開発することが多々あるので、ソフトウェア開発力は求められます。

仮想通貨が関連するシステムの場合は、C++を用いることが多いです。また、ブロックチェーン関連のライブラリはJavaScriptが多いので、JavaScriptを最低限使えると良いでしょう。

コントラクトを書くためのブロックチェーン言語理解

ブロックチェーンといえば、契約の自動化ができるかつ改ざんが難しいという特徴を持った「スマートコントラクト」が有名です。

Dappsでよく利用されるスマートコントラクトですが、「Solidity」という言語でコードを書くことがほとんどです。

Solidityは静的型付け言語で、JavaScriptに似た文法で書かれます。そのため、JavaScriptを勉強したことがあるエンジニアの方であれば、学習ハードルは低いです。

JavaScriptを勉強したことがない方でも、コードが見やすいため、学習コストは高くない印象があります。

Blockchain

【独学可能】ブロックチェーン開発の勉強ができる本やサイト

「これからブロックチェーンエンジニアになりたいけど、具体的にどう勉強したら良いか分からない」

「すでにブロックチェーンエンジニアとして働いているけど、もっと専門的な学習をしたい」

上記のようにお考えの方に向けて、この章では未経験からブロックチェーンエンジニアになった私が実際に利用していた本やサイトを紹介します。

CryptoZombies(クリプトゾンビ)

スマートコントラクトを書くための「Solidity」を学ぶために、CryptoZombiesというサイトを利用しました。

CryptoZombiesでは、ゾンビのキャラクターを作成するためのコードを、Solidityを使って書いていきます。Solidityを一切勉強したことがない方でも手順に沿って学習すると、Solidityの使い方が簡単に学べます。

私もブロックチェーンの概要を学んだあとにCryptoZombiesを使って学習することで、実際にスマートコントラクトがどのように成り立っているかを実感できました。

暗号技術入門 秘密の国のアリス

ブロックチェーンには主に以下の暗号技術が利用されています。

・ハッシュ関数
・公開鍵暗号

上記の暗号技術は数学的な知識が必要になるのと、仕組みが若干ややこしいです。

暗号技術入門」では、図解に加え数学的な知識が必要な箇所も本当にわかりやすく解説されているため、初心者に優しいです。

この本を1冊読めば、基本的な暗号技術について学べるのでおすすめです。

DappUniversity

Solidityを「CryptoZombies」で学習し終わってから、実際に何かDappsを開発したいと感じたら、「DappUniversity」がおすすめです。

DappUniversityでは、SolidityとjavaScriptを利用して簡単なDappsを作る動画をYouTubeにアップロードしています。また、DappUniversityの動画は、ハンズオン形式でリアルコーディングを行うため、逐一自分のコードと比較しながらコーディングを行えます。

ただ、DappUniversityは英語圏の方が話されているので、動画の内容は全て英語になります。

もし、英語に不安がある方はUdemyで日本人の方が撮影されている動画を見るといいでしょう。

Blockchain

【23卒歓迎】Gaiaxでのブロックチェーンエンジニア新卒採用

ここまで見ていただきありがとうございます。

当記事ではブロックチェーンエンジニアについて紹介してきましたが、Gaiaxではブロックチェーンエンジニアの採用も行っています。

もし当記事を読んでいる方で、ブロックチェーンエンジニアを募集している企業を探している方はGaiaxの門を叩いていただけると嬉しいです。

Gaiaxで開発中のブロックチェーンサービス

現在Gaiaxでは、2つのブロックチェーンサービスを展開しています。

1つは寄付型のNFTサービスである「Ribbo」です。寄付をするとその証明としてRibboのNFTがもらえます。こちらはDappsに分類され、裏側ではSolidityによるスマートコントラクトが動いています。

2つ目は、「LiDER」というサービスで、複数の場所にあるイメージセンサの情報をまとめることで、自動運転やスマートシティに必要な情報をブロックチェーン上でリアルタイムに提供しています。
»LiDERの詳細はこちら

Gaiaxではこれからの社会に役立つブロックチェーンサービスの創出のために、ブロックチェーンに精通したメンバーと共に新しい開発を推進しています。

Gaiaxの仕事環境

また、働く上で気になる仕事環境ですが、エンジニアとして働いている私自身とてもエンジニアにとって過ごしやすい環境だなと思っています。

具体的に、Gaiaxでは以下の3要素をカルチャーとして掲げています。

・フリー
・フラット
・オープン

1つずつ簡単に内容を説明します。

・フリー
働く場所・時間については裁量労働制を導入しており、自分自身でコントロールすることが可能です。

・フラット
メンバーそれぞれが自主自尊の精神で挑戦できるよう、権限・情報の格差を無くす取り組みを行っています。具体的には、各種議事録が全社公開されるようになっています。

・オープン
社内外の境界線を越えたコミュニティを醸成し、物質的な豊かさをはじめ、感情もシェアできるようなコミュニティを目指しています。

所々固い表現になってしまいましたが、この記事を書いている私(エンジニア)自身、Gaiaxの組織文化は、先ほどお伝えしたように、エンジニアにとって過ごしやすいと感じています。

実際、リモートワークで好きな時に働いていますし、メンバー間での格差は感じたことがありません。
»Gaiaxカルチャーの詳細

スタートアップスタジオの紹介

最後に、Gaiaxではスタートアップスタジオを通じて、起業の支援を活発に促進しています。

スタートアップスタジオから年間いくつもの会社が支援を受けています。また、エンジニアに関しては、スタートアップスタジオから支援を行う会社にCTOとして就任するケースも多くあります。
»CTOのキャリアもご紹介している「Gaiaxエンジニアストーリーシリーズ」

このようにGaiaxでのエンジニアとしてのキャリアは豊富な選択肢があります。もし、現在ブロックチェーンエンジニアを目指されている方、またはすでにブロックチェーンエンジニアでより経験を積みたい方は、一度Gaiaxに来てお話しできると嬉しいです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!

起業したい方、ガイアックスで働きたい方へ

STARTUP CAFEではアイデアの壁打ちや無料での相談はもちろん、優れた事業アイデアには2000万円の出資支援も。新卒の6割が起業するガイアックスでは、まずは入社しそこから事業をつくることも可能です。

STARTUP CAFEへ 採用募集へ

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Gaiax favicon

Gaiaxのスタートアップスタジオにおいて、スタートアップのCTO(最高技術責任者)を輩出するチームです。Gaiaxグループの事業支援やプロダクト開発、ブロックチェーンなどの技術に取り組んでいます。スタートアップ事業で効果的な仮説検証ができるMVPも日々模索してトライしています。

2008年にサトシ・ナカモトによるビットコインの論文が発表され、2013年にはヴィタリック・ブテリン氏によってイーサリアムが考案されました。

イーサリアムの登場により、ブロックチェーンを活用したサービス(Dapps)が金融業界を始めとする業界で話題となり、現在ではNFTなどのアート領域で盛り上がりを見せています。

一方で、ブロックチェーンの知識を持ち、Dappsの開発ができるエンジニアというのは少ないのが現状です。そのため、ブロックチェーンエンジニアの平均年収は950万円ほどと高い傾向にあります。

この記事を書いている筆者もブロックチェーンエンジニアとして活動していますが、ブロックチェーンを使った開発が今後もっと多くなるため、ブロックチェーンエンジニアの需要はより高くなると感じています。

私はブロックチェーンエンジニアは、若い方、特に新卒で入社される方にチャンスが多い職業だと思っています。

そこで、当記事では、ブロックチェーンエンジニアに求められるスキルから、Gaiaxで行なっているブロックチェーンエンジニアの新卒採用について解説します。

篠崎穣(しのざき じょう)
ブロックチェーンエンジニアとしてGaiaxの開発部でインターン。Solidityを用いてDappsの開発を行う。現在は寄付型NFTサービス「Ribbo」の開発者。未経験からブロックチェーンエンジニアに。

目次

✓  ブロックチェーンエンジニアとは?
✓  仕事内容3つを解説
DeFi・ペイメントサービスの開発
Dappsの開発
ブロックチェーン自体の開発
✓  ブロックチェーンエンジニアの需要と将来性
ブロックチェーン業界の盛り上がり
2022年現在のブロックチェーンエンジニアの需要
今後のブロックチェーン業界の将来性
✓  気になる年収は?
✓  ブロッックチェーンエンジニアに求められるスキル4つ
ブロックチェーン技術の理解
暗号技術の理解
ソフトウェア開発力
コントラクトを書くためのブロックチェーン言語理解
✓  【独学可能】ブロックチェーン開発の勉強ができる本やサイト
CryptoZombies(クリプトゾンビ)
暗号技術入門 秘密の国のアリス
DappUniversity
✓  【23卒歓迎】Gaiaxでのブロックチェーンエンジニア新卒採用
Gaiaxで開発中のブロックチェーンサービス
Gaiaxの仕事環境
スタートアップスタジオの紹介

【将来性・需要有り】ブロックチェーンエンジニアとは?新卒に伝えたい採用の話

ブロックチェーンエンジニアとは?

結論からお伝えすると、ブロックチェーンエンジニアとは、ブロックチェーン技術を用いて開発を行うエンジニアのことです。

ただ、一口にブロックチェーンエンジニアと言っても、ブロックチェーン自体の開発に関わるのか、Dappsの開発をするかによって仕事内容や求められるスキルが大きく異なります。

そのため、「ブロックチェーンエンジニア」という言葉は、幅広く使われているのが現状です。

仕事内容3つを解説

では、具体的にブロックチェーンエンジニアはどのような仕事をしているのでしょうか?

2022年現在では、以下の3つが主な業務内容になります。

・仮想通貨の決済・DeFiの開発
・非金融業界のDapps開発
・ブロックチェーン自体の開発

1つずつ詳細を見ていきましょう。

DeFi・ペイメントサービスの開発

ブロックチェーンといえば、よく話題にあがるのが「仮想通貨」です。

仮想通貨は不特定の人に対して支払いができたり、オンライン上での代金の決済に利用できたりします。

その便利さから、仮想通貨は、分散型金融と呼ばれる「DeFi」で利用されることが多いです。また、仮想通貨を用いて決済を行うペイメントサービスも近年注目を集めています。

Dappsの開発

一言で表すとDappsとは、スマートコントラクトで実行されるアプリケーションのことです。

Dappsは、ブロックチェーン上で動いているため、アプリに管理者は存在せず、参加者同士の同意によって、システムが自動で動作します。

2022年現在は、Dappsを作るための環境を整えやすくなったことや、NFTの流行により、Dappsの数が増加しています。

「STATE of the DApps」によると、2022年3月時点でDappsの数は約4000件になります。
※参考:https://www.stateofthedapps.com/stats

今後も仮想通貨が広まるにつれ、Dappsの数は上昇することが予想されます。

ブロックチェーン自体の開発

ブロックチェーンエンジニアの中には、ブロックチェーン自体の開発を行うエンジニアもいます。

イーサリアムのようにパブリックチェーンの開発以外にも、数社の企業または特定のグループ内でのみ使用できるコンソーシアム型のブロックチェーンの開発事業もあります。

Blockchain

ブロックチェーンエンジニアの需要と将来性

では、気になるブロックチェーンエンジニアの現在の需要と将来性はどうなのでしょうか?

結論からお伝えすると、現状のブロックチェーンエンジニアの需要・将来性ともに非常に高いです。

なぜ、ブロックチェーンの需要と将来性が高いといえるかについて、以下で解説します。

ブロックチェーン業界の盛り上がり

2022年現在では、ブロックチェーンを利用したサービスが数多く開発されています。

特にDeFiやGameFi、メタバース、NFT領域で10億円規模の多額の資金調達を達成するケースが頻繁に見られます。

また、国内外の大企業が、NFTを売買できるマーケットプレイスの参入を発表したりなど、既存の企業も興味を強く示しています。

2022年現在のブロックチェーンエンジニアの需要

先ほどお伝えしたとおり、ブロックチェーンサービスは盛り上がっているのに対し、その開発を担うブロックチェーンエンジニアは圧倒的に不足しています。

その理由としては、まだ開発の難易度が高いことがあるためです。ただ、今後は、より多くのブロックチェーン関係のプロジェクトが出てくることが予想されるため、ブロックチェーンエンジニアの需要は一層高まるでしょう。

今後のブロックチェーン業界の将来性

平成27年度に経済産業省が発表した「平成27年度 我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(ブロックチェーン技術を利⽤したサービスに関する国内外動向調査)」によると、ブロックチェーン技術は、将来的に国内だけでも67兆円の市場に影響を与えると言われています。

つまり、多くの市場でブロックチェーンが活用されることが示唆されています。それだけ、ブロックチェーンというのは、従来のサービスの在り方を変える可能性を秘めています。

気になる年収は?

ブロックチェーンエンジニアの気になる年収は、「フリーランススタート」が2021年に公表したデータによると、約950万円です。

また同じくフリーランススタートで、2022年現在、平均単価は約77万円、最高単価は175万円、最低単価でも29万円となっています。

上記の数字から分かるとおり、ブロックチェーンエンジニアは非常に専門性が高いエンジニアで、需要がとてもあることがわかるでしょう。

ブロックチェーンエンジニアに求められるスキル4つ

では、ブロックチェーンエンジニアにはどのようなスキルが求められるのでしょうか?

結論を先にお伝えすると、以下の4つのスキルが最低限でも必要です。

・ブロックチェーンの仕組み
・ブロックチェーンに使われる暗号技術
・ソフトウェアの開発力
・ブロックチェーン上で動く言語

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ブロックチェーン技術の理解

なんと言っても、ブロックチェーン自体の成り立ちや仕組みを理解している必要があります。

ブロックチェーン自体の開発を行わないとしても、どのような仕組みでブロックチェーンが成立しているか理解していないと、開発に支障をきたします。

また、ビジネスサイドのメンバーとやり取りをしてブロックチェーンに関連したビジネスの要件定義をすることも多いので、ブロックチェーンの知識は必須です。

暗号技術の理解

ブロックチェーンを詳しく理解するとなると、ブロックチェーンに利用されている暗号技術を理解することになります。

具体的には、以下の暗号技術がマストで理解しておくべき項目です。

・公開鍵暗号
・ハッシュ関数

ただ、そこまで深く理解していなくてもDappsの開発は行えます。そのため、暗号技術を学びながら、ブロックチェーンエンジニアとして開発を並行するのが良いでしょう。

ソフトウェア開発力

ソフトウェアエンジニアとして働くなら、ソフトウェアを開発できるスキルは当然求められます。

これはブロックチェーンエンジニアに限られる話ではないでしょう。

もちろん、ブロックチェーンエンジニアの場合もDappsを開発することが多々あるので、ソフトウェア開発力は求められます。

仮想通貨が関連するシステムの場合は、C++を用いることが多いです。また、ブロックチェーン関連のライブラリはJavaScriptが多いので、JavaScriptを最低限使えると良いでしょう。

コントラクトを書くためのブロックチェーン言語理解

ブロックチェーンといえば、契約の自動化ができるかつ改ざんが難しいという特徴を持った「スマートコントラクト」が有名です。

Dappsでよく利用されるスマートコントラクトですが、「Solidity」という言語でコードを書くことがほとんどです。

Solidityは静的型付け言語で、JavaScriptに似た文法で書かれます。そのため、JavaScriptを勉強したことがあるエンジニアの方であれば、学習ハードルは低いです。

JavaScriptを勉強したことがない方でも、コードが見やすいため、学習コストは高くない印象があります。

Blockchain

【独学可能】ブロックチェーン開発の勉強ができる本やサイト

「これからブロックチェーンエンジニアになりたいけど、具体的にどう勉強したら良いか分からない」

「すでにブロックチェーンエンジニアとして働いているけど、もっと専門的な学習をしたい」

上記のようにお考えの方に向けて、この章では未経験からブロックチェーンエンジニアになった私が実際に利用していた本やサイトを紹介します。

CryptoZombies(クリプトゾンビ)

スマートコントラクトを書くための「Solidity」を学ぶために、CryptoZombiesというサイトを利用しました。

CryptoZombiesでは、ゾンビのキャラクターを作成するためのコードを、Solidityを使って書いていきます。Solidityを一切勉強したことがない方でも手順に沿って学習すると、Solidityの使い方が簡単に学べます。

私もブロックチェーンの概要を学んだあとにCryptoZombiesを使って学習することで、実際にスマートコントラクトがどのように成り立っているかを実感できました。

暗号技術入門 秘密の国のアリス

ブロックチェーンには主に以下の暗号技術が利用されています。

・ハッシュ関数
・公開鍵暗号

上記の暗号技術は数学的な知識が必要になるのと、仕組みが若干ややこしいです。

暗号技術入門」では、図解に加え数学的な知識が必要な箇所も本当にわかりやすく解説されているため、初心者に優しいです。

この本を1冊読めば、基本的な暗号技術について学べるのでおすすめです。

DappUniversity

Solidityを「CryptoZombies」で学習し終わってから、実際に何かDappsを開発したいと感じたら、「DappUniversity」がおすすめです。

DappUniversityでは、SolidityとjavaScriptを利用して簡単なDappsを作る動画をYouTubeにアップロードしています。また、DappUniversityの動画は、ハンズオン形式でリアルコーディングを行うため、逐一自分のコードと比較しながらコーディングを行えます。

ただ、DappUniversityは英語圏の方が話されているので、動画の内容は全て英語になります。

もし、英語に不安がある方はUdemyで日本人の方が撮影されている動画を見るといいでしょう。

Blockchain

【23卒歓迎】Gaiaxでのブロックチェーンエンジニア新卒採用

ここまで見ていただきありがとうございます。

当記事ではブロックチェーンエンジニアについて紹介してきましたが、Gaiaxではブロックチェーンエンジニアの採用も行っています。

もし当記事を読んでいる方で、ブロックチェーンエンジニアを募集している企業を探している方はGaiaxの門を叩いていただけると嬉しいです。

Gaiaxで開発中のブロックチェーンサービス

現在Gaiaxでは、2つのブロックチェーンサービスを展開しています。

1つは寄付型のNFTサービスである「Ribbo」です。寄付をするとその証明としてRibboのNFTがもらえます。こちらはDappsに分類され、裏側ではSolidityによるスマートコントラクトが動いています。

2つ目は、「LiDER」というサービスで、複数の場所にあるイメージセンサの情報をまとめることで、自動運転やスマートシティに必要な情報をブロックチェーン上でリアルタイムに提供しています。
»LiDERの詳細はこちら

Gaiaxではこれからの社会に役立つブロックチェーンサービスの創出のために、ブロックチェーンに精通したメンバーと共に新しい開発を推進しています。

Gaiaxの仕事環境

また、働く上で気になる仕事環境ですが、エンジニアとして働いている私自身とてもエンジニアにとって過ごしやすい環境だなと思っています。

具体的に、Gaiaxでは以下の3要素をカルチャーとして掲げています。

・フリー
・フラット
・オープン

1つずつ簡単に内容を説明します。

・フリー
働く場所・時間については裁量労働制を導入しており、自分自身でコントロールすることが可能です。

・フラット
メンバーそれぞれが自主自尊の精神で挑戦できるよう、権限・情報の格差を無くす取り組みを行っています。具体的には、各種議事録が全社公開されるようになっています。

・オープン
社内外の境界線を越えたコミュニティを醸成し、物質的な豊かさをはじめ、感情もシェアできるようなコミュニティを目指しています。

所々固い表現になってしまいましたが、この記事を書いている私(エンジニア)自身、Gaiaxの組織文化は、先ほどお伝えしたように、エンジニアにとって過ごしやすいと感じています。

実際、リモートワークで好きな時に働いていますし、メンバー間での格差は感じたことがありません。
»Gaiaxカルチャーの詳細

スタートアップスタジオの紹介

最後に、Gaiaxではスタートアップスタジオを通じて、起業の支援を活発に促進しています。

スタートアップスタジオから年間いくつもの会社が支援を受けています。また、エンジニアに関しては、スタートアップスタジオから支援を行う会社にCTOとして就任するケースも多くあります。
»CTOのキャリアもご紹介している「Gaiaxエンジニアストーリーシリーズ」

このようにGaiaxでのエンジニアとしてのキャリアは豊富な選択肢があります。もし、現在ブロックチェーンエンジニアを目指されている方、またはすでにブロックチェーンエンジニアでより経験を積みたい方は、一度Gaiaxに来てお話しできると嬉しいです。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!

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