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ワーケーションできるホテルを探している人におすすめサービスOtell

  • 最終更新: 2023年11月10日

新型コロナウイルスの感染拡大により、生活の様々な場面において変化が起きています。
企業でも「リモートワーク」が推奨されるようになり、今ではすっかり一般的な言葉に。
初めのうちは通勤のストレスから解放されたという喜びの声も聞こえていたリモートワーク。
しかし、自宅と職場の境がなくなったことで生活にメリハリがつけにくくなり、逆にストレスを抱えてしまう方も増えてきました。
そこで、自宅ではなく、ホテルでリモートワークを行う「ワーケーション」を実践する人がコロナ禍を機に増加しています。都心を離れ、自然に囲まれたホテルで仕事をしつつ、仕事後は夜空の見える露天風呂に浸かって疲れを癒す…。
リモートワークに疲れを感じている方は、ワーケーションを試してみるのはいかがでしょうか?

本記事では、ワーケーションの基礎知識やホテルを選ぶ際のポイントについて解説していきます。また、ワーケーションをする上で押さえておきたい宿泊検索サイト「Otell」についてもご紹介します。

ガイアックスでは、この他にもワーケーションや多拠点移住など、シェアといった考えを軸に、家に定額で住める多拠点生活サービス「ADDress」、帰らない日は家賃がかからない新しい家「unito」、全国各地のお寺に宿泊できる「お寺ステイ」といった新しい暮らし方を実現する事業に投資を行っています。

ワーケーションとは?

Workation

新型コロナウィルスの感染拡大により、働き方の多様化が加速しています。オンラインミーティングも定着しつつあり、場所に囚われない働き方が実現しやすくなりました。
その中でも、特に注目を集めているのが「ワーケーション」です。

ワーケーションの定義

ワーケーションとは、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を掛け合わせた造語です。
仕事といえば、今までオフィスや自宅で行うことが一般的でしたが、ワーケーションは新たなワークスタイルと呼ばれはじめてきました。旅行先の非日常の環境でリモートワークをしつつ、休暇も楽しむことができます。

ワーケーションをうまく活用できれば、仕事もプライベートも両立させることが可能です。

ワーケーションが登場した背景

海外では一足先にワーケーションという働き方が普及しており、組織の結束を深めるためにチーム揃ってリゾート地へ出かけることも珍しくありません。

一方、日本で「ワーケーション」という言葉が広まったのはごく最近のことです。
その背景には、2020年に開催予定であった日本でのオリンピックへ大量の訪日客が見込まれたことから、首都圏人口を分散させ交通混雑を緩和する対策として、2019年に国から発信されるようになったということ。そして、急速にリモートワークが普及したことで問題となった「リモート疲れ」が理由としてあるようです。

テレワークとワーケーションの違いについて

コロナ禍で定着した「テレワーク」とは、「tere(遠方)」「work(働く・仕事)」という2つの言葉を組み合わせた造語。「ワーケーション」とは、「work(働く・仕事)」と「vacation(休暇)」を組み合わせた造語です。

どちらもオフィス以外の場所で働くことを指しますが、場所と目的に違いがあるようです。
この2つの違いは、簡単にいえば、テレワークの場合は「仕事」を前提としており、ワーケーションの場合は「休暇」が前提ということ。

もともと、「ワーケーション」は欧米で有休取得率を上昇させるために始まった取り組みでしたが、コロナ禍で世界情勢が変化した背景により、休暇と定義するのではなく「仕事の質を高めイノベーションを起こすための新しいワークスタイル」と定義する日本企業もあります。
≫ 参考:ワーケーションとはなんですか?(三菱地所)

ホテルでリモートワーク(ワーケーション)を行うメリット

ホテルでリモートワークを行うメリットは、主に下記の3つが挙げられます。

  • リフレッシュすることでメンタルケアにつながる
  • 生産性やパフォーマンスの向上が期待できる
  • 社員の有休取得率が上がり「エンゲージメント」が高まる

それぞれのメリットを詳しく解説します。

リフレッシュすることでメンタルケアにつながる

ワーケーションでは普段とは違う非日常的な環境で仕事ができます。
そのため、いい気分転換となり「リフレッシュ効果」が期待できるでしょう。

特に、自宅でのリモートワークが続き、心身共に疲れを感じている人にとっては、気分を切り替えるのに役立つのではないでしょうか。観光地や自然豊かなリゾート地など、普段とは違う環境へ行くことで心身共にリフレッシュされ、メンタルケアにもつながることでしょう。

生産性やパフォーマンスの向上が期待できる

ワーケーションでは、観光地やリゾート地のホテルなどを利用することになります。

非日常の環境で気分がリフレッシュされるだけでなく、それぞれの場所ならではの食事や温泉などという楽しみができ、限られた時間の中で仕事に取り組もうというモチベーションも湧いてくるでしょう。

結果として、ワーケーションをすることで生産性やパフォーマンスの向上が期待できます。

社員の有休取得率が上がり「エンゲージメント」が高まる

欧米での例をみると、ワーケーションが定着することで、有休取得率が上がります。
その結果、社員の満足度が高まり「従業員エンゲージメント」の向上が期待できるでしょう。

厚生労働省「就労条件総合調査」によると、2019年の有休取得率は52.4%となっており、2020年までに有休取得率70%以上を目指すという政府目標は達成できていません。

有休が取りにくい原因として、働き手の不足や有休取得に対する罪悪感、業務時間や場所が限定的になっていることが挙げられます。

ワーケーションが普及すれば、有休と組み合わせて長期休暇が取れるため、有休取得率の向上が望めるでしょう。

ただ、企業としては「休暇中でも社員に仕事をさせることができる」という訳ではありません。日本の場合、労働基準法の観点からも稼働日と有休をうまく組み合わせることがポイントになってくるでしょう。

ホテルでリモートワーク(ワーケーション)を行うデメリット

一方で、ホテルでリモートワークを行うデメリットは、主に下記の3つが挙げられます。

  • 仕事環境がホテルごとに異なる
  • 「仕事」と「休暇」のラインが曖昧になる
  • 企業によっては仕事が評価されにくい

それぞれのデメリットを詳しく解説していきます。

仕事環境がホテルごとに異なる

ワーケーションでは、旅行先のホテルによって仕事環境が変わってしまいます。

リモートワークに欠かせないWi-Fiやデスク周りの設備など、ホテルによっては完備されていない可能性も十分に考えられるでしょう。

特にWi-Fiに関しては、効率的に仕事を進める上で必要不可欠といえます。
また、注意したいのは「Wi-Fi有り」と記載されていても、回線速度が遅い場合があることです。

「仕事」と「休暇」のラインが曖昧になる

ワーケーションは、観光地やリゾート地など自分の好きな場所で働けるため、リラックスできる一方で、「仕事」と「休暇」の切り替えが難しいというデメリットがあります。

「休暇」を前提としたワーケーションにも関わらず、想定よりも「仕事」に時間を奪われてしまうなんてことも十分に考えられますよね。

解決策としては、事前にその日のタスクや稼働時間を社内に共有することが挙げられます。
稼働時間は集中して作業に取り組み、それ以外は思い切り羽を伸ばすといったメリハリが大切です。

企業によっては仕事が評価されにくい

ワーケーションのデメリットとして、勤怠が複雑になるため仕事の評価が難しい点が挙げられます。

オフィスで働く場合は、労働時間が管理しやすく社員の評価も簡単ですが、ワーケーションの場合は社員の仕事が見えにくくなるため、新たな評価制度が必要です。

もともとリモートワークを実施している企業であれば問題ありませんが、まだ慣れていない企業は注意しましょう。

具体的には、ワーケーション時の規則を定めたり、リモートワークに適した勤怠管理システムを導入したりして、労働時間ではなくアウトプットで評価できる体制が企業にあるといいですね。

ワーケーション体験記

Workation

ここで、筆者が実際にワーケーションを体験してみた際の感想をお伝えしたいと思います。
場所は伊豆諸島にある八丈島、宿泊したのはWi-Fiのあるゲストハウスでした。宿は検索サイトで探していくつか目星をつけ、口コミを見て吟味した上で決めました。

まず良かった点として、

  • 朝の目覚めが普段に比べて格段に良かった。いつもより早く起き、散歩をしてから仕事を開始していました。
  • 聞こえてくるのは波の音や鳥の声。心身が元気になる感覚がありました。
  • 休暇には思い切り観光をして楽しむことができました。

困った点としては、

  • 大人数でのオンライン会議に回線が耐えられなかったのか、フリーズしてしまった。
  • 宿以外で作業できる場所がなかった。公共施設などWi-Fiのある場所もありましたが、速度が遅くオンライン会議には不向きでした。
  • 出かけたい気持ちを抑えて仕事をする必要があった。

上記のように、困ったこともありましたが、個人的には心身共にリフレッシュでき、メンタルヘルスの向上に効果絶大だったと感じています。

【失敗しない】快適なリモートワークができるホテルの選び方とは

ここからは、実際にリモートワークに適したホテルを選ぶ際のポイントを解説していきます。
具体的には下記の3点に注目しましょう。

  • ホテル内の設備を確認する
  • ワーケーションの目的を明確にする
  • Wi-Fi環境や回線速度が快適か確認する

それぞれのポイントを詳しく解説してきます。

ホテル内の設備を確認する

ワーケーションでホテルを利用するときは設備を確認しておきましょう。
具体的には、快適に仕事を行うためのデスク周りの設備、ランドリーやキッチンなどの設備が挙げられます。

やはり、ホテルを利用する際は、できるだけ荷物を減らしたいですよね。
特にワーケーションの場合は、仕事用の荷物を持ち運ぶ必要があるため、普段の旅行よりも荷物が多くなることが予想されます。

オフィス周りの設備はもちろん、ホテル内にランドリーが完備されていれば自分で洗濯できるので、必要最低限の衣服で宿泊できます。

他にもリモートワークに嬉しい設備を整えているホテルも多いので、ぜひ調べてみてください。

ワーケーションの目的を明確にする

続いてのポイントは、ワーケーションの目的を明確にすることです。

あくまで「仕事」が目的でホテルに宿泊する場合は、部屋の設備とワークスペース(ラウンジやロビーなど)に注目してホテルを選ぶといいでしょう。

作業できる環境が整っている部屋を選ぶことはもちろんですが、部屋以外の場所で作業するスペースがあるかどうかをチェックしておくことをおすすめします。部屋以外にも作業できる場所があることで、長期滞在する際にも気分転換しながら仕事することができます。

一方で、「休暇」が目的でホテルに宿泊する場合は、ホテル内の温泉や自然に囲まれた落ち着く環境があるかどうかを確認するといいでしょう。

自分がリフレッシュできる環境がそのホテルにはあるのかを基準に、写真や口コミなどから判断すると失敗しにくいです。

また、ホテルの周辺環境も合わせて確認しておくことをおすすめします。
近場で楽しめる施設やグルメスポットがあれば、仕事以外の休暇時間も思う存分満喫できるはずです。

Wi-Fi環境や回線速度が快適か確認する

最後のポイントは、ホテル内のWi-Fi環境や回線速度が快適かどうかです。

やはりWi-Fiが無いとワーケーションは成立しないので、必ずWi-Fiの有無と回線速度には注意してホテルを選びましょう。
オンライン会議などを実施することを考慮すると、アップロードで「20Mbps」以下だと映像や音声に乱れやカクつきが生じる可能性があります。

さらに、念の為に「セキュリティ対策」も忘れずに行うといいでしょう。
Wi-Fiのアクセス制限やパソコンの盗難対策など、セキュリティ面を強化しておくと安心です。

リモートワークに適したホテルを探すなら「Otell」がおすすめ

Otell

充実したワーケーションを過ごすには「ホテル選び」が重要になります。
逆にいえば、ホテル選びにさえ失敗しなければ、満足度の高いワーケーションの実現に大きく近づくはずです。

そこで、おすすめしたいのがワーケーションに特化した宿泊検索サイト「Otell」です。
ここからは、Otellについて詳しくご紹介します。

「Otell」とは

Otellは、泊まる宿も、働く時間も、休み方も自由に選べる「自分が望んだ働き方が実現できる場所」として平日4泊5日のホテルワークを提供しています。リモートワーク環境が整った個室の宿泊施設のみを掲載しているため、快適かつ安心してご利用いただけます。

昨今では、政府のテレワーカー増加目標や、新型コロナウイルスの影響による就業形態の変化を受けて在宅勤務者が増加している状況です。そんな中で、Otellを利用して仕事と休暇の両方を豊かにする働き方を実現する人が増えています。

Otellの特徴

Otellの特徴は、主に下記の3つが挙げられます。

  • 平日4泊5日が19,800円(税込21,780円)から利用可能
  • リモートワークに集中できる設備を完備した施設のみを掲載
  • 都内から2時間以内の施設が充実

Otellでは、ホテルの稼働率が低下する平日プランを提供しているため、通常料金よりも低価格でご利用可能です。具体的には3つの料金プラン(税抜19,800円・24,800円・29,800円)をご用意しています。

また、Otellに掲載されている施設は、全ての部屋が 個室、電源、デスクチェア、Wifi(25Mbps以上)を整えおり、PCモニター・デスクライト・テーブルタップなども充実しています。

さらに、都内で急な仕事や予定が入った場合でも対応できるよう、都内から2時間以内(公共交通機関を利用した場合)で移動できる距離にある施設を多数掲載しています。

より仕事に集中したい方のためのOtell Select

Otellではリモートワーク環境が整ったホテルのみを掲載しています。
その中でOtell Selectとは、さらに厳しい基準を設け、Otellで環境を整えた厳選のホテルです。

Otell Selectには、大きめのデスク(幅:77cm×奥行65cm以上)やビジネス用チェア、貸出しモニター、昼白色デスクライトなど、集中してお仕事をされたい方でも安心してお使いいただける設備が整っています。

他にも、客室からオーシャンビューが堪能できるホテルや、天然温泉やサウナ、ジムなどが充実したホテル、星空が見える露天風呂など、リラクゼーションサービスが楽しめるホテルを多数掲載しております。

現在(2021年8月時点)は大人数で宿泊できるお部屋はないそうですが、法人として団体で複数の個室をまとめて予約することもできるようです。

ワーケーションに興味があるが、設備が心配…そんな方は「Otell」で安心のホテル選びをしてみてはいかがでしょうか?

他にも気分転換でリモートワークをしたいあなたにおすすめのサービス3選

最後に、気分転換も兼ねてリモートワークができるサービスを3つご紹介します。
これらはワーケーション用のホテルを掲載しているわけではないのですが、「ワーケーションを生活の中に取り入れる」ならおすすめしたいサービスとして、取り上げています。

≫ 参考:ワーケーション・ホテルワークのカオスマップ

ADDress

ADDressとは、定額で全国各地にある家に住めるサービスです。

ADDressと提携した全国100箇所以上の家に、月額4.4万円(税込)で住み放題となります。
敷金や礼金、補償金などの初期費用は一切かからず、何度でも移動可能です。

さらに、Wi-Fiや個室の寝具、キッチンや調理器具、家具や洗濯機などのリモートワークに必要な設備は全ての家に完備されています。

ADDressは、忙しい暮らしの中でも生活の質を高めたい方や、自然に囲まれた環境でリモートワークを行いたい方など、幅広い年代・目的でご利用いただいております。

また、同伴者(家族・固定のパートナー1名)は追加料金なしで滞在できるため、普段とは違う環境でリモートワークをしたい方はぜひチェックしてみてください。

詳しくは、「ADDress」をご覧ください。

Unito

Unitoとは、簡単にいうと「住居のサブスクリプション」です。

場所は東京23区内にあり、ミレニアル世代が求める暮らしを徹底的に追求しました。
オフィスから徒歩圏内に住むことで、通勤時の満員電車のストレスを避けられる上に、始業前・始業後の時間に余裕が生まれ、有意義な時間を過ごせます。

詳しくは、「Unito」をご覧ください。

お寺ステイ

お寺ステイ

お寺ステイとは、その名の通り全国各地のお寺に滞在できるサービスです。

まるでお寺で暮らすような非日常的な体験を味わいながら、家やオフィスではできないリモートワークが実現できます。

各お寺では、座禅や写経、ヨガや塗香づくりなどの体験を通じて、日常とは異なる貴重な時間をお過ごしいただけます。

詳しくは、「お寺ステイ」をご覧ください。

まとめ

本記事では、ワーケーションをする際の失敗しないホテル選びのポイントや、おすすめのサービス例まで詳しくご紹介しました。

ワーケーション向け宿泊検索サイト「Otell」では、宿泊者の目的に合わせて最適な施設をお選びいただけます。さらに、各施設の詳細ページには、アメニティや朝食・夕食の有無、設備(ランドリーやキッチン)などの詳しい情報が記載されているため、知りたい情報をすぐに確認することが可能です。

Otellでは、リモートワークに適した仕事環境の基準を満たした施設のみを掲載しているので、「設備が足りなくて快適に仕事ができなかった」という失敗はありません。

普段とは違う環境でリモートワークがしたい方は、ぜひOtellで素敵な時間をお過ごしください。


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