Candy Crush Sagaマスコットの中の人と仲良くなり舞台裏に入れてもらいました@Casual Connect San Francisco
こんにちは。新卒4年目の平田夏鈴です。今サンフランシスコにおります。
7月8日よりこちらに滞在しており、もう一ヶ月も経ってしまいました・・今年いっぱいサンフランシスコに滞在することになってます。
(ちなみに夏は猛暑らしいのですが、私はサンフランシスコ市内で凍えてます。冬服持って来ればよかった…)
サンフランシスコの現地情報やどんなことをやっているかとか色々ご紹介したいことがあるのですが、今回はそもそもどういう経緯で今私がサンフランシスコにいることになったのかをご紹介したいと思います。
CFO・部長と過ごした妄想の日々
そもそも私は入社当初スクールガーディアンの営業をしていました。
海外事業に関わるきっかけになったのは入社二年目になる前くらい?のフィリピンにある子会社GaiaX Asiaの設立計画で勝手に会議に参加し始めたことが最初でした。GaiaX Asiaの経緯は大先輩の石川さんに任せるとして、今でこそ色々な案件の運用をし、規模も広がっているフィリピン拠点でしたが当時は案件数も少なかったため、 現地の一部のメンバーと一緒に自称セールス&マーケティング担当として海外営業を始めました。
海外営業といってもノウハウも経験もないですし、予算もなかったので、まずは世界中にひたすらメルアポ・テレアポをして市場を知る、という地道な戦略。それをフィリピン人のメンバーが行い、週1回の定例で報告してもらう、しかもその定例会議の日本側の参加メンバーは、当時CFOの小高さん・部長の江戸さん・私、というなんとも不思議な空間で、みんなこの時間はリラックス&英語学習時間的なノリでした(ちょっと語弊があるかと思いますが空気感が伝わるといいな…)
そんなドベンチャーの中、フィリピンのメンバーが頑張っており、だんだんと海外営業をもっと考えてもいいんじゃない!?という雰囲気になり(3人ともフットワークとノリだけは軽かった)本格的に営業計画を考えてみたい!という感じで、私&江戸さんの二人の妄想会議を定期的に行うようになりました。
本当に、私はもちろんのこと江戸さんも日本ではバリバリ優秀な事業リーダーですが、海外に関しては全然分からないねーーー!という状況だったので、ここはチャンス!とばかりに、対等に&偉そうに妄想ディスカッションをしてました。
海外妄想熱がどんどん高まってきたある日、ついに定例終了後「やっぱ行ってみないと分からないよねー」という発言をきっかけに、とりあえずITの最先端ぽいシリコンバレーに行ってみよう!というゆるふわな話になり、次の定例まで誰に会えるか、どこに行くべきか情報を集めることに。
特に私もその出張に入れてもらえることは明示されていませんでしたが、勝手に二人のスケジューラーで出張予定を抑え、情報を集め、ちゃっかりジョインさせてもらいました(ちなみに集めた情報は知り合いのレストランとか…)
そして今から2年前の2月についにサンフランシスコへ!!
せっかく連れていってもらうからにはホテルとかレンタカーの手配くらい一番下っ端の私がやればいいものの、ぼーっとしてたら小高さんがやってくれていました。(さすが!!)
その後も子会社の関連で社長・小高さんがシンガポールに行っていたのでそのうちの1回にもちゃっかり着いて行かせてもらったり(この時も社長がホテルの手配をしてくれました…)、
某企業に小高さん・江戸さんとお伺いした後の3人の飲みの席でこれまたノリで?、「中国やっぱり熱い!」という話になり、飲み会の最中に出張スケジュールを抑えにいったりと、身を削る思いで様々な地域の情報収集をしていました。
その甲斐もあって、この頃には現地の状況+独自に行ったオンラインリサーチにてサンフランシスコがやはりベストなエリアでは、という話になっていました。
こんだけちょぴーーっとのテイスティングで50ドル・・・でも激うま
ガイアックス元インターンの大江君と江戸さんでディナー。よく考えればこのメンバーで本当に一番最初はGaiaX Asiaの設立について話してたんですよね
フィリピン滞在提案から最終的にサンフランシスコに
とはいえみんなこの海外営業がメイン業務ではなく、他にも山ほどやることがいっぱいあり、なかなか最終的な判断を決めかねていた時、きっかけをくれたのはGaiaX Asiaの石川さんでした。
別件でGaiaX Asiaに出張をし、久しぶりに石川さんと長く話す時間があり、色々話していた中で、GaiaX Asiaにいる営業メンバーのリーダーとしてフィリピンに赴任しない?と誘っていただきました。
オフィスまでの道に虫がいっぱいいること以外は大好きなオフィス&メンバーですし、まだ必死に仕事をしてるっていう感じがしてないな、っていう気がしていたのですごく魅力的なオファー。
かつ、チームをマネジメントする、ということを今まで考えたことがなく、素晴らしい経験になると思い、10日間の滞在の間にGaiaX Asia営業チームの下半期営業計画を作り、石川さんとも相談し、帰国後部長に提案しました。
突然、かつ、ものすごいゴリゴリの提案にも関わらず、真剣に聞いてもらい、その後スピーディーに考えてもらい、何度かディスカッションした上で、提案してから一ヶ月後にはサンフランシスコ赴任が決定。決定したその日に旦那様を王将に呼び出し、サンフランシスコに赴任する旨を伝え(多分)快諾してもらいました。
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もっと色々紆余曲折・・・はしてないですが、色々なストーリーがあるのですが、簡単に説明するとこんな感じです。最初にサンフランシスコ出張した時はその2年後に住むなんて考えず、ワインばっかり飲んでいましたが、長年の夢だった海外で仕事をすることが叶いとても嬉しいです。
改めて、周りの人に恵まれていると感じずにはいられないこの頃。それもこれも生意気にもゴリゴリ入り込んだ私を、面倒臭がらず(少なくとも私から見たら)受け入れてくれた諸先輩方や、めちゃくちゃ優秀で私のめちゃくちゃな業務をぱくっと(少なくとも私から見たら)引き継いでくれた後輩達&家族に超感謝してます。
とはいえ、これは全然ゴールではなく、夢物語で終わらせず、次に繋げられるよう、残りの時間どんなにストレス太りしてもいいくらい頑張ろうと思います。(社会人になってから今が一番カオスな状態です)
サンフランシスコに来る方は是非お声かけください!そしてその際は日本から買ってきてもらいたいリストをお渡しします。9月は暖かくて気持ちいらしいので9月〜10月頭くらいがいいと思います!
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<社内報じゃない報編集部より>
採用時の面接の時から「海外で仕事がしたい」「何もできあがっていない環境に飛び込んでみたい」と公言していた平田さんを知る身としては、「そういえば私、7月からサンフランシスコに行くことになりました」という話を(実にサラッと)聞いたとき、とても感慨深い気持ちになりました。普段から、彼女はどんな時も「私、今苦労してるんです」という顏を見せないタフウーマン。ゆえに、今回のブログも面白おかしく?綴ってくれましたが、拠点も何もない場所に一人切り込んでいくという決断やそこまでの道のりは単純じゃなかったはず(スピード感はこの記事そのままだと思いますが)
どこへ行ってもすぐに友だちをつくれる夏鈴ちゃんですが、私たちから応援の気持ちを何かで伝えられないかなーと思い、最後にサプライズ企画を!ブログの補足解説?も兼ねて、今回ブログに登場した、小高さん、江戸さん、大江くん(fromジャカルタ!)からコメントを頂きました!(社内報じゃない報編集長:大嶋)
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From 小高
平田さんは最高の新人だと思います!どんどん提案してくれるし、一緒にいて楽しい。コミュニケーション能力が高いから、日本・海外問わずどこにでも切り込んでいけます! SFでひとり頑張ってると思いますが、日本から応援してますよー
※ちなみにこのブログ、おそろしくライブ感がある感じに書かれていていいですねw 平田さんとはまたいつか楽しい出張したいですよ!
From 大江
GaiaX / GaiaX Asia元インターンの大江です。 私は、3年ほど前の江戸さんの「海外事業リサーチしてみる?」という軽い(?)一声に始まり、夏鈴さんとGaiaX Asia立ち上げ初期に(私は微力・短期ながら)一緒に携わっておりました。
夏鈴さんは非常にゆるふわなタッチで諸々の経緯を纏られていますが、敢えて初期時の補足をさせて頂くと、当時の夏鈴さんが他業務で忙殺されながらも、進出候補国(主に夏鈴さんが行きたい国)に関する必要情報(食事とかも含め)取得・調査された故、生々しく、熱の入った議論を起こし、チームを先導されていた様は圧巻で、おこぼれを預かった私は、未だに夏鈴さんには頭が上がりません。完全なる推察ですが、きっとサンフランシスコ行きの際も、半端ない思いのもと、会社を意思決定にぐいぐい引っ張っていかれていたものかと思います。
From 江戸
サンフランシスコにセールス/マーケティング拠点を立ち上げてきた経緯は、平田から書いてもらった通りですが(いや、実際は、もっと冷静に分析しましたけれど、、、ターゲット企業のロケーション分析とか、、、)、判断として、平田を選抜したのは、自ら考え、物怖じしない行動力が一番の理由です。海外といっても、結局は人。懐に飛び込み、関係を築き、そこから新しいものは生まれると思います。心配なので進捗は細かく報告してもらいますが、存分にやってください。
>夏鈴さん
サンフランシスコ赴任されているとのことで、フィリピン拠点立ち上げ時の石川さんを思うとゼロから膨大にやることがあるんだろうなと容易に想像しますが、(石川さんもそうですが)夏鈴さんの持ち前の日本人離れした情熱とパフォーマンスで一旗揚げてこられるものと確信してますし、それを前提に遠からず早速サンフランシスコ旅行の計画を進めたく思っております。東南アジアから買ってきてもらいたいものリスト、もしございましたらお声掛け下さいませ。