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20周年を迎えて Beyond Boundaries 〜境界を越える〜

  • 最終更新: 2023年9月6日

2019年3月5日、ガイアックスは設立20周年を迎えました。20周年目の想いを代表の上田より、ブログにて複数回に渡り、届けさせていただきます(内容は20周年パーティで配布の冊子に記載のものです)。
以下、株式会社ガイアックス 上田祐司(創業者・代表執行役社長)からのメッセージです。

Beyond Boundaries 〜境界を越える〜

イノベーションは、常識やルールを超えたところにあります。私たちは、境界を超えていこうとしない限り、前向きな変化を起こすことはできないのです。
「ガイア(地球)」は、私たちが持っているたった一つの住みかです。地球が永らえるため、私たち人類はお互いの違いを乗り越えて、地球が大切に維持されるよう見守る必要があります。
ガイアックスは、他人同士であることを超えて、つまり、人と人との境界を超え、お互いを自分のことのように思いやることによって、心からつながり、1つとなって全体が幸せになることの実現を目指します。

会社を設立してから20年

素晴らしいメンバーと皆さまのおかげで、ガイアックスは20年間を通じ社会にインパクトを与え続けてきました。本当に皆さまのおかげです。ありがとうございます。過去のことについては、いつ思い返しても、心の底から満足な気持ちです。また、すごく感謝もしています。
でも、これから向かう未来へは、このままのペースでは辿り着けません。今のペースでの成長のままでは、ただ一言「悔しい」です。ガイアックスは、もっと社会に貢献したいです。もっと大きく前向きなインパクトを社会に与えたいです。そして、役に立つことをもって、社会に存在させてもらいたいのです。
「20年もやった挙げ句にこのザマか。」
そうなのです。
だからこそ、次の10年・20年も、きっとこのままかもしれないのです。怖いです。20年もやってきているからこそ、私たちは、変化ができなくなってしまっています。20年もやってきたからこそ、自分たち自身の戒めのために「境界を超えなければ」と強く思います。
これまでの20年で作られてしまった自分たちの当たり前を、周りへの境界を、自分たちのやれることの限界イメージを、必ずこれから超えていくと宣言します。これまでの頭の中にある限界を超えて、私たちの社会における役割を成長させていきます。

「アヘン貿易」

当時のイギリスは、茶、陶磁器、絹を大量に清から輸入していた。一方、イギリスから清へ輸出されるものは時計や望遠鏡のような富裕層向けの物品はあったものの、大量に輸出可能な製品が存在しなかったうえ、イギリスの大幅な輸入超過であった。イギリスは産業革命による資本蓄積やアメリカ独立戦争の戦費確保のため、銀の国外流出を抑制する政策をとった。そのためイギリスは植民地のインドで栽培した麻薬であるアヘンを清に密輸出する事で超過分を相殺し、三角貿易を整えることとなった。
中国の明代末期からアヘン吸引の習慣が広まり、清代の1796年(嘉慶元年)にアヘン輸入禁止となる。以降19世紀に入ってからも何度となく禁止令が発せられたが、アヘンの密輸入は止まず、国内産アヘンの取り締まりも効果がなかったので、清国内にアヘン吸引の悪弊が広まっていき、健康を害する者が多くなり、風紀も退廃していった。また、人口が18世紀以降急増したことに伴い、民度が低下し、自暴自棄の下層民が増えたこともそれを助長させた。アヘンの代金は銀で決済したことから、アヘンの輸入量増加により貿易収支が逆転、清国内の銀保有量が激減し後述のとおり銀の高騰を招いた。
引用:「阿片戦争」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2019/02/21 19:00(日本時間)現在での最新版を取得。

イギリスは、アヘン貿易により膨大な富を築きました。仮に、これを商品・サービスとして分析してみると、チャーンレート(解約率)低いです。PM-Fit(Product/Marketing-Fit)しています。完璧なマーケティングです。超優良企業です。
※:製品・サービスが良い市場に位置し、その市場を満足させることができている状態
もしかしたら、資本主義社会でがんばっている私たちは、単に、一生懸命に現代のアヘンを売っているだけかもしれません。資本主義社会の奥底の部分は、アヘン貿易の時代から何も変わっていないのかもしれません。
なぜ私たちの周りには、こんなにモノが溢れているのに、さらにたくさんのモノを作って売ろうとするのでしょうか。
なぜ私たちは、大衆にもっとたくさんのものを欲しがらせようとしているのでしょうか。
そして、なぜ、消費者としての私たちは、たくさんのモノを欲してしまうのでしょうか。
そうなのです。現代でも「モノ」という麻薬に侵されているのです。
麻薬に侵されている頭は、決して「おい、俺の体!早起きして、ランニングして汗をかいて、健康的な食事をして、モノに頼らず、仲間と語らって、幸せを感じろ!」とは命令を発しません。もはや、そんなことは無理なのです。それでも、ちょっと先の僕たちの未来を考えてみてください。そして明日は、がんばって一緒に少しでも早起きしませんか。資本主義社会の枠組みから、がんばって少しだけ抜け出て、健康的な社会を作りませんか。

差別の撤廃

信じられないことですが、、、
昔は、見ず知らずの他人を差別していました。
親戚や友人は自分の家に泊めているのに、他人は決して自分の家に泊まらせなかったのです。
友達であれば、わざわざこたつから出て、駅まで送ってあげるのに、他人は、目的地が同じ方向だったとしても、座席が空いていたとしても、送ってあげないのです。
食事も知り合いとは積極的に一緒にテーブルを囲むのに、他人は同じテーブルに座らせないのです。
友達とは遊びに行ったり、プロバスケットリーグを見に行ったりするのに、他人とは遊びに行かないのです。
町中で、複数人で歩いているグループは、信じられないことですが、もれなくすべて、家族とか同僚とか知り合いとかのグループだったのです。
早く、そんな話を、昔話として語り合いたいです。
「知り合い」と、「他人」とで、態度や対応を変えるべきではありません。他人への差別というものは、いわば、昔の米国の有色人種への差別と変わりません。フラットに、そして合理的かつ効率的に接するべきです。
いまこそ差別撤廃の声を挙げて、一緒にデモ行進をしていきましょう!
もちろん、大切なことは「知り合い」と「他人」との差別撤廃だけではありません。「自分」のことを「自分以外」より大切にする。そもそも、これ自体が差別的なのです。
こういった差別を決して許さない感覚が一般的な時代へアップデートします。
自分も、知り合いも、他人もつながって、どこまでが自分、どこからが他人かわからない社会を、私たちガイアックスは作ります。
「あれ?!この家って、誰の家?」
「ところで、君の名前は何だったっけ?」
ガイア理論の世界観のとおり、私たちガイアックスは、地球を1つの生命体にします。
20周年を迎えるにあたり、改めて、この決意を胸にして、絶対にあきらめることなく、邁進してまいります。

Gaiaxは、人と人とのつながりを通して社会を取り巻く問題の解決を目指すスタートアップスタジオです。このミッションを果たすべく、多くの人が集い、語り合い、ともに行動する拠点としてNagatacho GRiDをオープンしました。ここには、自由に使えるシェアスペースや沢山のイベントがあります。
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