桑村美奈子
株式会社ガイアックス aini ビジネスチーム
今回、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレンジャパン様の「夏休み体験プログラム」に協力させていただきました。夏休みのような長期の休みは子どもたちが様々な体験をし、学びを得ることができる大切な期間です。その一方でセーブ・ザ・チルドレン様の支援している子どもたちの中にはそれが難しい環境にある子どもたちもいます。
今回のイベントではセーブ・ザ・チルドレン様の趣旨に沖縄美ら海水族館様と共に賛同し開催に至りました。
子どもたちはバーチャル空間の中ですぐにアバターを使いこなし、アバター同士で交流も行っていました。また、子どもたちからはバーチャル空間であること、アバターで参加することから「リアルの場の交流より安心して参加することができた」というコメントもいただきバーチャル空間でのイベントの可能性を感じました。
開催日
8月15日(月)11:00~15:00
対象年齢
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの活動でつながっている小学校4年生から6年生の子どもたち15名
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとは
セーブ・ザ・チルドレンは、生きる・育つ・守られる・参加する「子どもの権利」が実現された世界を目指して活動する国際NGOです。1919年にイギリスで創設され、現在、世界約120ヶ国で子ども支援活動を実施しています。日本では1986年にセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立され、国内外で活動を展開しています。
背景
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、日本国内の子どもの貧困問題解決に向けた活動を行っています。その一環として、この8月に「夏休み体験プログラム」を実施しています。長期休暇中、普段できないさまざまな体験をする子どもたちも多いでしょう。スポーツやレクリエーションなど、多様な学びの機会を得ることは子どもたちの大切な権利の一つです。しかし、これまでセーブ・ザ・チルドレンがつながってきた子どもたちの中からは、そうした経験をすることが難しいという声が届いていました。そこで、セーブ・ザ・チルドレンではつながりのある小学校4年生から高校生世代の子どもたちに向けて「夏休み体験プログラム」を開始しました。 株式会社ガイアックスならびに沖縄美ら海水族館は、この趣旨にともに賛同したことでイベントへの協力および開催に至りました。
当日開催したプログラム
参加した子どもからのコメント
- バーチャルだったら自分の顔を出さずに安心して参加できた。
- アバターでみんなで踊ったりして楽しかった。
- サメの種類や食べるものを知れてよかった。
- この体験はただの映像だけではなく、アバターを自分で動かして見るというのがとてもおもしろかった。
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンからのコメント
国内事業部 北見 美代氏
今回はほとんどの参加者が美ら海水族館が初体験ということで、初めは操作方法に少し戸惑っていましたが、すぐに自分でアバターを動かし、スイスイと水族館内を散策して楽しんでいました。コロナ下ということもあり、なかなか旅行に行くことも難しい状況ですが、ガイアックスさんのご協力により、無料で美ら海水族館まで旅行した気持ちになって海の生き物について学ぶ機会を得られ、子どもたちも保護者も大変喜んでいました!