地域体験のCtoCマッチングサービス「TABICA(たびか)https://tabica.jp/」を運営する、株式会社ガイアックス(所在地:東京都千代田区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775、以下ガイアックス)と、2017年2月より提携を開始した佐賀県多久市(たくし、市長:横尾俊彦)は、2019年3月4日より、さらなる多久市ならでは「人」や「地域」の魅力を生かした着地型観光体験の開発をおこなうべく、新たな企画として「多久市偏愛紀行」を開始します。両者は、国内外観光客の増加によって市全体の生活水準の向上と、人口が減少する地方自治体における地域活性化のロールモデルとなることを目指します。

■サービス背景1:人口減少により、地方は経済規模および生活水準がいっそう低下するおそれ

現在、日本全国では少子高齢化や人口減少と共に各地方地域からの人口流失にも歯止めがかからない状態となっています。総務省統計局の人口推計(2014(平成26)年 10月1日現在)によると、全国の都道府県のうち、前年に比べて人口が増加した地域はたったの7都県で、一方の人口が減少した地域は40道府県にも上ります。また、人口が減少した40道府県の地域のうち、38道府県もの地域が自然減少かつ社会減少となっており、ただでさえ少子高齢化の進行が激しい地方地域にとって、更なる追い討ちをかける事態となっています。
2019年現在で人口約18,000人の佐賀県多久市においても、自然減少に加えて若者の社会減少がとても多く、2040年には老年人口比率が約40%へと上昇、さらに生産年齢人口比率が約50%まで低下してしまう恐れがあると予想されています。(多久市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン)
このままでは各地方自治体の経済規模の縮小を防ぐことができず、それにともなう生活水準の著しい低下など、さらなる深刻な状態を招いてしまうことが考えられます。

多久市人口移動(「多久市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン」より)

サービス背景2:多久市では、シェアリングエコノミー活用により地域活性化のきざし

そのような背景から佐賀県多久市では、高齢者が活躍できる社会づくりや人口流出への歯止めを1つの大きな目標として掲げ、2016年11月24日にシェアリングシティ宣言をおこないました。
その中で、ガイアックスは2017年10月から約1年半の期間、政府の考案する「地域おこし企業人交流プログラム」の制度を活用し、TABICAから1名を派遣、その仕組みを活用しながら地域コーディネーターである多久市観光協会と共同で観光コンテンツの開発をおこなってきました。その結果、1年間で多久市の魅力を生かした着地型の観光体験が新たに65体験提供され、300人ほどの、市内を含む県内や県外からの交流を生みました。高齢者の方が多い中でも、老若男女問わず体験を提供する「ホスト」として、多くの方が活躍しています。

多久市観光協会がコーディネーターとしてホストとTABICAを連携する仕組み

サービス概要:「多久市偏愛紀行」 | 人の溢れる愛×地域体験をシェア

両者の新たな取り組みとなる「多久市偏愛紀行」では、より一層地域に住む人や地域資源に根ざした着地型観光体験の共同発掘と新たなWEBサイトの開設による、マッチング数の最大化を図っていきます。「溢れる愛に、会いにいこう!」をキャッチフレーズとして、人の「偏愛」な部分や地域資源をコンテンツの起点とすることで、特に高齢者でご活躍される「ホスト」にとっての生きがいや、やりがいの創出と、体験に参加する「ゲスト」にとっての新しい発見による感動の創出を加速させていきます。そういった積み重ねが多久市全体の「稼ぐ力」の向上や、交流人口の増加につながり、結果、住みやすいまちとして市全体の生活水準が向上するよう、一体となって取り組んでいきます。

多久市偏愛紀行で提供される体験一例

木工用ボンドを偏愛する冨永ボンドさんは、「ボンドアート®」と呼ばれる独自の画法を用いて、地域をはじめ、世界でも幅広く活躍されています。冨永さんが開催するボンドアート体験は、自由度が高いうえに失敗が少なく、お子様から年配の方まで幅広い年齢層の方が楽しめる芸術体験として、世界でただ一つの立体絵画の制作体験を提供します。
また、冨永さんの他にも、伝統野菜など地元で農園を営む古閑さんや多久市で代々続く東鶴酒造の野中さんを筆頭に市民が多久市全体を盛り上げます。

多久市商工観光課商工観光係長/内閣官房シェアリングエコノミー伝道師 石上涼子氏コメント

多久市は、地方の自治体の中でも小規模で、人口減少や少子高齢化が進み、街に活気がなくなってきています。街のみんなは素晴らしい人がたくさんいることをお互いに知っていますが、それを表現する場がないのが現状です。
多久市では平成28年にシェアリングシティ宣言を行っており、着地型観光を提供するTABICAに力を入れはじめました。TABICAを通じて65コンテンツ延べ300人がすでに体験に参加しており、多久市市報にも取り上げたことから、多久市民のTABICAへの認知度は広がっています。また、多久市偏愛紀行ではすべての人に輝く場を提供できるよう、地元の素晴らしいスキルを持った方を取り上げ、多久市ならではの経験をしていただくような企画となりました。農業収穫体験や、アート体験、酒造り体験など、この偏愛が、多久市の豊かな自然、古民家や地域の人の良さをみなさんで体感してくださる場となれば幸いです。一度来られたら、病みつきになる多久市を目指して、偏愛紀行をスタートします。

連URL

多久市偏愛紀行 https://saga-taku.tabica.jp/entry/henai-kiko/
地域体験のCtoCマッチングサービス「TABICA(たびか )」 https://tabica.jp/
多久市市役所 https://www.city.taku.lg.jp/
多久市観光協会 http://taku-kankou.com/
多久市まち・ひと・しごと創生人口ビジョン https://www.city.taku.lg.jp/site_files/file/p1a3atbtcm178p15h57oovu521i1.pdf

■株式会社ガイアックス 概要

設立:1999年3月
代表執行役社長:上田 祐司
本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRiD
URL: http://www.gaiax.co.jp/

佐賀県多久市 概要

市長:横尾 俊彦
市役所所在地:佐賀県多久市北多久町大字小侍7-1
URL: https://www.city.taku.lg.jp/

本件に関するお問い合わせ先
株式会社ガイアックス 広報窓口:高野 TEL:03-6869-0018 MAIL: hiroshi.takano@gaiax.com
多久市商工観光課 窓口:石上 TEL:0952-75-2117