永田町引越しを誰よりも喜んだのは、ランナーの自分
ちょうど一年前、2016年春頃。もしかしたら、会社の移転先は永田町になるかもしれない。そんな情報が入ってきた。
まさか会社が皇居の近くに移転?!移転先に永田町が候補に上がったと聞き、マラソンが趣味の私は、「皇居ランに行きやすくなる!」と密かに歓喜した。「あんなボロいビルに引っ越すのは無理そう。」そう呟く移転プロジェクトメンバーの同僚の言葉を聞きつつも、「永田町に決まれ〜!」と本気で祈り、念を送った。
それから数ヶ月後、永田町移転が正式に決定。
こんなにも皇居が近い職場、ランナーにとっては、まさに走らずにはいられない環境!今やらずしていつやるのか。ワクワクしていた。
苦しいのに、何でフルマラソンを走るのか?
自分史上最も太ったことをきっかけに始めたマラソン。やってみたら意外にはまった。こう見えて、以前は周囲がひくほど走ってました。
2013年のシーズンでは、湘南国際、つくば、勝田、板橋シティ、かすみがうらマラソンと、ほぼ毎月フルマラソンを走っている状況でした。本当に狂ってました(笑)自分でも、学生時代はマラソン大会とか大嫌いでしたから、本当に不思議です。
マラソン再開にあたって(2年ほどサボっていた)、これまで自分が何回マラソンを完走したか数えてみました。ウルトラマラソン2回、フルマラソン18回、ハーフマラソン7回、10キロ3回。
マラソンやってない家族や同僚からすると、以前の自分からの変わりようが劇的だったようですが、「一つのことにハマると、いつもそんな感じだよね。」的なことも言われたと思います。
なぜ自分がそこまでハマったのか、振り返って分析してみました。
- ダイエット(痩せたい願望)
- 練習量に比例して結果が出やすい(特に初心者)
- ストレス発散(気分転換に良い)
- 走りながら考えるのが好き(アイデア湧きやすい)
- 1つのことに集中するのが好き(無心になれる)
色々とハマる要素はありますが、マラソンを趣味にしてみて自分との向き合う時間が作れたのが一番大きい要因だった気がします。
単純に、気分転換の方法として自分に合っていたんだと。
しかし、2014年末から新規事業チームへの社内転職を希望して部署移動。色々と不安があったものの、幸運なことに仕事が面白すぎて日々充実していました。そういった仕事の転機を迎え、完全仕事モードに。新しい仕事に集中したかったこともあり、マラソンからは完全に遠ざかりました。1つのことにのめり込むのは長所でもあるのですが、どうしても偏りがちになるのが短所です。
そして、新規事業に身を投じた2年。予想通り、また太りました(笑)。健康診断でバッチリ脂肪肝の診断。完全に元の木阿弥。
その上、なんだか最近オンとオフの切り替えができなくなっていた。
走っていた頃は、生活にランニングを取り入れることで、上手に切り替えられていたのに、本当に残念な現在。
そんなこれまでを振り返り、「永田町に来たからには皇居ラン再開!」と、決意を新たにランを再開したのでありました。
様々な出会いがある練習会
4月下旬、意を決して久しぶりに自分が所属しているランニングチームRunbbitsの練習会に参加してきました。
これまでも、幾度となく練習会に行けなくなり、しばらく会っていなくても、いつもと変わらない雰囲気で迎え入れてくれたチームのみんなには、本当に感謝です。
その日は久々でしたが、特にきつい練習メニューで、1,000m × 5本を本気で走るスピード練習の回でした。これは、1人じゃ絶対できないヤツです。
この日、新たな出会いもありました。なんと自分と同じ、茨城県土浦出身の男性。それも同級生です。サブスリーランナーなので、僕より圧倒的に早いのですが、不思議なご縁を感じました。それまでは、男性が少なかったので良い刺激になりそうです!
また、チームには様々な業界で仕事をされている方が参加しているので、異業種の方々との交流も一つの魅力です。諸先輩がたから人生のアドバイスもいただけるので、自分を客観的にみる良い機会にもなり、職場とは違うコミュニティから学べることも本当多いです。
目指せ20回目のマラソン完走!
今後の目標は、来シーズンで茨城5大マラソン大会(勝手に命名)完走です。
水戸黄門漫遊マラソン、つくばマラソン、勝田マラソン、はなももマラソンとかすみがうらマラソン。この5つを完走することを目標にがんばろうと思います。もし、水戸、つくばと順調にエントリーできたらつくばマラソンが20回目となるので、まずはそれを目標にがんばります。
将来的には、娘が大きくなった時に一緒に走れる体力がある状態を継続したい。欲を言うと、親子でマラソン大会に参加!を目標にしていきたいと思います。
おすすめランスポット&練習会
Nagatacho GRID近くにあるadidas RUNBASEを利用すると皇居まで最短距離で皇居ランを楽しめます。初心者から上級者まで楽しめるRunbbitsの練習会に興味がある方は、ぜひFacebookページをチェックしてみてください。一緒に皇居ランへ行きましょう!