論理的思考
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スピーディに有効なアイディアを多く出す
これからの時代に必要な、また大きな付加価値となるべく「イノベーション」や「アイデア」は、実は思いつきだけでは出てきません。論理的な思考があってこそ、スピーディに有効なアイデアを多く出すことが可能です。
私たちは、今まさに急成長している市場に位置しています。それはインターネット上にあるコミュニケーションの市場です。近年インターネットが社会に浸透してきたとはいえ、国民全体で見るとインターネットを使いこなせていない方はいまだ多くいます。しかしそれらも、これから先、確実に社会に浸透し今まで以上にネット上でコミュニケーションをするのが当たり前の状態になるでしょう。
それが、SNSなのか、インスタントメッセンジャーなのか、はたまたもっと別のものなのかは残念ながら分かりません。またその一連のサービスの中でどの部分を担当するのが、最も高付加価値なのかも分かりません。これからどのような市場になるのかまったく見当がつきません。
コミュニケーションの欲求が高まっている
モノあまりの現代においては、ただモノを提供するだけでは多くの方は全く満足を感じません。 車や家電製品などを所有することや、美味しい物を食べる事に対する満足度は、過去から低下するいっぽうです。いわば、100円ショップやマクドナルドが提供するもので十分なわけです。
今は、そのような物的欲求よりも、「他の人に認められたい」「気の会う仲間の一員になりたい」などの心的欲求を求めています。つまりコミュニケーションの欲求が高まっているのです。
私が高校生だった頃に携帯電話のサービスがスタートしました。携帯電話はコミュニケーションを提供する非常にすばらしいサービスです。また、現代人においては肌身離さず所有しているものであり、最も大切なものであると思います。もちろん携帯電話という機器が大切なのではなく、携帯電話というテクノロジーと一連のサービスにより、大切な人とつながっているということに満足を感じます。
(当たり前すぎて満足するものから必須なものに変わりつつありますが。)
パイの取り合いでなく、これから社会が求めるサービス
現在、普及しつつある「インターネット」というテクノロジーは、コミュニケーションのサービスの世界にとても大きなインパクトを与えました。皆様も感じていらっしゃる通り、非常に大きな革新です。
しかしながら革新が大きすぎ、最近は、はっきり言ってどのような切り口が最もインパクトを与えるのか、全くわからない状態です。もちろん「携帯できる」というテクノロジーを遥かに超える大きなインパクトを与えているのは間違いないでしょう。
たとえば就職活動ひとつ取っても、同業界を回っていらっしゃる方との情報交換が可能である「jobweb」のような概念のサービスのおかげで、昔では考えられなかった情報収集が可能になったのではないかと思います。
社会に提供できる付加価値が縮小していく市場の中でパイの取り合いをするより、社会全体がどんどん求めはじめてくるサービスを提供する方が、どれだけ社会的意義が多いでしょう。
次世代の事業を作り出すのは楽しくてしょうがない
新しい事業というのは、10回やって9回は失敗すると言われています。いろいろなベンチャー企業を見てきましたが、実際にそうだと思います。だからこそ、エキサイティングで、楽しくて、且つ社会に有意義なのです。
アメリカの学生は、小学生・中学生の時から何らかのアルバイトを始め、優秀な人は高校生で商売ごっこのようなものを行い、さらに大学生になると、本格的な事業を開始する人が非常に多くいます。
マイクロソフトのビル・ゲイツ、ネットスケープナビゲーターのマーク・アンドリーセン、デルコンピューターのマイケル・デル、ヤフーのジェリー・ヤン。彼らはすべて大学在学中から事業を開始し、その後の時代を担っている産業を作り出した例です。
大学を卒業した後に、優秀な学生は大手企業に就職しもっと優秀な学生はベンチャー企業に就職し、もっと優秀な学生は卒業を待たずして起業している、などということは有名な話です。それほどベンチャーというのは、また次世代の事業を創り出すのは楽しくて楽しくてしょうがないものです。
研ぎ澄まされた論理的思考
しかしながら、それほど難しいものであるために、非常に研ぎ澄まされた論理的思考が必要になります。
どのように行動すれば成功確率をあげることができるか?
成功したときにどのように競合が参入できないような障壁を作り上げるのか?
失敗したときに損失をいかに食い止めるか?
この新しい産業におけるルールはどのようなルールであるべきか?
これらを考えなければなりません。
決してユニークなアイデアでヒットすれば良いというものではありません。仮にユニークなアイデアがあったとしたら、それに加えて論理的な思考で現実化させるステップを設計しなければなりません。またユニークなアイデアが連続的に自社に集まってくる仕組み作りを行わなければなりません。
ビジネスを「再構築」する世界的な潮流
今の日本の産業界は、デコンストラクションの時代と言われています。デコンストラクションというのは、直訳すると「脱構築」となりますが、要は、事業環境の変化が大きく事業自体を全て解体し一から再構築するという意味です。
例えば、世界的に有名で歴史ある百科事典の会社であるブリタニカは、インターネットの普及と共に「本」という形態をとる意義を問われ、さらに情報を一定のサイズに編集し順番にまとめるという意味合い自体も薄れ、結局身売りを余儀なくされました。
既存の事業ですら時代の移り変わりに伴ってすべてを再構築しなければなりません。
このような再構築においても非常に論理的な思考が必要です。
今までの経験論や当たり前の考え方を的確に崩し、あるべき姿に再構築する際において、論理的に利害関係者の考え方から一つ一つ検証を積み立てていくことが大切です。
いろいろな実務経験や資格を売りにする人はガイアックスには必要ありません。
過去の実務や過去の人生において、いかに論理的に思考し物事のコアバリューを見極め、企画運営や業務を成し遂げてきたか?を売りにする方を求めています。






