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ガイアックスグループの強み

  • 最終更新: 2023年11月9日

2009年10月にガイアックスに入社。2017年2月にアディッシュに転籍しました。ガイアックスグループ9年目になりました。

前職ではデジタルカメラを作る会社にいました。デジカメ業界は「効率化」が進んでいて、1つの機種を出荷するまでにやるべきことが洗い出され、作業はプロセス化され、決まったことを決まった順番に進めることで開発、製造を進めていました。
メリットとしては「誰がやっても一定の品質のものをアウトプットできる」ことです。100人以上の人が関わるようなプロジェクトでは、その都度やりかたを考えていたのでは非効率で先に進みません。(なるべく)考えなくてもいいように、誰が、いつ、何をやるか、が明確にしてあります。逆にデメリットとしては変化に弱いことです。時代遅れなやり方だったとしても、多くの人が関わっていて、継続して稼働してきているプロセスを変えることは難しいので変えられないし、変えようとも思わなくなります。
そんな環境にいた自分がWeb業界のガイアックスにきて感じたことを書きます。
入社してまず感じたのは、「なんも決まってないんだな」でした。当時、社内には開発プロジェクトが複数存在していましたが、プログラミング言語、プロジェクト管理ツールはもちろん、プロジェクトの進め方、リリース手順、、、などなど、「そのチームにお任せ」な状態でした。今でこそ「アジャイル」「スクラム」というような考えが社内にも浸透してきましたが、当時はそのような前向きな感じではなく、「決まってないので都度考えて決めるという非効率な状態」(と私は感じた)でした。
前職からの影響で「標準化、ルール化するのが大事。それで効率が上がる」と思っていた私はやりにくさを感じていましたが、次第に「これはこれでアリなんだな」と思うようになりました。その理由を自分なりに考えると、

  • デジカメのような重厚長大なプロジェクト(100人以上で1年くらいかかる)ではない
  • Web業界では変化に対応しながら短期間でアウトプットすることが求められる
  • だからルールを決め切るよりも、その時々の最適解を選択していく
  • 「過去の最適解が今の最適解とは限らないので、合わなければ変えていく」という土壌がある

ここで大事なのが最後の土壌のところです。マインドというか企業文化みたいな感じでしょうか。誰が決めたかわからないけど、少なくともこの組織の中での主流を占める、良しとされる考え方。
ガイアックスグループではミッションを大事にしています。「人と人をつなげる」と表現されています。これ以外にも各事業や、チームにもミッションが存在します。これがあることで「我々は何のためにここにいるんだっけ?」「この業務、何のためにやってるんだっけ?」のようなことでブレることがなくなります。
ミッション達成に向かう手段として、ある時点で一度決めたこと(プロセスやルール、手順書など)であっても、もっといい達成手段が見つかったら変えていくべき、というのがこの会社にいる人たちの根底にはあると感じています。一度決めたことを 変える/変えられてしまうことにネガティブな感情になることは誰でもあると思います。そのリスクを取ってでも、自分(たち)の責任で、新しいことにチャレンジしていく、そんな空気が社内にあります。

Takayoshi Sakaino


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