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働くとーちゃんが、社内初の男性育児休業を取得 その2

  • 最終更新: 2023年9月6日

Needle-Moversは、ガイアックスグループの女性が『悩みながらも自ら一歩踏み出す』姿をテーマにしたWebサイトです。
“女性が”とありますが、社内で初めての育児休業を取得した自分も男性目線での育児についてのプロジェクトを立ち上げました。2回に渡るブログを通じてその様子をお伝えしていきます。前編では、育児休業とはそもそも何なのか、また、取得するまでの経緯についてまとめてみました。今回はその2回目の記事です。育休中に感じたことや、取得してみた感想などを綴っています。
NeedleMoversのサイトに記事を書きましたので、ぜひご覧ください。

前回の記事では、育休前までの話を書きました。この記事では育休中に感じたことなどをまとめていきたいと思います。
【育休中のはなし】
そんなこんなで育休と出産の準備を慌ただしく進め、息子が無事生まれました。ここからは育休中の話をまとめていきたいと思います。
育休前の話でも触れましたが、2回にわけて育休を取得をしました。制度についての細かい内容は書きませんが、1度目は生まれてすぐ短く取得。2度目は自分の仕事を調整し、4ヶ月取得しました。1度目については出産で疲れた妻を支えるためで、2度目は子どもとの時間をもちたいという感じです。
育休中にしたとこは、赤ちゃんに関すること全て。オムツ替えやミルクはもちろん、離乳食作りも積極的にやりました。ミルクを噴水のように盛大に吹き出したのを浴びたり、ハンドブレンダーを使って離乳食をたくさん作り冷凍したり、すべてが楽しくとても充実した時間でした。
男性の育児参加は珍しいとか、もっと参加してほしいという意見があったり、行政による育児参加を呼びかける体験会へ(ほぼ)強制参加したりしましたが、自分としては自分の子どもの面倒をみるのは普通だよなという感じでしたし、何よりも楽しんで取り組んでいました。この期間の子どもに起こることや、日々の作業の進め方に関しても色々な知見はたまりましたが、他所でも情報があるのでこの記事では書きません。機会があればまた別の記事で書きたいと思います。

kikuchi
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【社会との接点がなくなるということ】
それでは育児休業中の話ですが、とにかくつらかったことがあります。それは社会との接点がなくなるということです。育休を取る前は、会社での業務や趣味のつながりなどで家族以外の人と多く話す機会がありましたが、育休を取ったことにより機会が激減し、社会から取り残されている感覚になりました。そして育休が終わっても社会に復帰できるか、不安や焦りも感じました。
この話題はテレビや本などで育児休業中の”母親”の話題として目にしていましたが、いざ実際に自分がその立場になると、身にしみてそのつらさが分かりました。上司は機会を見つけては社内や部署の情報を共有してくれ、休日には友人が会いに来てくれて会話をしたりしましたが、このときは取り残されている感覚が減り、改めて社会や人とのつながりの中で生活しているのだと感じました。
【子どもと一緒に親として成長する】
一方ポジティブな話をすると、やはり子どもの成長をすぐ側で見て、支えられたことは本当に良かったと思いました。生まれたばかりのときは、泣くだけであまり動くこともできない赤ちゃんが、ミルクの飲む量が増え、離乳食を食べられるようになり、自分の力で寝返りをするようになる。表情が豊かになり、自分の言ったことでニッコリと笑ってくれる。ひとつひとつ出来ていく事が増える瞬間に立ち会い、それを自分たち親が支えているという事を感じられたことは、かけがえのない経験だったと思います。
当たり前のことかもしれませんが、子どもが生まれてすぐは、親も”親として生まれたばかり”で、親としての右も左もわかりません。つらいこともありますが、こういった機会を通して親としても成長できるのだと感じました。成長速度の早い赤ちゃんの時期にこれを感じ、多くの経験をできたことは、親としての成長もスピードアップしていたと思います。子どもはまだ3歳なので、これからまだまだ多くのことがあると思いますが、できるだけ子どもの側で感じられる環境を作っていきたいと思います。

kikuchi
kikuchi
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【まとめ】
そんな育児休業でしたが、結果的に云うと取得して本当に良かったと思います。楽しかったり、貴重な経験ができたことはもちろんですが、つらい経験ができたことも、これからの人生において役に立つと思いますので本当に良かったと思います。
育児休業を取るか取らないか色々な意見があるとは思いますが、育児休業はあくまでも手段であり、家族が幸せに暮らせるためのものだと考えると、家族や会社とよく相談し、無理なくまわりの人と自分が納得できるよう決める必要があると思います。また、育休は、2回に分けての取得や期間の調整などもできますので、自分のスタイルにあった育児休業を考えるのも重要だと思います。
最後になりますが、育児休業を応援してくれた会社のメンバーや上司、友人には本当に感謝しています。7月には第二子が生まれる予定ですので、また自分や業務の状況にあった育児休業の取得を前向きに考え、家族4人で楽しい生活を送っていきたいと思います。
それではまた別の記事で。
ライター:菊池 正宏


菊池 正宏
2009年にプロダクト開発における品質保証担当として株式会社ガイアックスに中途入社。その後、開発チームのリーダーなどを経験し、現在は技術開発部のマネージャーとしてガイアックスのエンジニア活動を盛り上げるべく活動中。ガイアックスグループで初の男性従業員の育児休業を取得し、日々、仕事と子育てを楽しんでいます。
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