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久しぶりのこちらのブログに登場します。tiny peace kitchenの荒井です。
2月1日に、お陰様で無事にtiny peace kitchenは1周年を迎え、1歳の誕生日を迎えました。

この「お陰様」っていう言葉が、こんなにも心の底から湧き上がる1年は今までありませんでした。

お客様や、取引の方々や、いつも相談に乗ってくれている方々や、お店のメンバーや、tiny peace kitchenをやることを許してくれているガイアックスに対して、「私たちが存在できているのはあなたのおかげです」と伝えたいです。

そして、この一年で痛感したのは、「言語化って大事」ってことです。
新しい事業を作るときには、発起人がうるさいぐらいに繰り返し想いを語る必要があるんだな〜と。

タイトルに書いてある通り自分達の理念をちゃんと言語化したのも、つい最近の話なんです。
実体がない段階で、仰々しいこと言うのが嫌で、「家庭料理を、まいにち食べよう」っていうコンセプトだけを外に対しても発表していましたが、それでは伝わりきらない部分があり・・・

2年目は、もっとちゃんと自分達のこと言語化して、外に対しても勇気を持って発表していこうと思っています。

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年始の社員総会で、珍しくちゃんとプレゼンしてみている荒井

2年目に突入しますが、この一年で「なんで飲食なの?」と質問をされることが多かったので、その問にここで答えてみたいと思います。

東大大学院を卒業して、ITベンチャーに入社して、なんで「わざわざ飲食業」なのか。よく質問を受けます。
もちろん「飲食業で一発当てて一儲けしたいぜ」ってわけじゃないんです

tiny peace kitchenの理念は、「やさしさが連鎖する経済圏をつくる」ことです。
その経済圏を作るためのプラットフォームとして、私は飲食店を選びました

大学院でサステイナビリティ学を専攻したのですが、そこで学んだのは「もっと良い社会を作るために何が必要なのか」という問に向き合い続けることでした。

良い社会って何?何を持続するべきなの?それをどうやって持続するの?って。私が行き着いたのは、人々の幸せを持続すること、というシンプルな答えでした。単純すぎる答えだけど、強烈にそうだ!って思ったんです。

そして、「人々の幸せ」っていうのは漠然としすぎている。「私自身の幸せ」を最大限実現することができれば、少なくとも私と似た価値観・境遇の人は幸せに出来ると思ったんです。こういうことは、「社会」という大きな文脈で考えるよりも、「自分」というパーソナルな文脈で考えたほうが、自分事でよりリアル。

気弱で、極端に平和主義な私が、幸せに生きるために必要なことを突き詰めて考えて行くと「できるだけ人を傷つけないで、心身ともに健康に生きていきたい」ということでした。

社会の仕組みが複雑すぎて、誰のことを傷つけたくなくても、知らないうちにいっぱい傷つけてしまっている現状に、違和感があって。

私たちは暮らしの中で、たくさんのモノを消費して生きています。
でも、そのモノが生産される消費される過程では、環境問題とか、人権問題とか色々と有りますよね。
そして、そんな大げさなことじゃなくても、作っている人が本当は仕事が楽しくなくて、嫌々作っているとかの状況もツライ。なんかポジティブじゃない

本当は人って、人のこと傷つけたくないはずだし、誰かの役に立てたら嬉しいはず。だけど、なんか今の経済活動で生み出されてるつながりってなんだかすぐにファイティングポーズ取り合っちゃう感じが多い。

私は性善説で生きているので、人って優しい存在だと思ってるんです。
その優しさがもっと引き出されて、それが連鎖していくようなつながりで経済圏を作っていければと思っているんです。

そういう経済圏を作っていくためには、数値で管理できるようなレギュレーションを作って、それをアプライして・・・とかじゃなくて。

自分たちの嗅覚で手繰り寄せるように、仲間集めをしていくことが必要だと思っています。少なくとも、私はそういうやり方しかできない。

だからこそ、そんな経済圏を作っていくための、プラットフォームとして、飲食店をやりたいと思ったんです。飲食店では、どんな生産者とつながり、どんなお客様に何を届けるかを自分達で設計できる。独自の経済圏を作りやすい。そしてイベントや日々のコミュニケーションを通じて、カルチャーを発信していくことも出来る。

最近はデリバリーも始められたので、お店で待っているだけじゃなくて、自分達で出向いて、出張して新たな繋がりを作っていくこともできる。

そんなわけで、私は飲食店を始めました。まだまだ思い描いた経済圏を作り上げるには、多くの山を超えていかないといけませんが、1年目で良いスタートは切れたと思います。

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社員総会で振る舞われたtiny peace kitchenのお弁当

こんな考えに賛同してくれる方々と、どんどん仲間になって、経済圏を作っていきたいと思います。物理的な距離でつながる昔ながらの村、ではなく、価値観でつながる「バーチャルな村」を構想しています。tiny peace kitchenのバーチャルビレッジ構想。

そんな村にJoinしたいと思ってくれるお客様、パートナーの方、大歓迎です。一緒にバーチャルビレッジを作っていきましょう!


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荒井 智子

2013年4月にガイアックスに入社し、2年間法人営業・海外営業を担当。2015年に「働く人の心と身体を健康にしたい!」と会社に訴え、社内でケータリング型社員食堂をスタート。2017年、社員食堂を進化させた形でNagatacho GRIDにカフェtiny peace kitchenをオープン。

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